2022年1月8日土曜日

穏やかな朝

今朝は、気温が低く(1度位?)風がなかったので霜が降り、薄く氷がはっていました。
三鷹の森ジブリ美術館Twitterに(1月6日)

雪景色の中のロボット兵が大人気です。
でも螺旋階段がすべりやすくなっていますので、屋上へはゆっくり登って、ゆっくりゆっくり降りてください。

と、言ってるそばから、あまりにスベるので、安全のため屋上は封鎖になりました。
動画でお楽しみください。


凍結した階段や道路は怖いですね
通っていた大学は、山にあったので雪が降ると
帰る頃には学生が雪を踏みしめた通路は、
凍結していて滑って転んでいる学生が何人かいました。
車が川に転落 路面凍結でスリップか 千葉 香取」(NHK)
各地で市中感染が広がるのは…

オミクロン株 “自覚ない感染者”からの拡大に医師が危機感」(NHK)

前にも書きましたが、江戸時代など医学が発達していなかった頃に頼ったのは
[大阪府]神農の虎 コレラ除け
江戸時代の人は「コレラ」で「コロリ」と死んでしまいました


 大阪市のほぼ中央にある道修町(どしょうまち)は薬問屋が集まった街で、今は製薬会社が多く立ち並ぶ「薬の街」です。
この街には、薬の神様である少彦名命(すくなひこなのみこと)と、中国の薬祖「神農(しんのう)」を祀(まつ)る、少彦名神社があります。
(『全国厄除け郷土玩具』中村浩訳 誠文堂新光社 2020年)
 江戸時代に大阪ではコレラという伝染病が流行しました。
昔の人はコレラを、コロリと死んでしまうことから「コロリ」と呼んだそうです。
そこで道修町の薬問屋は、強い動物といわれる虎の頭の骨を配合した丸薬を作り、少彦名神社で祈祷した張子の虎といっしょに人びとにわけました。
 毎年11月22日と23日の2日間、少彦名神社では神農祭がおこなわれます。
道修町は少彦名神社に併設される「くすりの道修町資料館」や、製薬会社の薬の展示室が設けられていて、「道修町ミュージアムストリート」と呼ばれています。
(『全国厄除け郷土玩具』中村浩訳 誠文堂新光社 2020年)
昨日の記事で山田詠美さんの『吉祥寺ドリーミン てくてく散歩・おずおずコロナ』を少し紹介しました。
この本を寝る時にベッドで読んでいて失敗したなと思った。
と言うのは、面白くて笑ったりして目が冴えてしまいました。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉

「親愛なる読者の皆さんへ(あとがきに代えて)」は謹製原稿用紙に綴った直筆です。
そちらもぜひお楽しみに!


と紹介されています。
それを転記したいと思います。
直筆の味わいは是非、本を手にとって下さい。
 親愛なる読者の皆さんへ(あとがきに代えて)

 2019年も押し迫った頃、初めて新型コロナ感染症についてのニュースが流れましたが、まだ遠い国のある特定の区域に発生した特殊な病として受け止めていました。
日本の、いえ、世界中の人々が、そう感じていたと思います。
気の毒に、でも、自分には関係ない、と、そんなふうに。
(『吉祥寺ドリーミン てくてく散歩・おずおずコロナ』山田詠美 小学館 2021年)
 ところが、明けて2020年、あっと言う間に、この恐ろしい病気は世界中に蔓延し、犠牲者を増やして行ったのです。
そして、人類をどん底に突き落とす世界的パンデミックを引き起こした。
 多くの人々が、感染し、発症し、苦しみの末に命を落としました。
成す術もなくTVの画面を食い入るように見詰めるだけのもどかしい日々。
自粛、不要不急の外出禁止、初めての緊急事態宣言。
私たちは未曽有の危機にさらされたのです。
そして、それは終息の気配を感じさせながらも、2022年を迎えようとする今もまだ続いている。
 この本では、新型コロナの感染が拡大する中でのあれこれを綴りました。
と、同時に、日々の取るに足らない、けれども、私にとっての大事なトピックスも取り上げています。
そこから生まれる喜怒哀楽は、大きなものでも些細なものでも、確実に私の一部を形作っている。
大切な大切な人生の欠片たち。
 ウイルスが世界を脅かしたこの二年間、他の人々と同じように、私も不安に怯えたり、苛立ちを抑えられなかったり、怒りがこみ上げて来たりすることが多々ありました。
 そんな時、何によって救われたか。
言葉です。
正確に言えば、言葉に宿るユーモア、そして、他者による真摯な語感です。
私は、自分のなりわいである言葉を使って、これからも読者の皆さんのために、真面目にふざけて行きたい。
どうか、よろしくね。
  2021年11月 山田詠美
(『吉祥寺ドリーミン てくてく散歩・おずおずコロナ』山田詠美 小学館 2021年)

画像のトベラの実に小さな虫がいっぱいくっついていました。
透明な粘液質の物質で逃げられなくなったようです。
新型コロナウイルスを捕らえる方法はないのかな?