2021年6月29日火曜日

雨が早く止んでくれて

今朝、わりと雨が降っていたのだけど、出かける時には止んでくれました。
一方、心配なのが…

断続的に激しい雨 30日明け方まで土砂災害に厳重警戒を」(沖縄NHK)

夕刊に気になる記事
7月上旬、大雨警戒 過去4年連続で災害発生中」(朝日新聞)
今までは、一瞬の出会いでカメラを構える余裕もなく姿を消すのだけど…
今朝は、目が合った(^_^)v
イタチ
 日本には2種類のイタチがいる。
1つは日本原産のニホンイタチで、もう1つは大陸から侵入してきたタイリクイタチである。
どちらも、からだが細長くしなやかで、くびは長くて太い。
4本のあしはきわめて短く、そのため、いそぐときはジャクトリムシのようにからだをまげてはのばして前進する。
耳は短く、あしには小さなみずかきがある。
このみずかきはおなじイタチ科に属する水生獣(すいせいじゅう)のカワウソではもっと発達している。
 ニホンイタチはオスとメスとでは大きさがひじょうにちがい、オスは頭胴長(とうどうちょう)30~37㎝、体重300~700gなのにたいし、メスでは頭胴長は20~22㎝、体重105~270gである。
尾は太くて比較的短く、頭胴長の40~50%ある。
夏毛は暗かっ色だが、冬毛は赤かっ色で美しい。
顔にはマスクをかけたような黒い斑紋(はんもん)があり、のどの部分は灰白色である。
(『週刊アニマルライフ 第3版 第1巻14号』今泉吉典他編 日本メール・オーダー 昭和51年)
  タイリクイタチは別名チョウセンイタチまたはタイシュウイタチともいい、体形の雌雄(しゆう)の差はそれほど大きくない。
オスは頭胴長32~40㎝、体重650~820g、メスは頭胴長25~28㎝、体重360~430gである。
尾は細長く、先がとがり、頭胴長の50%以上もある。
冬毛はダイダイ色がかったかっ色で、のどの部分の毛もほぼおなじ色をしている。
(『週刊アニマルライフ 第3版 第1巻14号』今泉吉典他編 日本メール・オーダー 昭和51年)

出会ったのはタイリクイタチだと思いますが…

チョウセンイタチ及びコウノトリの見分け方」(環境省)
雨の後なのでカタツムリによく出会いました。
このカタツムリの頭に腫物があるようです。

自然公園で見られるカタツムリの仲間」(横浜市 金沢自然公園)
安田菜津紀さんのTwitter(6月28日)に

「夫が改ざんをさせられたときも、亡くなったときも、財務大臣は麻生さんでした」
「麻生さんは再調査される側の立場であって、再調査しないと言える立場ではないはずです」と強く訴える赤木雅子さん。
そんな雅子さんが沖縄で目の当たりにした「不条理」についても書きました。


さらに安田菜津紀さんのTwitter(6月29日)に

「赤木ファイル」には、あるはずの文書を見つかっていないかのように装うよう指示するのメールも。
その末尾には「ことが終わったらおごります」とある。
安倍首相の「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員もやめる」という答弁は、その翌日だった。


「不条理の傍を黙って通り過ぎるわけにはいかない」――「赤木ファイル」と今後の真相解明の鍵
 岩波書店のTwitterに

今日は伝道者パウロの聖名祝日。
キリスト教の礎を築き、世界宗教への端緒をひらきました。
彼なくして今日のキリスト教はないと言っても過言ではありません。
波乱と苦難の生涯をたどり、「最初の神学者」の思想の核心をさぐります。

青野太潮パウロ 十字架の使徒
そして岩波書店のTwitterに

今日はサン=テグジュペリの誕生日(1900年)。
飛行家としての視点から描いた作品群は世界中で愛されています。
とりわけ日本で『星の王子さま』人気が高い理由は、最初に邦題をつけた内藤濯の功績とも。

「少年文庫版」「オリジナル版」「愛蔵版」「岩波文庫版」があります。
(「多襄丸の白状」続き)

