2016年8月5日金曜日

ちょっと遠足(^。^)

落ち蟬の虚空に向けて合掌す
(『俳句で綴る変哲半生記』小沢昭一 岩波書店 2012年)
    つゆくさ(1980)

草をむしる母は
草にぐちをこぼしている
うれしいんだろうなあ きっと
生い茂った草も
それをむしれることも
泥だらけの手も 流れる汗も
限りなく ぐちは続くけれど
うれしんだろうなあ きっと
やわらかな土の上にもどれて

(『風の旅』星野富弘 立風書房 1982年)
今朝は,いつもと違う場所にいて…
四羽はすぐに見えたけど…
一羽だけ別行動していた(お母さんの所からやってきた)。


 ボートが疾走しているみたいですねp(^-^)q
お母さんは,黙って子どもたちを見守っていました(^-^)

午前8時前でこの気温(;´Д`)
ノアサガオ(ヒルガオ科)
 またもや場所を移動していました。
 スイレン
 日本に昔からあるスイレンは、直径5センチの白花を咲かせるヒツジグサ
(羊の刻、現在の午後2時頃に花を閉じることからこう名づけられた)が1種あるだけ。
現在、全国各地に見られるスイレンで赤、紫、黄など
色鮮やかな花を咲かせるものはすべて西洋スイレンか、
熱帯スイレン(花は水面上約30センチあたりに咲く)だ。


睡蓮開花太陽のほか触るるなし  野沢節子

(『花の京都』光書房 昭和58年)
グルッと池を回ると先ほどの場所にいました。
子どもたちが苔などを食べている時に
お母さんはジッと周りを警戒していますp(^-^)q
苔で滑るのをものともせずにp(^-^)q
    よい名

お母さん
そっと呼んでみる
おお よい名だ
お母さん
大きい声で呼んでみる
やっぱりうれしい名だ
神さま
ありがとうございます

(『母 河野進詩集』聖恵授産所 1975年)
1匹のアリが運んでいた…
蛾の羽かな(・・?
向日葵(ひまはり)の空かがやけり波の群
  波太(はぶと)風景  水原秋桜子
(『日本の詩歌 19』中央公論社 1979年)
羽化したばかりのショウジョウトンボ
しゞにおふる池の蓮(はちす)の花見れば風もふかなくに心涼しも  田安宗武

▽繁って生えている池の蓮の花を眺めると、
風も吹かないのに何となしに涼しい感じがする。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』高木市之助・久松潜一校注 岩波書店 昭和41年)
あまりの暑さに日傘をさしていた(*^▽^*)
羽の先が傷んでいたけど懸命に飛んでいました。
ツマグロヒョウモン♂
蟬なくや我家(わがや)も石になるやうに  一茶

騒音のためにどうかなってしまいそうな感じ。
(『蕪村集 一茶集 日本古典文学大系58』暉峻康隆 川島つゆ校注 岩波書店 1959年)
ヤマトシジミ