ネムノキが咲き出しました。
「西~東日本 あすにかけ太平洋側中心に大雨のおそれ 注意を」(NHK)赤い実が二つ並んで瓢箪みたいです。
美味しそうに見えますが、
「液果は猛毒・・・昔からドクブツとかヨメコロシなどの別名がある」キョウチクトウは、身近にある樹木ですが
植物全体に毒性があります。
誤食すると、下痢・不整脈・心臓麻痺などの深刻な症状を引き起こし、場合によっては死に至る危険性があります。
このような例があります。
バーベキュー中、近くにあった木の枝を箸の代わりに使用したところ、上記のような症状がでて、救急車に運ばれてしまったそうです。
(熊本大学薬学部附属薬用資源エコフロンティアセンター) Ushida Yoshimasaさんのtwitter(6月4日)を見て呆れてしまった
怒りがおさまらない。
「珊瑚は守られる」と嘘ついて辺野古を埋め立て珊瑚を破壊した人間が、茶化すために「珊瑚を大切に」と言う。
こういう極度に幼稚な人間が10年も総理大臣をやってたという事実にあらためて愕然とさせられた。
あまりにふざけすぎていて夢かなにかかと思う。
プーチン大統領と仲良しを自慢していたのに、
ゼレンスキー大統領とのツーショット画像をアップしていた。
このひとの「シンゾウ」はどうなっているのか?
安部晋太郎さんは天国でどんな思いで見ているのかな?
「安倍晋太郎さん(森本 和憲)2012年9月」(日本記者クラブ)
日本の「民主主義」って…
中国は民主主義国家だといいますマイケル・サンデルの白熱教室 2022(8)「中国って民主主義国?」
民主主義に必要な条件
1つは 複数政党制で複数の立場を反映すること(複数政党)。
2つ目は 法律を作る議員を直接選挙で選ぶこと(直接選挙)。
3つ目は 人々が政府に対して自由に発言できること(言論の自由)。
中国の学生は三つとも民主主義の条件ではないとのこと。
どの政府を選択するか
①課題解決を優先する政府
②民主主義の原則を優先する政府
中国の学生は全員一致ですが、日米の学生は意見が分かれました。
サンデル「民主主義とは いまだ未完成のプロジェクトであるということだ」
「中国のウイグル族収容、警察ファイルが流出 不明家族の写真や警備の状況が明るみに」(BBC 5月25日) 「春風馬堤曲」について与謝蕪村が送った手紙があります。
現代語訳はないのですが、
第三 夜半亭時代
七 娘くの 望郷
柳女(りゅうじょ)・賀瑞(がずい)宛の手紙(安永6.2.23)の中で蕪村は、「馬堤は毛馬塘(つつみ)なり。則ち余が故園(こえん<故郷>)なり」と説明した後、この作品は「愚老、懐旧のやるかたなきよりうめき出(い)でたる実情」だと述べている。
「春風馬堤曲」は蕪村の望郷の思いから生まれた作品だったのである。
蕪村が自分の故郷を明記したのはこの手紙だけであり、望郷の思いをあらわにしたのもこの時だけである。
娘を嫁がせた空虚感が、蕪村の心を故郷へ向かわせたのであろうか。
(『与謝蕪村 人物叢書新装版』田中善信 吉川弘文館 平成8年)
四 安永六年二月二十三日付柳女(りゅうじょ)・賀瑞宛(がずいあて)蕪村書簡
さてもさむき春にて御座候。
いかゞ御暮被成(おくらしなされ)候や、御ゆかしく奉存(ぞんじたてまつり)候。
しかれば春興小冊(しょうさつ)漸(ようやく)出板に付(つき)、早速御めにかけ申候。
外(ほか)へも乍御面倒(ごめんどうながら)早々御達被下渡(おたっしくだされたく)候。
延引(えんにん)に及(および)候故、片時(へんしも)はやく御届可被下(おとどけくださるべく)候。