 わたしは男を片附けてしまうと、今度はまた女の所へ、男が急病を起したらしいから、見に来てくれと言いに行きました。
これも図星(ずぼし)に当ったのは、申し上げるまでもありますまい。
女は市女笠(いちめがさ)を脱いだまま、わたしに手をとられながら、藪の奥へはいって来ました。
ところがそこへ来て見ると、男は杉の根に縛(しば)られている、――女はそれを一目見るなり、いつの間(ま)に懐(ふところ)から出していたか、きらりと小刀(さすが)を引き抜きました。
わたしはまだ今までに、あのくらい気性の烈(はげ)しい女は、一人も見たことがありません。
もしその時でも油断していたらば、一突きに脾腹(ひばら)を突かれたでしょう。
いや、それは身を躱(かわ)したところが、無二無三(むにむざん)に斬(き)り立てられるうちには、どんな怪我(けが)も仕兼ねなかったのです。
が、わたしも多襄丸(たじょうまる)ですから、どうにかこうにか太刀も抜かずに、とうとう小刀を打ち落としました。
いくら気の勝った女でも、得物がなければ仕方がありません。
わたしはとうとう思い通り、男の命は取らずとも、女を手に入れることはできたのです。
(『芥川龍之介全集 第六巻』伊藤 整、吉田精一編 角川書店 昭和43年)
  男の命は取らずとも、――そうです。
わたしはその上にも、男を殺すつもりはなかったのです。
ところが泣き伏した女を後(あと)に、藪の外へ逃げようとすると、女は突然わたしの腕は、気違いのように縋(すが)りつきました。
しかも切れ切れに叫ぶのを聞けば、あなたが死ぬか夫が死ぬか、どちらか一人死んでくれ、二人の男に恥を見せるのは、死ぬよりもつらいと言うのです。
いや、そのうちどちらにしろ、生き残った男につれ添いたい、――そうも喘(あえ)ぎ喘ぎ言うのです。
わたしはその時猛然、男を殺したい気になりました。(陰鬱なる興奮)
 こんなことを申し上げると、きっとわたしはあなた方より残酷な人間に見えるでしょう。
しかしそれはあなた方が、あの女の顔を見ないからです。
ことにその一瞬間の、燃えるような瞳(ひとみ)を見ないからです。
わたしは女と眼を合わせた時、たとい神鳴(かみなり)に打ち殺されても、この女を妻にしたいと思いました。
妻にしたい、――わたしの念頭(ねんとう)にあったのは、ただこういう一事だけです。
これはあなた方の思うように、卑(いや)しい色慾ではありません。
もしその時色慾のほかに、何も望みがなかったとすれば、わたしは女を蹴倒(けたお)しても、きっと逃げてしまったでしょう。
男もそうすればわたしの太刀に、血を塗ることにはならなかったのです。
が、薄暗い藪の中に、じっと女の顔を見た刹那(せつな)、わたしは男を殺さない限り、ここを去るまいと覚悟しました。
 しかし男を殺すにしても、卑怯(ひきょう)な殺し方はしたくありません。
わたしは男の縄を解いた上、太刀打ちをしろと言いました。
(杉の根がたに落ちていたのは、その時捨て忘れた繩なのです)
男は血相(けっそう)を変えたまま、太い太刀を引き抜きました。
と思うと口も利(き)かずに、憤然とわたしへ飛びかかりました。
――その太刀打ちがどうなったかは、申し上げるまもでありますまい。
わたしの太刀は二十三合目(ごうめ)に、相手の胸を貫きました。
二十三合目に、――どうかそれを忘れずに下さい。
わたしは今までこのことだけは、感心だと思っているのです。
わたしと二十合斬り結んだものは、天下にあの男一人だけですから。(快活なる微笑)
  わたしは男が倒れると同時に、血に染まった刀を下げたなり、女の方を振り返りました。
すると、――どうです、あの女はどこにもいないではありませんか?
わたしは女がどちらへ逃げたか、杉むらの間を探してみました。
が、竹の落葉の上には、それらしい跡も残っていません。
また耳を澄ませてみても、聞えるのはただ男の喉(のど)に、断末魔(だんまつま)の音がするだけです。
  ことによるとあの女は、わたしが太刀打ちを始めるが早いか、人の助けを呼ぶために、藪をくぐって逃げたのかも知れない。
――わたしはそう考えると、今度はわたしの命ですから、太刀や弓矢を奪ったなり、すぐにまたもとの山路(やまみち)へ出ました。
そこにはまだ女の馬が、静かに草を食っています。
その後(ご)のことは申し上げるだけ、無用の口数(くちかず)に過ぎますまい。
ただ、都(みやこ)へはいる前に、太刀だけはもう手放していました。
――わたしの白状はこれだけです。
どうせ一度は樗(おうち)の梢(こずえ)に、懸(か)ける首と思っていますから、どうか極刑(ごくけい)に遇わせて下さい。(昂然<こうぜん>たる態度)

市女笠 菅で編んだ漆塗りの中高の笠。もと市で物を売る女がかぶったが、平安中期からは貴婦人などの外出用となった。
(『芥川龍之介全集 第六巻』伊藤 整、吉田精一編 角川書店 昭和43年)

つづく…
今朝の父の一枚です(^_^)v
私の使用しているレンズは90㎜なのですが
父が使っているコンデジの方が倍率が高いです。
先週火曜日に2回目のワクチンを接種して以来、お酒を飲んでいなかったのですが
夕食の時に1週間ぶりに焼酎を飲んでいました(^-^)
2回接種したからと安心してしまうのではなく、マスクもしっかりとつけています。
Q.ワクチンを接種した後も、マスクは必要ですか。」(厚労省Q&A)