夏だから暑いのはしかたないのだけど…

花の時期は本当かなと思っても、
果実ができるとマメ科の木だと納得できますね(^。^)

興味深い研究が進められていますね(^-^)
「“日本人の起源に迫る” 弥生人の骨をＤＮＡ分析へ」
ネットの世界で隣国などへのヘイトスピーチを繰り返す人がいますが、
ルーツをたどれば先祖は大陸から渡ってきたと思います。
人類の旅、大きな歴史の流れを無視しているのだと思いますし、
御先祖様への侮辱だと思います。

昨日、紹介した藤原清輔の歌について、白洲正子さんの解説も紹介したいと思います。

　　八十四　藤原清輔朝臣（きよすけあそん）

　　　長らへばまた此比（このごろ）やしのばれん　
　　　憂（う）しとみし世ぞ今は恋しき

　清輔（1104-1477）は、六条藤原顕輔（あきすけ）の次男に生まれたが、
父にうとんぜられたので、若い頃は憂悶（ゆうもん）の日々を送った。
そういう苦悩を述べた歌で、「新古今集」には、「題知らず」となっている。
が、「家集（いえのしゆう）」には、
「いにしへ思ひ出（い）でられけるころ、三条大納言いまだ中将にておはしける時、つかはしける」
という詞書（ことばがき）があり、相手の中将については色々の説がある。
（『私の百人一首』白洲正子　新潮文庫　2005年）

この詞書から推察すると、かなり年をとってから、昔を述懐して詠（よ）んだ歌で、
意味だけとれば、三条院の「心にもあらで憂世にながらへば」に似ているが、歌の姿はまったく違う。
穏やかなのは、六条家の歌風と聞くが、三条院の痛切さはなく、どこに焦点を合せていいか判断に困る。
にも拘（かか）わらず、時間の経過、――というよりも、
未来から現在へ、そうして過去へと、逆にさかのぼって行く調べには、しみじみとした味わいがある。
（『私の百人一首』白洲正子　新潮文庫　2005年）

かるたを取っている時は気がつかなかったが、
これこそほんとうに「述懐」の歌にふさわしい詠嘆といえるであろう。
父に嫌われたのは、どういう理由かは私は知らないが、生活の上でも、
和歌の道でも、苦労をした人に違いない。
（『私の百人一首』白洲正子　新潮文庫　2005年）

承安（じょうあん）二年（1172）三月、清輔が主催して、
長寿の人々を一堂に集め、尚歯会（しょうしかい）を催した。
その時の歌にも同じような趣きがある。

　　　散る花は後の春とも待たれけり
　　　またも来まじきわが盛りかも
（『私の百人一首』白洲正子　新潮文庫　2005年）

チョウトンボが…

向かい合って止まっているのは雄と雌なのかな？

クマゼミとアブラゼミにはよく出会うのですが…
ニイニイゼミにはこの公園で初めて出会いました(^。^)
近年、都市部では数が減っていたのが復活してきたそうです。

はつ夏の夕べ木槿は白く咲き詩のごとき愛捧げてみたし
（『栗木京子歌集』砂子屋書房　2001年）

俳句では木槿（むくげ）は「初秋」の季語なんですが、初夏の頃から咲き出します。
新暦になり温暖化した現在、短歌のほうが自由だなと思ってしまうのは勘違いかな？

これまたこの公園で初めて出会いました…
鼻の穴を開いていました(o^^o)
「爬虫類で初めて哺乳類に匹敵する数の匂い受容体を発見、陸上動物最多クラス」
（2013年4月29日　理化学研究所）
ダイジェスト版もあります。

泥の中を泳いでいたのでボヤッとしか見えなかったのですがスッポンだと思います。

忘れ物かな？
ヒマワリが水をかけてほしそうにしていました(o゜▽゜)o
夏は暑いのがあたりまえなのですが…
「3日も東海や関東甲信で39度の予想 熱中症に厳重警戒」