曇り空で蒸し暑かったです…
萩は秋の季語だけどこの時期に咲いているのでミヤギノハギかな?
赤ちゃんを育てるのに心配事が多いですね。
「2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険!」(日本小児科医会)
私も心肺機能が低いので、マスクをつけての心臓リハビリは危険だと主治医の先生から言われています。
マスクを着けたままで歩いていると、息苦しくなるので
公園や買い物などでは、人とすれ違う時にマスクをかけて、
人通りが少なくなるとマスクをずらしています。
ハエトリグモ(アオオビハエトリ)がいるなと写していました。
姿が見えなくなったので立ち上がると、
男性が何を写していたのかと聞いたので
「ハエトリグモです」と答えると、「クモか」と立ちさりました。
興味のない人にもいますし、クモが嫌いな人もいますからね(^_-)
外来種のセアカゴケグモは毒蜘蛛ですが、
私の知っている範囲ではクモは益虫です(^^)v
「クモは益虫? 害虫?家で見かけたらどうする?」(ウエザーニュース)
抜け殻がありました。
「テントウムシの育ち方」(小学3年 動画)
〝木村花さん死亡 官房長官「ネットリテラシー向上の啓発重要」〟(NHK)
「ネット上のひぼうや中傷 投稿者特定の仕組み見直しへ 総務相」(NHK)
啓発でなくなるのだったら、こんな酷い状況になっていないと思います。
ヘイトスピーチも公然とされている日本。
「ドイツにおけるヘイトスピーチ対策」(金 尚均<キム サンギュン>)
『茨木のり子詩集』より「王様の耳」を転記しますφ(..)
王様の耳
皆としゃべっているうちに
男たちのだんだん白けてゆくのがわかった
ある田舎での法事の話
気付けば満座は男ばかり
私一人が女であって
なにをか論じていたのであった
女たちは大きな台所で忙しく立ち働いている
私もちょこまかしなくちゃならないわけなんだが
船頭多くして船すすまずのありさまだから
悠悠の男たちのほうにまじっていたのだ
とりたてて生意気の論 ぶった覚えもないのだが
家父長連のこの尊大さのポーズはどうであろう
彼らの耳はロバの耳
見渡せば結構若いロバもいた
(驢馬よ ゆるせよ これは比喩
おまえたちの聴覚ははるかに素敵だろうと思うよ)
(『茨木のり子詩集』谷川俊太郎選 岩波文庫 2014年)
女たちは本音を折りたたむ
扇を閉じるように
行きどころのない言葉は からだのなかで跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)
うらはらのことのみ言い暮し
祇園の舞妓のように馬鹿づくことだけが愛される
老女になって 能力ある者だけが
折りたたんだ扇をようやくひらくことを許されるのだ
その権威は卑弥呼なみとなりおおせ
理不尽な命令にさえ 大の男が畏る
悲しいかなや 折りたたまれいしもの
とりいだしたるときは黴はえて
その古び 如何ともなしがたし
親戚の周子さんをつかまえて
この地方の男たちを罵倒すれば
古い家の重圧のもと苦労を重ねているこの人は
仄白い顔をかたむけて さびしく笑う
折にふれ それは私も感じています
なにかの感想を洩らせば
ありうべからざることのように
へえんな いやあな顔されて
でも考えようで
まだまだ私も若い証拠だと思って……
ムンクの「叫び」という一枚の絵に
ひどく惹かれると昔語ったこの人は
のどもとまで突きあげてくる叫びを
いまも圧し殺しつつ耐えているのか
女双六のあがりかた
いつまでも定石どうりとはいかないだろう
とまれ 私の出席したのは江戸中期の法事であったわ
男たち 白けなば 白けよ
言うべきことは 言わねばならぬ
私の住む都会では こういうことはないのだが
だが まて しばし
一皮剝けば同じではなかったか
茶化し せせら笑い 白け 斜にかまえ
鼻であしらうのが幾らか偽装されているにすぎぬ
女の言葉が鋭すぎても
直截すぎても
支離滅裂であろうとも
それをまもともに受けとめられない男は
まったく駄目だ すべてにおいて
そうなんだ
記憶の底を洗いだせば 既に二十五年は経過した
私の男性鑑別法その一に当ってもいた
――『人名詩集』(1971年)より――
(『茨木のり子詩集』谷川俊太郎選 岩波文庫 2014年)
今朝の父の一枚です(^^)v
コーヒー休憩の後、タイサンボクが咲いているだろうと
母と一緒に歩いた道に向っていました。