2022年1月18日火曜日

青空が見えると

初めは曇り空かなと思ったけど、青空も見えました。
感染状況は、青空が見えないなぁ…

大阪 新型コロナ 過去最多の5396人感染確認 1人死亡」(関西NHK)
トンガ大規模噴火 “2人行方不明 建物損傷被害も” 国連機関」(NHK)
詳しい状況が分からないので心配です。

トンガの子どもたち、東日本大震災の被災者へ寄付していた。「少しでも役に立ちたい」〟(HUFFPOST 1月16日)

駐日トンガ王国大使館 Tonga Embassy Tokyo (TET)(twitter)
中国「海外郵便で感染の可能性」北京のオミクロン株の見解発表〟(NHK)
感染者は海外からの郵便物を通じて感染した可能性が排除できない

断定はしていないけど、判断した理由があいまいだな…

・現時点で判明している新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の残存期間としては、
エアロゾルでは3時間まで、プラスチックやステンレスの表面では72時間まで、というものがある。
銅の表面では4時間以降、段ボールの表面では24時間以降は生存が確認されなかった。
国立感染症研究所 2021年6月30日

オミクロン株は、さらに長時間残存しているのだろうか?
素人の考えでは、感染者が触れた物からウイルスが検出されるのは当たり前だと思うのだけどなぁ。
国内外の不安を払拭したいだけのあやふやな情報だと思ってしまう。
北京の市民は納得するのかな?
北京五輪・パラ 一般向けチケット販売せず 招待客のみ 組織委」(NHK)

これはカナダなど外交ボイコットをしている国々の選手団にとって朗報だど思う。
競技場が完全にアウエーとなり、外交ボイコット国選手へのブーイングがひどくなると思っていた。
↑カナダを標的にしたのかと勘ぐるのは間違っていると思うけど…
昨日、眼科の待ち時間に読んでいた…

 ハ・ジ・マ・リ

「……このきせるはちょいと面白いね、アノー上野の戦争の自分にゃ随分驚いたね、ええ!? ウン、雁鍋の二階から黒門へ向って大砲を放した時分には、のそのそしてられなかったァ、ウン、買いたくねぇきせるだな。
 ご存知志ん生の火焔太鼓のまくらです。
天道干(てんとうぼし)の道具屋をひやかす客の世間話の中に上野戦争がひよっこり出て来て、とても不思議なそして身近な親しみを感じました。
(『合葬』杉浦日向子 ちくま文庫 1987年)
 『合葬(がっそう)』は上野戦争前後の話です。
描くにあたり、この志ん生のまくらを始終念頭に置くようにしました。
四角な歴史ではなく身近な昔話が描ければと思いました。
 彰義隊はドラマチックなエピソードが数多くあります。
勝海舟、山岡鉄舟、木村益次郎、伊庭八郎、相馬の金さん、松廼家露八、新門辰五郎等、関わるヒーローもたくさんいます。
 が、ここでは自分の先祖だったらという基準を据えました。
隊や戦争が主ではなく、当事者の慶応四年四月~五月の出来事というふうに考えました。

 この選択に悔いはありませんが、好結果となったかどうかは心もとない限りです。

 江戸の風俗万般が葬り去られる瞬間の情景が少しでも画面にあらわれていたら、どんなにか良いだろうと思います。
      著者
 日曜日の日本  杉浦日向子

 江戸時代というと何か、SFの世界のように異次元じみて感じられます。
 自分の父祖が丁髷(ちょんまげ)を結ってウズマサの撮影所のような町並みを歩いている姿など実感がわきません。
がたしかに江戸と現代はつながった時の流れの上にあり、丁髷の人々が生活した土地に、今わたしたちもくらしています。
 遠いところの遠い昔の話のようでも、この場所でほんの百二十年前の父祖たちの話なのです。
 私の大好きな、そして大切な篠田鑛造の著書の中に「明治維新の新体制は、極めて強圧なものであった。どう強圧であったかは、江戸期の旧文物を片端から破砕して、すべて新規蒔直していった時代を建設したからである。」とあります。
江戸期の風俗・文化に触れる時、この百二十年間の猛進は何だったのだろうと、ふと思います。
 藤村が「夜明け前」を著(あら)わしたように、近世つまり江戸は<暗黒の時代>のように思われがちです。
芳賀徹氏はこれに対し、近世が日曜日であり、近代=明治維新は<月曜日の夜明け>だとたとえています。
私はこの言い方がとても好きです。
 日曜日の日本に生きた父祖たちに会いたい、縁側でお茶でもすすりながら話をしたいと思っています。
 私がこういう作業をしていく原動力は、この<想い>に他なりません。
<日曜日の昔話>、これからも拾い集めていきたいと思っています。
(『合葬』杉浦日向子 ちくま文庫 1987年)
今朝の父の一枚です(^^)v

ハクセキレイ〔白鶺鴒〕
 スズメ目セキレイ科。
全長21センチ、体重30グラム位。
白色と黒色と灰色の斑のセキレイ。
尾は長い。
顔は白く、日本のものは目を通る黒線がある。
ユーラシア大陸に広く繁殖している。
日本では、北日本では繁殖するものも多いが、関東以西では主に冬鳥である。
冬は海岸、河原、池沼畔、湿地、湿田などにすみ、水生の小動物を餌にしている。
日中は水辺で一羽ずつなわばりを持ちながら過ごしているが、夜には集団になって塒(ねぐら)をつくる。
大きな橋の下、大きな街路樹などに集まり、時には数千羽の群れになる。
(『野鳥の歳時記5 冬の鳥』日本鳥類保護連盟監修 小学館 昭和59年)

ハクセキレイのねぐら」(6年生)