2018年6月4日月曜日

こんなに暑いと…

朝から気温が上がりました(^0^;)
大阪市で真夏日 7月並みの暑さ

書き疲れまどろむ夢に佇むは父の楠の木 母の合歓の木
(『道浦母都子全歌集』)
花言葉は「野生・元気」だそうです(^-^)
コゲラに出会いました♪
淋しければ山の狭間(はざま)に詮なく紫陽花の花をちぎりすてつつ
(『宮柊二歌集』)
睡蓮の花ひらきたりしまらくのひとりごころの器(うつは)なしつつ  島田修二
(『現代の短歌』)

しまらく【暫く】〔副〕
《クは副詞語尾》「しばらく」の古形。奈良時代に使われた語。
(『岩波古語辞典(旧版)』)
シジュウカラエナガの子どもが話し合っているみたい(^。^)
シジュウカラが「ぼくもみずあびしようかな?」と思いながらもためらっているような…
「ぼくも仲間に入れて」と別の子がやってきました。
シジュウカラの子どもは水しぶきを避けながら歩いているみたいです(^^ )
「オッ!頭から突っ込んでいる…」とビックリしているのかな(^_-)
メジロの水浴びの迫力にお尻(腰?)がひけている(^▽^)
メジロの迫力に飛んでいった(^^ )
メジロの水しぶきにシジュウカラがのけぞっているような(^^ )
水浴(みづあび)し翅をつくろふ鳥見れば人より清くひたむきに見ゆ  牛田留治
(『昭和萬葉集 巻十四 東京オリンピック 昭和39年~42年』講談社 昭和55年)
どうして丁寧に水を浴びるのでしょうか。
それは羽毛の手入れをするためです。
羽毛は、繊細で傷つきやすく、脂がついているのでホコリなどの汚れが付きやすいのです。
傷みや汚れは、防水や保温性能に悪い影響を与えますから、
これはただちに死に結びつきます。
ですから鳥は、水を浴びて羽毛を清潔に保たなければ死んでしまうのです。
(『ポケット図解 鳥の雑学がよ~くわかる本』)
  花石榴(はなざくろ)大雨(たいう)に明けて白き空  内田百閒

 石榴はペルシャ・インド西北部あたりが原産地、中国を経て渡来した。
梅雨の間に筒状の深紅色の花を開き、燃えたつように鮮やかである。
重苦しい梅雨空の下で見るこの花の朱色は誰にでも強い印象を与える。
つゆ花という名もある。
 夜来のはげしい雨が明け方に晴れあがり、地上はまだ雨後の気配がただよい、
(もや)が白くたなびいている。
「白き空」がいかにも梅雨の朝らしい。
季節感が鋭敏に出ていなければ俳句の魅力は半減する。
 百閒は岡山市生まれ、六高在学中、志田素琴に師事して句作。
漱石門下の異才、随筆家百鬼園先生として親しまれた。
昭和46年、81歳で没。
(『日々の俳句』沢木欣一 求龍堂 昭和58年)
キアゲハ(アゲハチョウ科)
2日にヘラオオバコがカシワバアジサイを突き抜けていると思ったら
今朝は、上の花まで突き抜けていました(°°)
今朝の父の一枚です
鯨でも泳いでいるみたい(^-^)