昨日は、雨で買い物以外はStay Homeでした。
20度を越えるとアイスコーヒーを選ぶ人が増えるそうですが
私は、暑くてもホットコーヒー派です(^_-)-☆
「16日にかけて雨 日中もひんやり」(えりの気象日記 5月15日)
「StayH♡me ドラえもんといっしょに♪」
〝英ウェールズ 医療関係者らの「明日に架ける橋」動画が反響〟(NHK)
NHKのニュースには動画がなかったのでポールサイモンのFacebookを検索しました。
「'Bridge Over Troubled Water' For NHS」♪
ブログの記事を書きながらS&G時代のアルバムを聞いています♪
やはりなぁと思ったのが
「中国 台湾のWHOオブザーバー参加に断固反対表明 新型コロナ」(NHK)
中国政府のメンツがあるのだろうけど、
中国政府の隠蔽主義で世界がコロナ禍の渦に巻き込まれている。
〝台湾 外交部長「新型コロナ対策の経験で国際貢献できる」〟(NHK)
台湾に学ぶことが多いと思う。
中国政府の首脳を見ていると、権力闘争に明け暮れているのだと思う。
指導者では、周恩来がすぐに思い浮かぶ。
学生時代に外交史の教授が周恩来は、ナンバー2にならなかった。
つねに3番目の位置にいたと講義で語っていました。
権力のトップの座につかない、国と人民のためにだけ働いていたと思いました。
当時、中国では「文化大革命」の嵐が吹き荒れていました。
文化大革命という凄まじい嵐を乗り切った周恩来なら、
COVID-19の嵐にどう対応したのかなと思う。
(周恩来の死後、第1次天安門事件が起きる)
「アジアアフリカ会議(バンドン会議)」(中学・高校)
「世界史用語解説 授業と学習のヒント 周恩来」(世界史の窓)
「天安門事件 武力鎮圧」(NHK)
〝「今こそ体の感覚を大事に」 解剖学者 養老孟司さん〟(NHK)
の中で、養老孟司さんが「昔は結核がありましたからね。」と語っていました。
結核は、もう過去の感染症と思いがちですが、
今なお、世界中で感染拡大し、多くの人が亡くなっています。
「結核は日本の重大な感染症です。」(公益財団法人結核予防会)
『現代の感染症』より「結核」について転記しますφ(..)
なおこの本は、1997年に出版されていますので資料は古いです。
最新の資料は、結核予防会や厚労省の「結核(BCGワクチン)」などを参照してください。
7 病原体の飛沫や環境汚染によるもの
2 結核
楽観から患者数が増える
第二次世界大戦後の日本では、国民のほとんどが回虫と結核菌に感染していました。
しかし、驚異的ともいえる経済復興、新しい抗生物質ストレプトマイシンによる治療とウシ型結核菌のBCG接種によって、結核による死亡率は、1918年に人口10万人あたり250.7と最高をしめしていましたが、43年には235、86年には3.4、89年には2.9と減少しました。
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年)
患者数も減少していましたが、ここ10年間は患者の減少率が鈍化しています。
アメリカでも同じで、減少していた患者数が1982年以降増加に転じています。
この現象には、エイズの流行や貧民層、外国からの移民問題が関連しているとされていますが、60~70年代のいきすぎた楽観論による行政・医学界の結核対策の手抜きが根本的な原因であると指摘されています。
日本では、1995年に4万2000人余りの新規発病者が確認されています。
結核患者の割合は人口10万人あたり34人であり、オランダの4倍、ドイツやフランスの2倍以上であり、先進国では飛びぬかたまんえん状態にあります。
その原因は、アメリカと同じく、結核がまれな病気となったための気のゆるみが指摘されています。
結核の大流行している国から、毎年多くの人たちが日本にやってきます。
1994年度に383万人の外国人が入国し、そのうち東南アジア・中東からは約250万人が来日しました。
これらの人たちが、日本に結核をもちこんでいるといわれています。
おもな感染ルートは飛沫
結核菌は抗酸菌類 Mycobacterium の結核菌群に属し、学名を M.tuberculosis (マイコバクテリウム・ツベルクローシス)といいます。
この菌は運動性がよく、多様な形態をしめします。
染色標本では、長さ1000分の2~4ミリのやや曲がった桿菌として観察されます(写真 省略)。
結核菌群の菌は、細胞壁に脂質が多く、色素の通過をさまたげるので、ふつうの染色法では染まりにくく、また、いったん染色されると酸やアルコールで脱色されないため、抗酸菌とよばれています。
結核菌は偏性好気性菌であり、喀痰(かくたん)などの材料から小川培地などで培養することができますが、この培地でコロニーを形成させるのには3~4週間もかかり、菌の発育が遅いのです。
この菌は、消毒薬に抵抗性があり、十分な時間をかけなければ死滅しません。
反面、直射日光には弱く、わずか数分で死滅します。
ヒトへの感染は、主として肺結核患者からの飛沫によります。
乳幼児では肺で結核菌が血流に入り、結核性髄膜炎、骨・関節結核、粟粒(あわつぶ)結核などの血行性結核をおこしやすく、とくに危険です。
肺結核はしばしば空洞をつくって菌がそこで増殖し、「せき」などをつうじて外部に排出されて、他人への感染源となります。
肺からいろいろな臓器への菌の転移は、血液、リンパ液と組織内(管内)の3経路でおき、このうち血行性とリンパ行性転移は初感染後早いうちにおきやすく、管内性転移は慢性結核でおきることが多いのです。
結核の診断は、結核菌のタンパク質を抗原とするツベルクリン反応(*遅延型アレルギー反応)でなされます。
