2018年6月9日土曜日

まだ風が涼しいです(^。^)

雨が上がり青空が広がっていました。
蒸し暑さを覚悟していましたが、案外涼しい風が吹いて歩きやすかったです。
椿の実を見ていると「サザエさん」の波平さんを連想しました(^^ )
波平さんの年齢は54歳の設定なんですが…

  合歓(ねむ)咲くや雲は流れをやはらげて  青柳志解樹

 合歓は葉が夜になると羽をとじるようにたたむので、ねむの木の名がある。
これは葉のつけ根の部分の細胞内に水が少なくなるからという。
夏、牡丹刷毛(はけ)を散らしたような薄紅をはいた花を開く。
花は夕方に咲き、日中にはしぼんでいる。
ほのぼのと夢のような趣のある花で、芭蕉は中国春秋時代の薄幸の美人西施のイメージを想い、
象潟や雨に西施がねぶの花」。
マメ科に属する落葉高木で、全国各地の山野に自生、『万葉集』にすでに詠まれている。
 この句、合歓の花の鄙(ひな)にはまれな優美さをよくとらえ、自然の実相に触れた作。
作者は「山暦」主宰。
(『日々の俳句』沢木欣一 求龍堂 昭和58年)

・「今風化粧鏡(牡丹刷毛)」(歌川国貞)
・「美のココロ」―おしろい化粧―(第6回)
(はちす)がおふる池のみぎわに立(たた)ずめば衣にほはし清きかぜふく  田安宗武

○衣にほはし―「にほはし」は万葉集では色に染める意。ここでは香気の意か。
▽蓮の生えている池の水際にじっと立っていると、衣服にまでいい匂いを送って気持よい風が吹いてくる。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』
    高木市之助・久松潜一校注/岩波書店 昭和41年)
びわの種のこされてふふくそう
   ふふく(不服)
(『風天 渥美清のうた』森英介 文春文庫 2010年 品切れ?)
ナミテントウが忙しそうに動き回っていました。
テントウムシの模様」(動画)
あぢさゐに轟然(ぐわうぜん)と雨降りし後はにかみに似て雫かがよふ  田村二葉
(『昭和萬葉集 巻十四 東京オリンピック 昭和39年~42年』講談社 昭和55年)

かがよう【耀う】「輝く・きらめく」意の雅語的表現。
(『新明解国語辞典<第四版>』)
アオサギの朝ご飯はニホンカナヘビのようでした…
シオカラトンボのように見えますが、コフキトンボ
睡蓮の今年も咲いて遠いひと  永田暁風
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)
キアゲハ(アゲハチョウ科
リュウキュウフジウツギの蜜を吸っていました。
白紫陽花が手を組んで上に伸ばしていました(^_-)
しら花のたいざん木は露ながら空のふかきに冴えあかりつつ
(『明石海人歌集』)
モミジバフウ(マンサク科)
花の時期に気がつかなかったけどナワシロイチゴかな?