(『蕪村文集』藤田真一 岩波文庫 2016年)一、春風馬堤曲 馬堤は毛馬塘(けまづつみ)也。則余が故園也。
余幼童之時、春色清和の日には、必(かならず)友どちと此(この)堤上にのぼりて遊び候。
水ニハ上下ノ船アリ、堤ニハ往来ノ客アリ。
其(その)中には、田舎娘の浪花(なにわ)に奉公して、かしこく浪花の時勢粧(いまようすがた)に倣(なら)ひ、髪かたちも妓家(ぎか)の風情(ふぜい)をまなび、正伝(しょうでん)・しげ太夫の心中のうき名をうらやみ、故郷の兄弟を恥(はじ)いやしむもの有(あり)。
されども、流石(さすが)故園の情(じょう)に不堪(たえず)、偶(たまたま)親里に帰省するあだ者成(なる)べし。
浪花を出てより親里迄の道行(みちゆき)にて、引道具(ひきどうぐ)の狂言、座元夜半亭と御笑ひ可被下(くださるべく)候。
実(じつ)は愚老懐旧のやるかたなきよりうめき出(いで)たる実情にて候。 当春帳は同盟の社中計(ばかり)にて、他家(たけ)を交(まじえ)ず候。
それ故伏水(ふしみ)の諸家をももらし申候。
御出会之(おであいの)節、其御噂被成(そのおうわさなされ)、諸子腹立(ふくりゅう)なき様(よう)に被仰訳(おおせわけられ)可被下候。桃には下り候て、寛々(ゆるゆる)御物がたり、可仕(つかまつるべく)候。
数状したゝめ、老眼つかれ、艸々(そうそう)。かしく
二月廿三日 夜半
柳女様
賀瑞様春興小冊 安永六年刊の『夜半楽』のこと。全二十丁。「春風馬堤曲」「澱河歌」「老鶯児」を含む。春興帖は早春に刊行される。
延引 遅れること。
毛馬塘 蕪村の故郷、毛馬堤。淀川と大川の分岐点。蕪村の生地を示す唯一の証言。
春色清和 春ののどかな空の気配。
友どち 友だち。
時勢粧 流行の装い。「春風馬堤曲」に「春情まなび得たり浪花風流」とある。
妓家 芸妓を抱える茶屋風の店。正伝 正伝節。江戸中期上方で流行した浄瑠璃節の一流派。道行を得意とする。
しげ太夫 繁太夫節。江戸中期大坂の花柳界で流行した浄瑠璃節の一流派。
あだ者 粋で色っぽい女性。
引道具 歌舞伎で屋台などの下に車を付け移動させて情景を変える、舞台転換法の一つ。
座元夜半亭 夜半亭は蕪村の別号。自身のことを歌舞伎の興行主に見立てて言った。
愚老 蕪村自らの謙称。懐旧 昔をふり返って、懐かしさにやるせなく感じる。
実情 自身の本心。
当春帳 『夜半楽』のこと。
同盟の社中 夜半亭社中の一門。
伏水 伏見。『夜半楽』に柳女・賀瑞以外の伏見の作者は入集せず。
桃には 桃の花のころ。伏見は桃の名所。
寛々 ゆったりとするさま。
柳女 賀瑞 伏見の俳人故鶴英の妻。賀瑞はその子。両者は『夜半楽』に入集。
(『蕪村文集』藤田真一 岩波文庫 2016年)今朝の父の一枚です(^^)v
合歓 (ねむのき)
〇ネムノキを農作業の目安にする土地も広い。
山形県で、ネブタ(ネムノキ)の芽が出ればもう霜はないといい、秋田県では、ネブタが咲けば土用という。
長崎県対馬では、ネムの花が咲いたら、ダイコンの種を播くとか、ダイズを作らないと遅くなるという。
島根県浜田市では、コウカ(ネムノキ)の花盛り時はアズキ播きによいといい、大分県でもコウカの最初の花に豆を播け、つぎの花にアワを播け、という。
また、ネムの花がよく咲いた年は豊作(宮城・鳥取)ともいう。
愛媛県上浮穴郡では、ネブタの花の色が濃いほど米がよくできる、と伝えている。
(『日本俗信辞典 植物編』鈴木棠三 角川ソフィア文庫 令和2年)