雨が降っていたのでカタツムリに何度も会えました。
ネムノキの花が昨日の風と雨でいっぱい散っていました。
午後からは、蒸し暑くなってきました。
梅雨らしい蒸し暑さ…?世界はほしいモノにあふれてる「神秘のバルト三国SP」
素敵な「モノ」が紹介されていました。
横川雅子さんがリトアニアに着いたのがロシアの侵略が始まる前日だったそうです。
第2次世界大戦の頃からおよそ50年間ソビエトの占領下に置かれたバルト三国。
プズリなど民族的な手しごとは 禁止されました。
しかし プズリはラトビアの人々によってひっそりと 世代を超えて大切に受け継がれてきました。
リトアニアの衣装に欠かせないリエシネス。
ウールとビーズで作られたリストウォーマーで手首を彩るアクセサリーの役目も
ヤグルマギクの柄はリトアニア人がシベリアへ強制連行されたときに祖国を想った花だそうです。
ソ連時代の人々の苦しみを理解していないから、
ウクライナに対してロシアに降伏するようにという言葉がでてくるのだと思います。
オンラインショップのラブディエンで横川雅子さんが紹介していた品物を見ることができます。「ウクライナ・マリウポリでコレラ集団感染の恐れ=英国防省」(BBC 6月11日)
激しい攻撃にさらされていて衛生状況が劣悪になっています。
前に紹介した『コレラの感染様式について』からコレラの流行期の対策を転記します( ..)φ
この本がでたのは1855年。
日本では前年の1854年に「日米和親条約」が結ばれ、
1853~56年にオスマン帝国とロシアの間にクリミア戦争が起きています。
「クリミア戦争とトルストイ」(金沢美知子 日本看護協会出版会) 流行期にとるべき12の対策
コレラやコレラと同じように伝播するすべての病気の予防のために必要な措置は、非常に単純なものである。
それは、病気が発生した際に実施するものと、時間を要するため事前に実施するものに分類される。
コレラの流行期にとるべき対策は、次のようなものになる。
第一に、患者を最高の清潔状態に保つこと。
コレラ患者がいる部屋には、手洗い鉢や水、タオルを置き、看護師や他の付添人あこれを頻繁に使用するようにすること。
とくに食品を触れる前には。
第二に、患者の汚れたシーツや衣類は、排泄物が乾燥して細かい塵となって舞い上がらないように、使い終わったらそれを洗うまですぐに見ずに浸すこと。
洗濯できないシーツや衣類は、華氏212度〔摂氏100度〕以上の温度にしばらく晒すこと。
(『コレラの感染様式について』ジョン・スノウ著 山本太郎訳 岩波文庫 2022年) 第三に、飲用や調理に使用する水(井戸からの水であろうと、水道管で運ばれる水であろうと)が、汚物溜や家庭排水、下水の内容物で汚染されないように注意すること。
あるいは清潔な水が得られない場合は、よく沸騰させ、可能であれば、濾過したものを使用すること。
ロンドンの大部分にテムズ川の水を供給するための工事が進行中で、ランベス水道会社と同様に、テディントン・ロック北のテムズ川から水を得ることになっている。
大都市の水供給源として最適とはいえないが、多くの水道会社の取組みを受けて、水質は大きく改善している。
濾過と、とくに大きな貯水池での貯留のおかげで、水は、おそらく非常に健康的なものになるだろう。
いずれにしても、ロンドンの浅いポンプ井戸よりも安全であることは間違いない。
ロンドンや他の大きな町の通りにある井戸のポンプの取手は固定し、通りの水やりなどの目的にのみ使用することが望ましい。
テムズ川を航行する船に適切な水を供給することも必要だ。
水は沸騰させると気の抜けた味になるが、冷たくなった後に濾過すると、再び空気が入り、気の抜けた味あるいはぼんやりした味は完全に除去される。 第四に、コレラが近所で流行しているときは、家に持ち込まれるすべての食料はきれいな水でよく洗い、華氏212度〔摂氏100度〕の温度で消毒すること。
少なくとも、こうした過程のいずれかを経るべきであり、水または火によって清潔に保たれるべきである。
手洗いに気をつけ、食事に気をつけることで、コレラ患者たちのなかにいても危険にさらされることなく過ごすことができると、私は考えている。
第五に、混み合った部屋に住んでいる人の間でコレラやその他の伝染病が発生した場合、病人の身の回りの世話をする人だけ残して、健康な人は可能なかぎり、別の居住区画に移動させること。 第六に、炭鉱をきれいに掃除したり、その中にトイレや手洗い所を設けたり、安全な食事の手段を提供したりすることは不可能だろう。
とすれば、作業時間を8時間ではなく4時間にし、坑夫たちが食事のために帰宅できるようにし、坑内で物を食べさせないようにすべきである。
第七、知られたらパニックが起きるとか、患者が見捨てられるといった考えで、コレラの伝染性を人々に隠すべきではない。
イギリス人は病気で友人や親戚を見捨てたりはしないが、友人や親せきの世話をすることで危険にさらされることもある。
しかし実際には、コレラは、いくつかの簡単な予防策によって回避できる。
コレラを「伝染性」の病気として見ることは、コレラの原因が、私たちすべての者がその中に浸っており、呼吸しなければならない空気の神秘的な状態によって決まると仮定するよりも、はるかに無難な学説なのである。 コレラやコレラと同じ方法で伝播する病気に対して、事前に対策を講じることできるものとしては、
第八に、良好で完璧な配水を実現すること。
第九に、下水や汚物溜、家庭排水の内容物や、川を航行する人々の排泄物による汚染のない充分な〔清潔な〕水を提供すること。
第十に、路上生活者に簡易宿泊施設を提供したり、貧しい人々のために十分な居住空間を提供すること。 標準的な簡易宿泊施設の大きな利点は、調理や食事、睡眠のための部屋が分かれており、清潔さと品位を保つ家事室があるということである。
このような施設を利用する非常に貧しい人々の死亡率は、最も裕福な階層の人々のそれと同じくらい低いものであった。
また公共の洗濯場は、貧しい人々が家族の食器や食品を、病人の汚れた衣類などと別に洗うことを可能にしており、病気の流行をよく防ぐと考えられる。 第十一に、個人的にも家庭的にも清潔を保つ習慣をつけること。
第十二に、患者を健康な人から隔離するためには、感染地から到着した人、とくに船で到着した人に注意を払うこと。
コレラの場合、一般的に、監視は長期間である必要はない。
…後略…
(『コレラの感染様式について』ジョン・スノウ著 山本太郎訳 岩波文庫 2022年)
現在の対策とどこが違うのかな?
ウクライナでは、ロシアの残虐な攻撃でウクライナの人々が命の危険にさらされている。
今朝の父の一枚です(^^)v
今年は、アメリカデイゴがよく咲いているので、こんな時は、台風が多いと呟いていました。
先日、故郷へ電話をしたときにもデイゴがいっぱい咲いているときは台風に注意するようにと話していました。
今朝の父の一枚です(^^)v
今年は、アメリカデイゴがよく咲いているので、こんな時は、台風が多いと呟いていました。
先日、故郷へ電話をしたときにもデイゴがいっぱい咲いているときは台風に注意するようにと話していました。
琉球大学の学生が配る入試合格電報の文面が「桜咲く」でなく「デイゴ咲く」だそうです。