2018年6月28日木曜日

中之島図書館

今日は、雨が降っていないけど淀屋橋駅で下車
中之島図書館を訪ねました(o^^o)
平成30年度大阪府立中之島図書館特別展「明治初年の大阪」〟の説明の中に
文明開化と人びと
富国強兵をめざし、西洋の思想や学問、
技術を導入して近代化を推進しようとした政府のもと、
新しい風潮は「文明開化」として人びとの風俗や文化にも影響を与えるようになった。
 とはいえ、新しい考え方や生活様式が急に受け入れられた訳ではなく、
「散髪」は推奨される布令が出されたがなかなか一般に広がらず、
大阪府や堺県は何度も散髪を求めている。
牛肉店の開店を妨害する動きに対しては、
「開化の妨げ」はしてはならぬとの布告も出された。
 太陽暦への改暦、電信や鉄道の登場、
新しい公共の場での「ふるまい方」…急速に変化する社会の中で、
「上からの強制」を伴いつつ、人びとの暮らしは年とともに変わっていった。

展示を見た後、「大阪資料・古典籍室1」でブログ用の資料を転記していました。
お昼近くになったので向かいの市役所の地下食堂へ(^。^)
いつもの中華そばとアジの南蛮漬け、山芋とろろを食べました。
食後、図書館へ戻り、再び資料集めをしていました。
今日の目的は講演会 「刑事裁判記録から見た維新・開化期の大阪
講師の先生は大阪市立大学大学院法学研究科の安竹貴彦教授。
確定した裁判判決記録は全国の地方検察庁から、国立公文書館(つくば分館)へ保管されます。
大阪地検資料の特徴は、とりわけ明治初年の記録が充実しているそうです。
その史料群のもつ重要性として当時の状況、世相、人々の価値観、身分制の実態などを知ることができます。
当時の大阪府は、旧幕府法(公事方御定書)の刑罰体系のうち、
各種の追放刑を「徒罪」に読み替えて刑を科していた。
(死刑に該当すると考えられる事件は、中央に伺いを立てる必要があった)。
明治のはじめの刑事訴訟に旧幕府の元与力や同心が関わっていた。
大阪府が組織した府兵隊(浪花隊)
[慶応4(1868)年6月~明治3(1870)年7月]の府兵の多くは、
かつての旧幕府の与力・同心あるいは足軽などから組織されていた。
ただ、年を追うにつれ、旧幕臣たちの必要性は低下していくことになります。

この後も安竹教授の講演は続くのですが、まだ、整理できていませんので
機会があれば報告したいと思います。
なお興味のある方は、安竹教授の著書があります。
大阪「断刑録」―明治初年の罪と罰
なお特別展や講演会の情報は、「中之島図書館メールマガジン」で得ています。
安竹教授が市役所の所に「大阪裁判所址 」の碑があると仰ったので探すと…
明治天皇聖躅(せいちょく)」の側面に書かれていたようで
帰りを急いでいたので気がつかなかった(^^ゞ
急いでいたのは、父と妹と三人で夕食を食べることになっていました(^。^)
お気に入りのお店でいただきました(^-^)
暑かったのでスダチがたっぷり入ったお蕎麦にしました。
店員さんに聞くと今日から始めた季節限定のメニューみたいです(^^ )