忘れ物かな…(^_-)
「もず」(しぜんとあそぼ 2分20秒頃から)ちょっと減少すると忘れてしまうのかな?
大阪の感染爆発を見ていると目を覆いたくなる。
クリスマス、お正月と人が移動し、集うことが重なったことだけでなく
その前に「大阪いらっしゃいキャンペーン」をして人の移動を増加させていた。
人が動けば、感染症が広がるのは、素人の私にもわかる。
感染拡大を招く失政をした方にでなく、怒りの矛先が尾身さんに向けられている。
尾身さんもよく我慢しているなと思う。
第6波が落ち着く頃にまた、キャンペーンをするのだろうなぁ
新型コロナの感染爆発が気になりますが、こんなニュースも…
「抗生物質が効かない感染症、1年で120万人超が死亡=国際研究チーム」(BBC NEWS 1月21日)
データーが古いのですが、参考になると思います(品切れになっています)。
25年前の状況と比べて、現在は、過去の教訓がいかされているのか
クリスマス、お正月と人が移動し、集うことが重なったことだけでなく
その前に「大阪いらっしゃいキャンペーン」をして人の移動を増加させていた。
人が動けば、感染症が広がるのは、素人の私にもわかる。
感染拡大を招く失政をした方にでなく、怒りの矛先が尾身さんに向けられている。
尾身さんもよく我慢しているなと思う。
第6波が落ち着く頃にまた、キャンペーンをするのだろうなぁ
新型コロナの感染爆発が気になりますが、こんなニュースも…
「抗生物質が効かない感染症、1年で120万人超が死亡=国際研究チーム」(BBC NEWS 1月21日)
データーが古いのですが、参考になると思います(品切れになっています)。
25年前の状況と比べて、現在は、過去の教訓がいかされているのか
忘れてしまっているのか…
10 感染症のいまと私たちのくらし3 なにが感染症の多発を許したのか
耐性病原体出現と医原病
経済の多少の波風があっても、先進国ではすべてのヒトが健康的で快適な生活をおくることができます。
出生者数が減少したといっても、乳児死亡率が低くなりました。
先進国では感染症はそれほど問題にならなくなっていました。
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年) 新興感染症の例だけでなく、旧来からあった感染症も、病原体自身が変化していることが指摘されています。
たんなる「カゼ」やたんなる「大腸菌」で、乳幼児や子供、高齢者などのよわい者に犠牲者がでています。
結核、肺炎球菌性肺炎、MRSやVREなどの耐性菌による感染症は、安易な薬剤の使用の結果による、いわば医原病です。 世界的な規模の医原病は、マラリアとエイズです。
多剤耐性マラリア原虫の出現とそれによるマラリアの集団発生は、ほんとうの治療で使われるべき薬剤が、予防内服という形で、医療とは無関係に使われた結果でした。
エイズも同じです。
男性同性愛者間でひろがっていたアメリカのエイズは、輸血と濃縮血液製剤で、いっきょに感染者数を増加させました。
フランスでは1980年代に、ヤコブ病の病原体に汚染された成長ホルモン剤によって、小人症の患者40人が死亡しました。
また、日本では非加熱血液製剤の止血剤としての使用や乾燥硬膜の移植手術が原因で、多くの死者がありました。
医療というヒト助けがヒト助けにならず、さらに多くの感染者を出したのです。 病気のコントロールにたいする油断や過信も、病気の再流行も引きおこしています。
先進諸国では、結核は2005年までに消失すると予想されていました。
またそのような対策がとられていましたが、世界的な交通網の発達と旅行者や移民の増加、薬剤耐性菌の出現によって、院内感染症やエイズ日和見感染症あるいは難民キャンプなどでの集団発生としてひろがっています。
WHOの結核部門責任者によれば、結核はもはや多くの地域でコントロール不能な状態になっているといいます。
健康や衛生環境への過信
インフルエンザによる死亡例、病原性大腸菌O157感染症の集団発生、クリプトスポリジウム症の集団発生やレジオネラ菌などの感染は、先進諸国の人々の健康や衛生環境にたいする過信に起因しているように思えます。
インフルエンザの予防接種率はは年々は減少しています。
「たかが風邪」、「みんながしないから」と考えていたのでしょう。
過去にあったさまざまな予防接種禍によって、予防接種にたいする不信感があったのかもしれません。
たしかに、ある感染症が生ワクチン接種によって発症したことがありました。
また、インフルエンザワクチンでは予想がはずれて効果がなかったこともありました。
しかし、サブユニットワクチンは、生ワクチンとちがって、病原性をもつような逆変異がなく、その接種による罹患率の減少などで有効性がたしかめられています。
しかし、この安全性と有効性を宣伝して、積極的にワクチン接種をするめる方策はまだとられていません。
O157騒ぎでは、保存用の冷蔵庫もない給食センターがあったと知って驚きました。インフルエンザによる死亡例、病原性大腸菌O157感染症の集団発生、クリプトスポリジウム症の集団発生やレジオネラ菌などの感染は、先進諸国の人々の健康や衛生環境にたいする過信に起因しているように思えます。
インフルエンザの予防接種率はは年々は減少しています。
「たかが風邪」、「みんながしないから」と考えていたのでしょう。
過去にあったさまざまな予防接種禍によって、予防接種にたいする不信感があったのかもしれません。
たしかに、ある感染症が生ワクチン接種によって発症したことがありました。
また、インフルエンザワクチンでは予想がはずれて効果がなかったこともありました。
しかし、サブユニットワクチンは、生ワクチンとちがって、病原性をもつような逆変異がなく、その接種による罹患率の減少などで有効性がたしかめられています。
しかし、この安全性と有効性を宣伝して、積極的にワクチン接種をするめる方策はまだとられていません。
現場が冷蔵庫設置の要求を出しても、「予算がない」などの理由で拒否されていたそうです。
食中毒が6月から10月までの夏場に多いことは、すでに周知の事実です。
給食に使う食材を冷蔵庫に入れずに室温で放置すれば、結果は明らかです。 平塚市のクリプトスポリジウム症の集団発生も、人災といってよいでしょう。
飲料水や調理用水に、受水槽と汚水槽の分離はきちんとなされるべきだと思います。
90年の浦和市のO157の集団発生の汚染源は井戸でしたが、大腸菌が混入されているという保健所の指摘後も使用されていました。
感染症にたいする「危機管理」の欠如が、犠牲者を出せたのです。 日本には便利な家電機器が多くあります。
加湿器や24時間入れる風呂などです。
このような危機は、便利さだけでつくられ、それによる病気の発生は予見されていません。
その結果が、レジオネラ症の集団発生といえます。
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年)
つづく…今朝の父の一枚です(^^)v
スズメたちが草のタネを一生懸命についばんでいます。
農業への影響
(前略)
大正12年(1923年)に農商務省農務局というところが発行した「鳥獣(ちょうじゅう)調査報告書」には、スズメについての「有益方面に関する考察」というものがあります。
つまり、スズメは、害鳥なんだけれど、スズメがいることでどんなよいことがあるのかを検討してみたという報告書です。
その中には、スズメは稲の害虫や雑草の種子を食べてくれるので、スズメの有益性は大きいとあります。
さらにこの報告書の中には「雀乱獲の歴史とその結果」という項があり、そこには「スズメが自然に、あるいは、人が捕まえて減った結果、害虫の大発生を引き起こして、ひどい状況になった例は、古来より多々ある」とあります。
(後略)
(『スズメの謎 身近な野鳥が減っている!?』三上修 誠文堂新光社 2012年)