ヒヨドリの若鳥だと思います。
コサギがそばにいたけど,昨日のような警戒態勢はとらずに
のんびりとしていました。
それでも母ガモはコサギの様子を見ていました。
スズメがくわえているのは
セミの羽かな…?
無花果をむくや病者の相対し
(『西東三鬼全句集』沖積舎 昭和58年)
イチモンジセセリは,ホウシジャクのように囚われの身にはならないようです(*゜∀゜*)
ムラサキゴテン(紫御殿:ツユクサ科)
「月輪山円照寺」
かかみ 羅摩[記]
<古事記> 故(かれ),大国主神,出雲の御大(みほ)の御前(みさき)に坐(ま)す時,
<古事記> 故(かれ),大国主神,出雲の御大(みほ)の御前(みさき)に坐(ま)す時,
波の穂(ほ)より天(あめ)の羅摩船(かかみぶね)に乗りて,……。(上巻)
[今名]ががいも(ががいも科)
[考証]カガミの名は日本古典文学大系『日本書紀』に
「白蘞(かがみ)の皮を以て舟に為(つく)り」(神代上)とあるが,
白蘞はヤマカガミ(今名,ビャクレン)で,
別種のものであるからこれをカガミと訓ませているのは誤りである。
カカミは『本草和名』に「蘿摩子 和名加々美」とあり,
貝原好古(かいばらよしふる(1664-1700)の『和爾雅(わじが)』には
「蘿摩 ガガイモ ジカイモ チグサ」とある。
ガガイモは,この茎や葉を切ると白い汁を出すので,
チグサの名はわかるが,カカミの語源はわからない。
これはガガイモについた最も古い名と解されるものである。
ガガイモは,日当たりのよいやや乾いた原野に生えるツル性の多年草で,
夏に淡紫色の花を開き,のちに成る果実は広皮針形で表面にイボがあり,
中の種子には白色の絹糸状の毛があり,
この毛はワタの代用として針さしや印肉に用いられている。
『古事記』の「天の羅摩船」は,この実を割ると小舟の形に似ているので,
カカミ船といったのである,と頭注にある。
(『古典植物辞典』)
古事記の内容は,別のブログで紹介します。
(『昭和萬葉集 巻七(昭和20年~22年)』講談社 昭和54年)
合掌しているみたい(^。^)
「ツユクサの受粉のしかた」(動画)
大きくなりましたp(^-^)qあともう少しで成虫かな?
蟷螂の貧しき朝餉吾が朝餉 三橋鷹女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
最初に出会った頃はフワフワした羽毛でした。
鳥の翼は人間の体のどの部分にあたるのでしょうか?
鳥の翼の骨は,人間の腕と手の骨に相当します。
鳥は翼をアルファベットのZ形におりたたむことができます。
伸ばされた時,翼はひとつの翼として動くのです。
(『鳥についての300の質問』A&H・クリュックシァンク著
青柳昌宏訳 講談社ブルバックス 昭和57年)
「鳥と人の腕の骨の比較・鳥と人の足の骨の比較」(生物多様性センター)
単 純母という字は
とてもうれしい字だのに
どうして書くのはむつかしいか
あまり単純だからか
母のように
(『続母 河野進詩集』聖恵授産所 1976年)
ニホンカナヘビは「日本列島に固有か,それに近い種」(生物多様性センター)
ショウジョウトンボ(トンボ科)
こんなに真っ赤なのにアカトンボの仲間ではない(*^ー゜)巻第三 336
沙弥満誓(さみまんぜい),綿を詠む歌一首
造筑紫観音寺別当(ざうつくしくわんおんじのべつたう),
俗姓は笠朝臣麻呂(かさのあさみまろ)なり
しらぬひ 筑紫(つくし)の綿は 身に付けて いまだは着(き)ねど 暖(あたた)けく見ゆ
筑紫産の真綿は,まだ肌身につけて着てみたことはないが,いかにも暖かそうだ。
沙弥 僧侶として最小限の資格である十戒を受けたばかりで,それ以上の段階に進んでいない男性。
満誓 美濃守,尾張守,右大弁等を経て,養老五年(721)元明天皇病気祈願のため出家した。
七年二月筑紫観音寺別当(太宰府の都府楼近くの観音寺の長官)として赴任,
大伴旅人との交遊があった。
筑紫特産の真綿を見た物珍しさから詠んだ歌。
筑紫をほめる意がこもる。
(『萬葉集(一)』)
蟬取りに行って帰らない子がきのうきょう来ている 萩原井泉水
(『日本の詩歌19』)
擦れ切れたような翅は今まで懸命に生きてきた証しだと思いますp(^-^)q