今日は、父の診察日で妹と三人で病院に向かいました。
と言うのも父も私も耳が悪いので妹に主治医や薬局で話を聞いてもらうことにしています。
先週の血液検査の結果を見ると数値が上がっているので
前立腺肥大症の薬を3週間服用することになりました。待っている間、読んでいたのが安部公房の『砂の女』
安部公房の作品は、学生時代、はまってしまいました。
読むたびに頭がゴチャゴチャとなって、破裂しそうになるのですが、
それが、快感になっていろんな作品を読んだ思い出があります。
『砂の女』も読んだのですが、記憶が飛んでいる(^^;)
来週から100分de名著でヤマザキマリさんが講師として話をされます。
テキスト「安部公房『砂の女』 2022年6月」も購入して読み出しました。
ヤマザキマリさんがなぜ、この作品に惹かれたのかがわかります。
【はじめに】と第1回「定着」と「流動」のはざまでを読んで、先に進むのをやめました。
ヤマザキさんの話を聞いた後に読むことにしました。
楽しみは後に取っておきます(^_-)
現在は、『砂の女』で描いた世界に私たちは閉じ込められ、
逃げ出すことができないでいるのかも知れない。
「安部公房 砂の女」(松岡正剛の千夜千冊)