2018年8月15日水曜日

8月15日

久しぶりにカタツムリに会えました。
雨が降ったので出てくることができたのかな?
今日は、「終戦記念日」。
全国戦没者追悼式を見ていて、
天皇陛下は言葉一つ一つをかみしめるように仰っていて
犠牲者の方々に語りかけておられるように聞こえました。
その前に挨拶された方は、早口で言葉に重みがなく
これまでの国会答弁を思うとどこまで本心で仰っているのかと思ってしまいました。
『NHK日めくり万葉集vol.8』(講談社)に
◆特集1 五万首が伝えるあの時代
 『昭和萬葉集』に詠まれた戦争の記憶
」(菅 紘 かんひろし)という記事があります。
全文を転記するのは長すぎるので、最後の方を転記したいと思います。
胸に迫る愛する人との別離の歌
 全集で質量ともに圧倒的なのは、
出征するもの、見送るもののそれぞれの胸の裡(うち)を詠んだ歌の数である。

 三人(みたり)の子つむりを寄せて眠りをり
 発(た)ち征(ゆ)くわれにかかはりもなく (藤原竹秋)

 真綿帽子かむりてねむり深き子に
 発ち征くわれの手をふれてみつ (二村伝次)

 父われは兵隊にゆく強くならむ
 佑子はかしこく女らしくあれ (野村清一)

 自分が生まれてきた世界の激動を何も知らずに、
今日までは両親の庇護のもとに育ってきた愛児たち。
その彼らを置いて、父は遠い戦場に出て行かねばならない。
幼くはかない幼児の記憶を、五感のすべてにとどめておきたい
――そんな思いが聞こえる「兵士の歌」だ。
 われをもとめ旗ふらす父母(ふぼ)の固き顔
 速度ましゆく車窓より見き (福永龍二)

 出征は、たいていは最寄り駅からの鉄路による別れであった。
車窓越しに見る、老いを増した両親の言葉をなくした顔は、
旅立つ息子の胸に焼き付く――。
 しかしなによりも、現代の防人が味わわねばならなかったのは、
最愛の対象との別れの時だった。
 湯加減を見に来し吾につき来(きた)
 お召(めし)受けたりと言い切りぬ夫(つま) (松本涼子)

 必ずや生きて還(かへ)ると言ひがたき
 君と朝(あした)の町を歩めり (柳沢やすみ)

 明日は征く夫が傍(かたへ)に黙(もだ)しつつ
 軍服のほころびを縫ひ階級章をつける (森田八重子)
そしてまた、夫を駅に見送る日はさけようもなくやってくる。

 汽車の窓ま近に夫と向ひ居て
 すがらむばかりの吾が心なり
           (支那事変歌集銃後篇)

 夫とのる最後とならん夜(よ)の汽車に
 温かき牛乳わけてのみたり (神戸照子)

 もう、なにかを付け加える必要はないだろう。
やがて間もなく戦地に召集されることが確定した時、
夫婦の間には黙って残された時間を共に過ごすことしかない。
そして文字通り夫婦の最後の夜を前に、
この夫婦はどんな思いを交しあったのだろうか。

 さがし物ありと誘(いざな)ひ夜の蔵に
 明日征く夫は吾を抱きしむ  (成島やす子)

『昭和萬葉集』が時代と歴史を文献に刻んだ、たしかな一首と言っていいだろう。
最後に、この歌集がすぐれて国民の受難を記録したことを表す収録歌を紹介して、
本稿を締めくくることにする。
 炎なかくぐりぬけてきて川に浮く
 死骸に乗つかり夜の明けを待つ

 ズロースもつけず黒焦(くろこげ)の人は女(をみな)
 乳房たらして泣きわめく行く
 目玉飛びでて盲(めしひ)となりし学童は
 かさなり死にぬ橋のたもとに

 子と母か繋(つな)ぐ手の指離れざる
 二ツの死骸水槽より出ず
広島で被爆した正田篠枝さんという人の、
原爆の惨害を詠った歌集『さんげ』に収められた歌である。
昭和22年、GHQの検閲が厳しく誰も原爆のことを公にできない時代、
見つかれば重刑もあり得たなかで、文字通り命がけで詠いあげた歌だ。
 それから60余年、ようやくアメリカの新大統領が広島・長崎の核兵器使用は
人類的道義に関わる問題だと言明にして話題になった。
遅きに失した感はあるが、オバマ氏がこう言い切ったことは、
先の大戦の犠牲者たちへのささやかな鎮魂になるであろう。
(『NHK日めくり万葉集vol.8』中村勝行編 講談社 2009年)
最後に気になっていた2歳の子が無事見つかって涙が出そうになりました。
父は神隠しにあったんやなと話していました。
2歳男児発見の男性「尊い命 助かってよかった」
尾畠春夫さんの指に止まっているのはシオカラトンボかな?
なんか握手をしにきたみたい(^-^)

2 件のコメント:

  1. こんにちは~=^_^=
    トンボってこんなに近くから見ると以外と面白い顔ですね(笑)

    2歳児の発見本当に良かったです 私は申し訳ないけど最悪な結果を想像してしまいました。
    でも強い子供ですね2日も真っ暗の中心細かったでしょうに
    元気で発見されて本当に良かったです。

    返信削除
    返信
    1. 蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/
      目玉の大きなトンボを見ると愛敬がありますよ(o^^o)

      父の田舎でもどこを探しても見つからなかった子が
      二、三日して近くから見つかったことがあったそうです。
      神隠しにあったんだと村の人たちは話していたそうです。
      夏だったことと、雨が降らなくて体温を奪わなかったことなど
      幾つかが奇跡をうんだんだなと思います。
      それまで懸命に捜索していた警察や消防の人たちを
      責めるようなツイトを見ると
      情けない人が多いなと思ってしまいます。

      削除

申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m