初日は…

今朝から山のエリアの風車の丘とバラ園に入ることができるようになりました。

雨が降っていましたが、父が楽しみにしていました。
母が好きだったコスモスが咲いていました。

父が虹が架かっていると教えてくれました(^-^)
この後、5分ほどすると曇ってきたので消えてしまいました。
父が、ちょっとの違いで虹に出会えたことを喜んでいました。

竜巻・突風のメカニズム
　近年、日本でも竜巻によって多くの犠牲者が出ています。
例えば、2006年11月に発生した北海道佐呂間町の竜巻では犠牲者が9名、
大型トラックが飛ばされるなどの被害が発生しました。
近年の不安定な気象条件により、
上昇気流の発生に伴う積乱雲に起因することが注目されていますが、
この積乱雲も寒冷前線や台風に伴って発生します。
（『絵でわかる日本列島の地震・噴火・異常気象』藤岡達也　講談社　2018年）

　アメリカでは、列車や住宅を吹き飛ばし、
自動車も100メートル以上ふっ飛んでしまうトルネードと呼ばれる竜巻が現れます。
このような竜巻は、大規模な「スーパーセル（ supercell ）」によるものです。
大規模な竜巻を発生させる特殊な積乱雲「スーパーセル」は、
通常の積乱雲と異なり、スケールも大きく、
寿命も平均的な積乱雲の10倍以上も長いといわれています。
スーパーセルでは上昇気流に加え、暖かく湿った空気の流入が特に持続し、
下降気流が別の場所で起こるというメカニズムが明らかとなっています。
また、スーパーセルは特色として、一般風の鉛直軸の周りに回転する渦ができること、
低気圧（上から見て反時計回り）に回転していることが挙げられます。
大気中の垂直方向、または水平方向の異なる2点間で
風向きや風速が大きく異なることをシアといい、
鉛直シアのある環境では水平軸周りの渦が発生し、
それが鉛直軸回転に変化してスーパーセルとなります。
（『絵でわかる日本列島の地震・噴火・異常気象』藤岡達也　講談社　2018年）

　日本では、スーパーセルによる大規模な竜巻はまれですが、
アメリカでは次に述べる自然環境から大規模な竜巻が頻発します。
スーパーセルなど竜巻が生じやすいオクラホマ州付近などのアメリカ中西部は、
北極からの寒気団とカリブ海からの暖気団が衝突する地域です。
つまり、北側から来る寒気団と南に発達している暖気団が
ぶつかることによって竜巻が発生しやすい条件は日本と同じといえます。
しかし、アメリカに竜巻が多いのは、
平地が広大というのも大きな要因となっています。
日本のように山が多い場所では風の逃げ道がたくさんでき、
一定方向の風向きが生じる前に分散されるのです。
（『絵でわかる日本列島の地震・噴火・異常気象』藤岡達也　講談社　2018年）

　突風も局地的な現象ですが、時に災害を引き起こします。
なお、日本では突風や竜巻などの風の強さは藤田スケールが用いられます。
1971年にシカゴ大学教授の藤田哲也博士が提唱したものです。
（『絵でわかる日本列島の地震・噴火・異常気象』藤岡達也　講談社　2018年）

日本ではあまり知られていませんが
藤田哲也博士は航空機の安全運行に貢献した人です。
「ブレイブ　勇敢なる者『Ｍｒ．トルネード～気象学で世界を救った男～』」
番組を紹介した記事の最後にダイジェストの動画を見ることができます。

本には、「スーパーセル発生の状況」「藤田スケール」の図や表が載っています。
図などをコーピーすることはできませんので、
本を手に取るか気象庁のHPを参照してください。
「航空機の離着陸時における風との関わり」（気象庁　以下同）

「竜巻発生確度ナウキャストとは」

・竜巻に関する　リーフレット等（リンク集）

挨拶する方達と話していたのは、こんなにひどければ時間がかかりますよねと
公園のスタッフのみなさんが頑張っても限界があるのに
大阪市はなんの援助もしていないように見える。
大阪府や市が市民の健康のために手を打てないのは情けないですねと…

今朝の父の一枚です。
バラ園を訪ねると虹が出ていたので喜んでいました(^-^)
母が好きだったオーストラリアチャンチンやユリノキが
ほとんど倒れていたのを見てショックを受けていました。
時々、雨雲の間から青空が見えたのですが
止みそうもなかったので早めに帰ることにしました。