2018年10月25日木曜日

気持ちのいい秋晴れ(^-^)

今朝のEテレ0655で今日は「世界パスタデー!」と教えてもらいました。
大和猫さんのお家では凄いことになっています(o゜▽゜)o
小野篁(おのの・たかむら)
 もうひとり『古今集』に見える古い時代の人は、小野篁です。
この人は延暦(えんりゃく)21年(802年)に生まれて、
50歳ぐらいで亡くなったらしいのです。
 この時代の人たちは相当えらい人でも、
多くの人が生まれたときや死んだときをはっきり知ることができません。
この人の死んだときも、やはりはっきりしないのです。
篁という人は歌人でもあり漢学者でもあって、当時の名高い人でした。
そのためにいろいろの話が伝えられているのですが、
どこまでその話がほんとうなのかわかりません。
(『和歌・歌人物語』窪田敏夫 ポプラ社 1966年)
 わたの原八十島(やそしま)かけてこぎ出(い)でぬと人にはつげよあまの釣舟(つりぶね)

(海の上をはるかに、たくさんの島のあいだを通って私の舟は漕ぎだしていったと、
私を思ってくれる人につげてくださいよ、この海に釣りをしている釣舟の人よ。)

 これは篁が罪をえて隠岐(島根県)の国に流されるときに、
都にいる人に贈った歌なのです。
 篁は承和(じょうわ)元年(834年)に遣唐使の副使(ふくし)という役を任ぜられ、
承和3年(836年)に出発したのですが、とちゅう嵐にあってひき返しました。
2年後にまた出かけようとしたとき、大使の藤原常嗣(つねつぐ)は、
まえの嵐のときに自分の乗った船がこわれたので、
こわれなかった篁の船を取りあげて、正使(せいし)の船としました。
篁はこれをおこって、病気だといって天皇の命(めい)にしたがわなかったので、
隠岐に流されたのです。
(『和歌・歌人物語』窪田敏夫 ポプラ社 1966年)
まえの歌はそのときの歌なのです。
瀬戸内海の島々のあいだを漕いで、遠く隠岐の島まで行くそのさびしさを、
点々と釣りをするあまの漕いでいる釣舟に呼びかけて、
せめてもの思いやりとしたのでしょう。
篁は隠岐に3年ほどいて、承和7年(840年)に召し返されています。

  花の色は雪にまじりて見えずともかをだににほへ人のしるべく

 これは、梅の花に雪の降ったのをよんだものです。

  しかりとてそむかれなくに事(こと)しあればまづなげかれぬあなう世の中

 これは題がありません。
意味は、そうだからといって、この世をすてることもできない。
それでなにかことがあれば、ああこの世はつらいものと嘆かれるというのです。
(『和歌・歌人物語』窪田敏夫 ポプラ社 1966年)
がつくりとぬけそむるはやあきの風  杉山杉風(すぎやま・さんぷう)

秋風が吹きわたるころ、一枚の歯ががっくりと抜けてしまった、との句意である。
「ぬけそむる」とあるから、それまでは全歯無事だったことがわかる。
一枚の脱落は歯の衰えの前兆であり、
おりから吹きわたる秋風にひとしお身の老化を嘆く情がこめられている。
「がつくりと」は歯の脱落を形容するとともに、心情のわびしさをも響かせていよう。
季語は「あきの風」
・杉風44歳の作と思われる。
(『近世俳句俳文集 日本古典文学全集42』
      栗山理一他校注・訳 小学館 昭和47年)
葉の形がフキに似ていることと、表面がてかてかしてつやがあるところから、
「つやぶき」と呼び、これがなまってツワブキになったとのことです。
嘘のようなホントの話です。
(『花のおもしろフィールド図鑑(秋)』ピッキオ編著 実業之日本社 2002年)
おきてゆく 人のなごりや をし明けの 月かげしろし道芝の露

<あの女(ひと)を残して起きて行く人に 名残りを惜しむのでしょうか。
見送る彼女の涙にも似た 夜明けの白い月光にきらめく道芝の露は>。
「おきてゆく」は「起きて」と、女性をあとに「置きて」と、露が「おく」との掛詞。
「をし明け」は、名残りが「惜し」と、戸を「押しあける」と、夜が「明ける」とかけてある。
三~五句は清冽な叙景。
明け方の月光の中に、「おきてゆく人」を見送りながら名残りを惜しむ女性の姿態を髣髴させ、
物語の一齣をきりとったような歌。
(『建礼門院右京大夫集』糸賀きみ江校注 新潮社 1979年)
  さりともと 思ふものから 日を経(へ)ては しだいしだいに 弱る悲しさ

年はとってもまだ大丈夫だとは思うが、
月日の経過とともに体の衰えを思い知らされるこの悲しさ……
(『金槐和歌集(旧版)』源実朝 樋口芳麻呂校注 新潮社 昭和56年)
昨日のEテレ
又吉直樹のヘウレーカ!「キノコって木の子どもなの?」”面白かったです(^。^)
今、角田さんのワンポイントレッスンをメモしていますφ(..)
再放送が今夜午前0時~なので見逃した方は録画予約してください(*^O^*)/
後日、機会があればブログに転記したいと思います。
今朝の父の一枚です。
σ(^_^;も出会ったのですが、声をかけることができませんでした。
でも、父は声をかけて撮させてもらっていましたp(^-^)q

2 件のコメント:

  1. kazeさん

    こんばんは
    気持ちのいい秋晴れの日が続いていますね
    来週から寒くなるんだとか

    最後の1枚、、、
    もしかしてフクロウ???

    返信削除
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    1. becoさんこんばんは(*^O^*)/
      秋晴れは今日までかな?
      急に寒くなりそうなので気をつけたいですp(^-^)q

      最後の写真は父が、フクロウと散歩していた青年に声をかけて撮しました。
      オウムを肩にのせて散歩している方に会ったことがありますが
      フクロウは初めてです。
      以前、京都でウリボウと初詣をされている方に会ったことがあります(^。^)

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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m