2018年9月23日日曜日

秋分の日

久しぶりに朝から青空が見えました(^-^)
山のエリアの門から中を見ると野良猫ちゃんがいます。
あれから山のエリアは閉鎖されているので、餌をもらえなくなっています。
10月のイベントも中止になっている。
  南無秋の彼岸の入日赤々と  宮部寸七翁(すなおう)

 秋分の日、秋彼岸の中日である。
この日は太陽が真東から出て真西に沈む。
ために西方浄土の方角を知るのに最もよい日であり、
赤々と沈む<入り日>によって極楽浄土を観想したか。
<南無(なむ)>は西方にある極楽世界を主宰する阿弥陀への呼びかけの語だ。
心から帰依(きえ)しますという気持の表現、
ナムアミダブツの信仰心を背景に実相観入の俳句である。
 実相観入というのは斎藤茂吉が提唱した歌論。
皮相の写生に止まらず、実相に徹するをもって写生道の要諦(ようてい)とするもの。
俳号の寸七翁から老人と推察する人もいようが、
気鋭の新聞人で筆禍事件の責任をとって下獄六カ月。
のち肺患となった大正5年より「ホトトギス」に投句した。
38歳で死去。
  1887~1926 熊本県生まれ。高浜虚子に師事。没後句集『寸七翁句集』。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護  新潮社 平成17年)
根元から倒れているのを「根返り」というそうです。
根返りが起きた場所は水を吸い込みやすく
土砂災害のおそれが以前より高まっているのだそうです。

緑化樹木の樹勢回復技術ー診断編」(日本緑化センター)
くらがりに傷つき匂ふくわりんの実
(『橋本多佳子全句集』角川ソフィア文庫 2018年)
『魏志』倭人伝には日本には馬がいないと記されているが、
おそらく家畜として飼われていなかったのであろう。
石器時代の貝塚から馬骨が発掘されているので野棲のものはいたにちがいない。
古墳時代の後期に入ってにわかに乗馬の風がさかんになったことは
馬具の類や馬の埴輪が多く出土していることによって知られる。
これらの馬は朝鮮半島から伝えられたものと思われるが、
北方系の騎馬民族が朝鮮に南下しさらにわが国に渡来したという説もある。
馬の埴輪には轡(くつわ)や鞍(くら)・鐙(あぶみ)・手綱・鈴や
杏葉(ぎょうよう)をつけた鞦(しりがい)等をそなえ、
当時の馬具の形式を明らかに示したものもある。
(『日本史小百科14 動物』岡田章雄 近藤出版社 昭和54年)

古式馬具装着方法」(甲冑馬具工房あべ)
数年前のことです。
中国からの観光客に対し、
「日本で一番、印象に残ったことは?」というアンケートをとったところ、
回答のトップが、
「街なかに大きなカラスがたくさんいたこと」だったというニュースがありました。
それが、このハシブトガラスです。
 ハシブトガラスは日本で繁殖するカラス2種のうちの1種です。
みなさんが普通に「カラス」と聞いてイメージするカラス、
都会でゴミ荒らしてカアカアと鳴くカラス、
それがハシブトガラスだと思えば、ほぼ間違いないでしょう。

(…略…)

 ハシブトガラスはパキスタンからインド、
ヒマラヤ地方、インドシナからマレーシア半島、インドネシア、
ボルネオ島、フィリピン、中国南部から東部、台湾、朝鮮半島、日本、
ロシア沿海州からサハリンまで分布しています。

(…略…)

 さて、分布から言えば、中国にもハシブトガラスはいます。
では、なぜ、中国人観光客はそんなに驚いたのでしょうか?
 その理由は、大都市に大型のカラスが多数生息しているのが、日本くらいだからです。
もちろん他の国の都市にもカラスはいるのですが、
それほど多くはなかったり、もっと小型の種類だったりします。
ハシブトガラスは全長56センチメートル、
翼開長は1メートルほどになる、かなり大型のカラスです。
これが人間をものともせず、我が物顔にそのあたりに止まっているのは、
世界的にはやはり珍しいことでしょう。
 では、中国をはじめ、外国のハシブトガラスはどこで何をしているのでしょうか?
 彼らは、もともとは森林生の鳥だったと考えられています。
台湾では山地の森林にいますし、
ヒマラヤ地方での分布は森林の存在に影響されています。
もともと、森林を離れたくない鳥なのです。
 では、森林性だった鳥が、なぜ、日本を代表する都市の鳥になったのでしょうか?
(『鳥類学者の目のツケドコロ』松原始 ベレ出版 2018年)
キンエノコロ(イネ科)を見ているとなんか変だな…
いろんなタイプのエノコログサが見つかるかも知れませんね(^。^)
四つ葉のクローバーのようなご利益はないかもしれませんが(^_-)

2 件のコメント:

  1. こんばんは~

    久しぶりにいいお天気でしたね。
    実家の空き家の瓦が落ちているので、雨が気にかかります。(^-^;
    ブルーシート待ちです。

    >日本を代表する都市の鳥になったのでしょうかか?

    その後に、教えていただけるのかな?
    と、思いましたら残念です。(^-^;
    何故なんでしょう?

    都市に住み着いているのは、日本くらいなんですね。
    近所でもカラスをよく見かけます。
    ごみ収集の日は、確実に見かけます。
    羽を広げて降り立つときは、ほんとうに大きく見えます。
    ヒッチコックの「鳥」を想像するときがあります。(^-^;


    >二股以上のエノコログサ」
    へぇ~、初めて知りました。
    四葉の??エノコログサもあっただなんて。。。
    いいことありそうです。(^^♪

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    1. カイさんこんばんは(*^O^*)/
      まだブルーシートが届かないのですね…
      こちらでもブルーシートをかけているお家をよく見かけます。
      雨漏りがあるとすぐに家が傷みますよね。

      >その後に、教えていただけるのかな?
      本にはその理由が書かれています。
      一度に転記すると、クレームが来そうなので小出しにしています(^^ゞ
      ハシボソガラスはまだ可愛いなと思うのですが?
      ハシブトガラスはあのクチバシを見ると、
      集団で行動している様子は「鳥」の映画とソックリですね。

      エノコログサは日の光りを浴びてキラキラ光っているのを見るだけでも楽しいですよね(^-^)
      昨日初めて二股に分岐しているのを見つけて検索すると
      いろいろ分岐しているエノコログサがあるようです。
      歩く楽しみが一つ増えました(^^ )

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