2018年10月3日水曜日

青空は今日までかな…

今朝も青空でしたが、明日から天気が下り坂とか…
あす3日の晴れは有効に! 服装で体調管理を」(「えりの気象日記」10月2日)

コスモスの地に乱れ伏す季(とき)にして十字彫(ゑ)りたる君の墓子らの墓  吉野秀雄
(『わが胸の底ひに 吉野秀雄の妻として』吉野登美子 彌生書房 1978年)
人のそばにいる変な鳥

(…略…)
スズメはあまりに身近なので、
「鳥とはこういうものだ」と誤解してしまっているかもしれません。
スズメは鳥の代表的な性質を兼ね備えていそうなものですが、
実際のところは、鳥の中でも変わり者の部類に入ります。
 スズメのもっとも変なところは、人のそばにいることです。
多くの鳥は人を恐れます。
そのため、ほとんどの鳥は、山野などの自然豊かなところに生息しています。
対して、スズメは人のそばで生活しようとします。
 スズメのもう一つ変なところは、非常に高い密度で生息しているということです。
町の中でスズメを見かけて、そこから10メートルほど歩くと、別のスズメがいます。
しかし、自然豊かな山の中に行っても、同じ種の鳥は、
こんなに高い頻度で出会うことはありません。
それぞれの鳥は、住み場所や餌を守るために、
ある程度、距離(縄張り)をもって生活しているからです。
 町の中にいる鳥だから高い密度でいるかといえば、そうでもありません。
町の中には、スズメと同じくらいの大きさの鳥として、
シジュウカラやハクセキレイがいますが、
彼らの生息密度は、スズメよりずっと低いのです。
スズメは、一般的な鳥の密度に対して、
数倍から10倍くらい高い密度で生息しています。
なぜこんなにも密度が高いのかはわかりませんが、
スズメは、スズメ同士で縄張り争いなどしませんから、
個体同士の争いに投資するエネルギーが少ない分、
単位面積当たりの個体数が多いのかもしれません。
(『身近な鳥の生活図鑑』三上修 ちくま新書 2015年)

  生も死もたつた一文字小鳥来る  石寒太(かんた)

 生死と書いてショウジと読めば、
生まれかわり死にかわりしている輪廻(りんね)の意。
仏教で生死事大という。
いま人間として生まれ死ぬまでの間、
輪廻の迷いを捨て悟ることが大事と説いているのだ。
人間としての始めと終わりを端的に表現したのが生と死の語である。
同じような用語に「阿吽(あうん)」がある。
人は口を開く呼気「阿(あ)」と発っする声で生まれ、
口を閉ざした吸気「吽(うん)」の音で命を終えるわけだ。
各一語の意味は深遠である。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護 新潮文庫 平成17年)

 秋になるといろんな小鳥が日本に渡って来たり、国内を移動する。
<小鳥来る>は秋の季語。
劉廷芝の七言古詩に「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」とあるように、
年々歳々小鳥は相似ても人の世の無常を嘆じた一句である。
  1943~ 静岡県生まれ。「炎環」主宰。句集『あるき神』『炎環』など。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護 新潮文庫 平成17年)

りゅう・きい【劉希夷】
初唐の詩人。
字は庭芝(廷芝とも)。河南の人。
華麗な七言の歌行をよくした。(651~679?)
(『広辞苑 第六版』)
カリンの実に何か暗号めいた文字?が(^_-)
コカマキリのようですが、左脚の先がない!
狩りをするのは難しいと思いますが、
精一杯生きているp(^-^)q

カマキリの食べ物の研究」(東京都 小学校3年)
馬肥ゆ うまこゆ
秋の駒(こま)、厩出(うまやだ)し<春>、春駒(はるこま)<春>、馬冷(ひや)す<夏>

 馬が寒い冬にそなえて脂肪をたくわえるすがたが、秋の季語になっています。
 荷物運びはもちろん、背中をまるめずには走るので、
古くから乗り物として使われてきました。
日本人の生活と深いつながりのある動物のひとつで、
飛鳥時代には木曾馬などの記録が見られます。
道産子や御崎馬(みさきうま)など約8種の在来馬がいますが、
数が少なく、絶滅が心配されています。
「厩出し」は、冬のあいだ馬小屋に入れておいた馬を、
雪が消える2、3月ごろから放牧するようすをさす季語で、
「春駒」とともに春の活気が感じられます。
「馬冷す」は、川で馬の汗を洗い流し、労をねぎらうようすを季語としたものです。
「馬が合う」とは、馬と乗りての呼吸が合うことで、性格や気が合うことをいいます。
「馬耳東風」は、他人の忠告などを気にとめずに聞きながしている態度のことです。
すばやく、油断もスキもないことを早く走る馬の目をとるようだという意味で
「生き馬の目を抜く」とたとえます。
 馬の肉は、空気にふれるとさくら色になることから桜肉とよばれ、
馬刺しや鍋料理にします。
(『いきもの歳時記<秋>』古舘綾子 文、
     小林絵里子 絵、舘あきら他 写真 童心社 2011年)
歩く姿がスマートなハクセキレイがケンケンしている?
どうも右足を痛めているようです…
それでも懸命に生きています!
(…略…)
さらに一般的なのがハクセキレイです。
ユーラシアからアフリカ大陸北半分のほぼ全域に分布しています。
分布の広さで言えば、一番メジャーなセキレイは多分、
ハクセキレイということになります。

(…略…)

 さて、数十年前まで、ハクセキレイは北日本を中心に繁殖し、
西日本では冬鳥という印象がありました。
私が関西で鳥を見始めた頃にも、冬にしか見かけない鳥だったという記憶があります。
夏にみかけるセキレイといえばセグロセキレイとキセキレイでした。
それがいつの間にはか、ハクセキレイがいつまでも居座るようになり、
ついには一年中見られるようになって、3種が混じっているのが普通になっていました。
もともと繁殖地の一部であった関東地方でも、
繁殖するハクセキレイが増加したという報告があります。
繁殖地が全体に南まで広がりつつあるようです。
(…略…)
(『鳥類学者の目のツケドコロ』松原始 ベレ出版 2018年)
今朝の父の一枚です(^-^)
「山のエリアに入れないから面白くないけど、歩かないと足が弱るし…」
と、言いながらやって来ました。
父曰く「バクチ(カジノ)なんかにお金を使わずに、
市民の健康を守るために早く公園の整備をしないといけない」
昨日も書きましたが「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマで
万博を開催しようとしていながら
ギャンブル依存症を増やすことに取り組むなんてどうかしていると思う。
今日のA紙朝刊に「高齢化で増える心不全 発症、悪化は予防できる」の中で
「運動をして筋力をつけると不整脈は減り血管は広がって心臓の負担は減るとされる。
再入院を防ぐには、運動療法が重要だ。
欧米では、心不全患者の生活の質が改善し、再入院も減るとの研究結果もある。」
と書かれていました。
Kazeが毎日の様に公園をリハビリ散歩するのは、再発を予防するためです。

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