さらに、BCGの経皮接種による予防が可能です。
BCGによって引きおこされる感染防御抗体によって、子供などの患者数減少に役立っています。
しかし、BCG接種による抗体の効果を過信している向きもあります。
結核はしばしば*日和見感染症として、とくに老年期にヒトが発症しました。
医師も的確に診断することができずに、患者が見過ごされていることも多いのです。
結核菌は増殖が遅く、発見される患者の約40%は初診から確定診断まで一カ月以上が空費され、確定診断されたときには、すでに他人を感染させていることもしばしばありました。
発育の遅い結核菌の検出効率を高めるために、培養法に並行して、結核菌の種特異的なDNA領域を増幅して検出する*PCR法がとりいれられ、迅速な確定診断ができるようになっています。
このPCR法は感度が高く、検体中に20個の結核菌がふくまれていても、約4時間で診断できます。
再流行する結核
地球上の結核患者の95%、結核死亡者の99%をしめている開発途上国では、いままさに空前の流行に見舞われています。
開発途上国を中心に全世界で毎年300万人が、結核で原因で死亡していると推定されています。
空前の大流行の原因は、過去の結核対策の失敗または結核対策の無視、結核を発症しやすい思春期人口の増加とエイズの流行がおもなものです。
アメリカでは、結核死亡者の年齢分布に二つのピークができました。
いままでは60歳以上の老人層だけでしたが、1990年には20歳から49歳までの年齢層の死亡が増加しました。
新しい年齢層の結核死亡者のうち、エイズが主原因であった率は大幅に増加していました。
結核が、エイズにおける日和見感染症として大きな比重をもつようになったのです。
さらに、多剤耐性の結核菌が出現しています。
結核の治療に用いる化学療法剤は、以前はストレプトマイシン、現在はイソニアジットやリファンピシンですが、完全治療に要する服用期間が長く、最低六カ月間の投与が必要です。
しかし、治療中断や不完全な治療がなされると、結核菌がこれら特効薬が効かない多剤耐性をしめすようになります。
このような多剤耐性結核菌による感染がひじょうに多くなったのです。
アメリカCDCによれば、多剤耐性菌による集団感染が、1992年以降12件も発生しています。
ホームレス保護施設、エイズ患者のための施設や病院で、患者は約2000人、医療従事者40人も感染しました。
WHOやCDCの結核部門責任者によれば、結核はもは多くの地域でコントロール不能になり、このまますすめば50年後には5億人が結核にかかると予想されています。
遅延型アレルギー 抗原刺激から12時間以上遅れて、活性化されたTリンパ球の働きで起きるアレルギー(Ⅳ型)。
日和見感染症 平素は無害で潜在的に感染している弱毒微生物が、宿主の免疫不全に乗じて増殖し病原性を発する疾患。
PCR法 ポリメラーゼ連続反応法の略。試験管内の温度を上下させて、短い長さのDNAを増幅させる方法。
2重鎖のDNAは、温度を94℃に上げるとほどけて1本鎖になる。
そこで温度を下げて、添加されているプライマー混合物を作用させる。
プライマーとは、調べようとするDNA部分の開始部分と終端部分の、それぞれ相補的(AとT、CとG)なヌクレオチド鎖である。
プライマーは、ほどけた1本鎖のそれぞれの開始点に結合する。
そこで添加されている耐熱性ポリメラーゼの至適温度(72℃)にすると、ポリメラーゼはもとのDNA配列に相補的になるように、同時にくわえられてあるヌクレオチド単体を結合させる。
つまり、目的のDNA部分が2組(元と新のDNA部分を1組)できることになる。
この温度の上下操作をくりかえすと、1本のDNAから2→4→8→16→32と、2倍ずつ増えていく。
数時間のあいだに、目的とするDNA部分が100億コピーもできる。
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年)
転記しながら思ったのは、COVID-19 の感染者の死者がアメリカで多いのは、
結核やエイズと関連があるのではないかなと思いました。
専門家でもないので間違っていると思いますが…
「新型コロナ死者 報告より5000人ほど多い可能性 米NY市が推計」(NHK 5月12日)
今朝の父の一枚です(^^)v
ネコノツメ(ノウゼンカズラ科)が満開です。
昨日、アベノマスクが届きました。
父に届いたと見せると、「汚れていたのやろう」と一言。
首相が自慢気に発表したのが4月1日だったけど…
薬局でもマスクを購入できるようになってきてから届いた。
首相の愚策の証拠に日付を書いて置いておくことにします。
「新型コロナウイルス感染症対策本部(第25回)」(首相官邸)
「妊婦向けマスク検品費 8億円でなく800万円未満 厚労省 コロナ」(NHK)
厚労省は、安くなったと言いたいのでしょうが
国会で担当局長が答弁した「8億円」は、その大半が全世帯向けの布マスクの検品の費用
おかしくないですかね…
不良品が見つかれば、製造業者が全品回収するのが常識だと思うのですが、
8億円も無駄な税金を使うのでしょうか!
週明けに強行採決するみたいですね!
日本ペンクラブが声をあげました!
忖度せよと政権が言い、忖度しましたと官僚が応え、公文書書き換えも、名簿廃棄も起きたのではなかったか。
検察庁法改正は、政権にいちばん煙たい検察官に忖度せよと迫るための道具。
こんなことでは日本が壊れる。
私たちは反対の輪に加わる。
日本ペンクラブ会長 吉岡忍
#検察庁法改正案に抗議します
明日の
#週明けの強行採決に反対します