2022年1月19日水曜日

日なたは…

今朝も気温は低いのですが、日向は暖かくてポカポカしていました。
河津桜の蕾が膨らんできました。
開花はもう少し後だと思いますが(^^)v
昨夜の2355「ヨルガヤ(夜ケ谷)姉妹の今夜も眠れません」(見逃し配信:1月26日まで
で、妹のミホさんが「松葉ガニの脱皮」の動画を教えてくれました。
カニも脱皮するのは知っていたけど、あのナガ~イ手足をどうするのか知りませんでした。

松葉がにの脱皮早回し」(YouTube 2013年)
しだいに情報が入ってきています。
情報が入れば入るほど救援活動の難しさが伝わってきます…

トンガ政府、「未曽有の災害」と声明 噴火後初〟(BBC NEWS)

トンガ、人道危機の懸念 救援物資のNZ機が灰で着陸できず」(BBC NEWS 1月18日)
救援活動が新型コロナウイルスの拡散につながることを懸念する声も
杉浦日向子さんの『合葬』の解説を転記します( ..)φ

解説 杉浦日向子『合葬』を読む 小沢信男

 本篇のハジマリにでてくる上野広小路の料亭雁鍋は、のちに牛鍋の世界という店になり、いまは9階建ての世界ビルです。
1~6階は信用銀行で無用の者は立入りにくいが、丁度その前に歩道橋があるので、その上にあがって公園のほうを見てください。
京成電車の入口も聚楽食堂も石垣に戻し、その上の排気ガス除けの常緑樹林をもっと疎林にすれば、つまり多少の想像力を働かせれば、山王台や黒門口の彰義隊陣地への狙撃に、こちらが恰好の足場だったことがわかりましょう。
 ちなみに松原楼は、広小路の西側の、8階建ての朝日生命ビルのあたりにあった由。
上野戦争のあとも盛業をつづけたが、明治35年に廃業しました。
(『合葬』杉浦日向子 ちくま文庫 1987年)
 維新このかた東京の街は何度も様変りしていて、120年もたてば文字通り桑海の変です。
しかし地形や道筋は案外に面影をとどめてもいて、とりわけ上野界隈は、山、池、広小路、仲町通りなど、江戸切絵図とほぼ重なります。
言いかえればまだ120年しかたっていないのです。
 上野戦争の遺跡も多少は残っていて、第一に山王台の西郷銅像のすぐうしろに、彰義隊の墓があります。
戦い済んで三日もうち棄てられたままの遺体を、南千住円通寺の住職ら有志の手でここへまとめて荼毘(だび)に付した。
その場所を墓域と定めたので、明治15年に建立の墓石には山岡鉄舟の筆で「戦死者之墓」。
いまも毎年祥月命日に法要を営んでおります。
 昔の東京者なら知らない人はないはずだが、近ごろはさて。
つい先日もこの墓所にいたら、来かかった二人づれのご婦人が「これ勝ったほう負けたほう?」案内板をしばし眺めて「ああ負けたほうだ」
 遠いようで近くて、やっぱり遠い、そんな時代の変り目を描いた、本篇は絵物語です。
作者は江戸のご先祖たちから五代は下ったうら若い現代女性で、上野戦争はおろか太平洋戦争にもまるでカンケイない世代のはずですが。
それかあらぬか本篇には、従来の彰義隊戦記にとかくつきものだった怨念や、負け犬びいきの力瘤がない。
仰々しくない代りに、のびのびしていて、そして奇妙はナマナマしさがあります。
ふぎぎなほどに。
 なぜだろうか。
おそらく第一に、想像と実証がしっかり嚙みあっているのでしょう。
例えば冒頭の、酒席の狼藉で頓死した旗本の骸(むくろ)を屋敷へ届ける場面で、付添いの武士は会釈し、尻はしょりの中間(ちゅうげん)は地べたに平伏しています。
いまは遠き身分社会の景であります。
だが、駕篭かきの二人は突っ立ったままでいる。
中間よりも低い身分のはずなのに。
じつは彼らは駕篭の付属物とみなされて、どんな屋敷へも入れる代りに駕篭の棒から手をはなしてはいけないことになっていました。
なにしろパーツなんだから。
たてまえと方便の関係で、いわば人非人の扱いですが。
むしろ彼らは眼前の悲劇のアホらしさを、身分社会の崩壊過程を、駕篭にもたれて見下す視点をもっていたのかもしれないので、それらしい変然としたしぐさに描かれているのではありませんか。
 物語はこうしてはじまります。
こういう視点で。
そして彰義隊員の大多数であった十代の少年たちを主人公にしたことが心にくい。
 この少年たちの心情が、苦悩も夢も明朗さもふくめて、殆ど他人事ならず胸に沁みました。
バカげた戦さだという大局観。
しかし主君に殉じる決意。
所詮は時流の渦に巻かれる境遇。
この三少年の姿は、じつは一人一人の少年の中にそっくりあったものでしょう。
なにをかくそう筆者自身の少年期さえ、さながらに想起したのでありました。
(『合葬』杉浦日向子 ちくま文庫 1987年)

つづく…
今朝の父の一枚です(^^)v
ジョウビタキ♀が薔薇の花を難しい顔で見ている(*´▽`*)

昨夜、叔母からワクチンの接種券が届いたと電話がありました。
今日、父のワクチン接種券が届きました(2月1日以降接種)。

昨日、父が「明日、散髪に行く」と言ったので、僕も妹も我慢していると反対しました。
午前中は散髪に行くつもりだったようですが、
夕方、大阪の感染者のニュースに諦めてくれました。
さらに今日は、

大阪 新型コロナ 過去最多6101人感染確認 2人死亡」(関西NHK)

オミクロン株がこれまでの新型コロナより感染力が強い
「いったいいつ感染したのか?」オミクロン株 対策の難しさ〟(NHK 1月18日)

一方、重症になりにくいという情報があるけど

「40度くらいの発熱 かなりつらい」オミクロン株感染者が語る〟(NHK 1月14日)

新型コロナ感染の大学生「頭痛がひどく 普通のかぜではない」〟(沖縄NHK 1月14日)

集団免疫という発言もあるけど、なにより心配なのは

妊婦の新型コロナ感染 症状重くなる傾向 感染対策を」(NHK)