ニュースを見ると胸が痛くなります。
巻第十五 恋歌五 766
恋ふれども逢ふ夜のなきは忘れ草夢路にさへや生(お)ひしげるらむ
これほど恋しく思っても、現実にも夢の中でも逢える夜がないのは、
夢路にまで忘れ草が生い茂っているのであろうか。
○忘れ草 萱草のこと。その名から「忘れる」を連想させる。
古今集時代には、もっぱら「人を忘れる草」として詠まれる。
○夢路 夢の中の道。
○さへ 添加を表す。現実にはもちろん、夢路でも。
○生ひしげる 忘れ草が生い茂っていて、そのために相手が自分を忘れて来られない、ということ。
(『新版 古今和歌集』高田祐彦訳注 角川ソフィア文庫 2009年)
合歓の花拾ひて渡しあひにけり 星野立子
(『現代日本文學体系95 現代句集』筑摩書房 昭和48年)
これほどの大雨は経験したことがないと毎年言っているような気がします。
毎年、異常気象のニュースが流れています。
豪雨で堤防が決壊し、山崩れも起きています。
先日の地震がこの大雨の時に起きたらと思うと…
一方、千葉の地震は「スロースリップ」が原因とか…
ミソハギ(禊萩 別名ボンバナ 盆花)の花が咲き出しました。
犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
もう咲き終わったと思っていたけどまた咲いていました。
花言葉が「臨機応変な態度」だそうです(^。^)
セリ(セリ科)が咲いていました(^-^)
チョウは花の受粉にはあまり助けにはならないようです。
と言うのも翅には鱗粉があり、花粉はつきません。
「チョウ 美しいはねの秘密」(動画)
あまり見かけない子だけど…
トモンハナバチ(ハキリバチ科)かな?
顔中花粉だらけになっているみたい(^^ )
目についた花粉をぬぐっていました。
「こん虫の目」(動画)
百日紅まことの愛は遂になし 金子兜太
(『現代日本文學全集95 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
紙ひとえ思いひとえにゆきちがいたり 矢車のめぐる からから 平井 弘
(…略…)
もっとも辛いのは、愛しあっているのに何故か行き違ってしまう場合だ。
たとえば、『風と共に去りぬ』の二人のように。
掲出歌からは、そんな行き違いの苦さが、そして苦さの後にくる空虚さが、伝わってくる。
二つ目の「ひとえ」には「一重」と「ひとえに」という意味とが掛けられているのだろう。
ほんのわずかな心のズレが、しかも思いの深さゆえに、別れをもたらしてしまう。
情けないようなばかばかしいような気分を、下の句が巧みにとらえている。
ところで、この歌を、恋の歌とは読まない人もいるだろう。
人間関係のさまざまな場面で、この「からから」は聞こえてくる。
平井弘の作品は、時に歌集などで位置づけられた意味あいを超えて、迫ってくる。
たとえば、横浜港母子殺人事件で、死者のプライバシーをあばくマスコミ報道に接したときには
「言わなくていいことなのに死者のまま死なせてあげていい筈(はず)なのに」という彼の歌を、
また、いじめの問題を考えるなかでは
「困らせる側に目立たずいることを好みき誰の味方でもなく」という歌を、私は思い出した。
これらは、二十年、三十年以上前に詠まれた作品である。
ひらい・ひろし 1936年、岐阜県生まれ。
同人誌「斧」創刊に参加。歌集に『顔をあげる』『平井弘歌集』。
(『あなたと読む恋の歌 百首』俵 万智 朝日文庫 2001年)
ニホンカナヘビが枯れ枝で休んでいるように見えた(^^ )
ナガ~イ尻尾を枕代わりにしているのかな(o゜▽゜)o
花二題
やがて梅雨も明けようとしている
晴れたり 降ったり
神鳴ったり
つかのまの強い日射しの中で
カンナの花が 真紅に咲いている
夏を告げるカンナの花
学歴などない
地位も 名誉もない
土砂降り
神鳴れば
また あじさいの花が帰ってくる
そこだけ 青空のように明るい
あじさいの花の浄土
晴れたり 降ったり 曇ったり
神鳴れば
地のままに
地の風景が あったのではなかったか
(『新月―山尾三省第三詩集―』くだかけ社 1991年)
ムラサキシジミが翅を広げてくれていました♪
アオスジアゲハが蜜を吸いにきていました。
ヤブガラシ(ブドウ科)の花は小さいけれど蜜がよく出るようです。
花弁や雄しべは早くに落ちてしまいます。
葉の上で日光浴をして体温を上げる
日が射して少し気温が上がってくると、彼らは種類ごとに決まった方法で日光浴を始める。
それには、
1)翅を開いて背中に日を当てる、
2)翅を閉じて体の横面を日に当てる、
3)光をよく反射する白い翅を半開きにして背中に光を集める(モンシロチョウ)の3つがある。
チョウは他の虫たちと同じように、まわりの気温に体温が影響される変温動物だ。
活発に飛びまわるには30度位の体温を維持しなくてはならないが、
気温が30度にもなるのは真夏の日中くらいだ。
そこで体を日光に当てることで、輻射熱によって体温を上げるのだ。
これは炎天下に置かれた水銀柱が、実際の気温よりも高い温度を示すのと同じ原理である。
逆に体温が上がりすぎる時は、日陰に入ったり翅を閉じてとまったりして、
体に日光が当たるのを防ぎ,体温を下げる。
(『虫のおもしろ私生活』ピッキオ編著 主婦と生活社 1998年)
今朝の父の一枚です。
初めナツズイセン(ヒガンバナ科)かな思ったのだけど
ユリ科のような感じもします(ウバユリ?)
○ ○ ○ ○
最近知った、社会人1年生の女性のTwitter
仕事場(介護施設)での利用者さんとの会話が素敵だなと思いました。
Instagramはアカウントがなくてもアクセスできます。
こんにちは~=^_^=
返信削除本当に各地で被害が出ていて心が痛みますね。
kazeさんは元気でお過ごしですか?
無理なさらないで下さいね
日々の更新見ていて安心はしていましたがコメントが投稿出来ない状態だったので
本日コメント書けて良かったです=^_^=
日々お写真楽しみにして観させて頂いています
蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/
削除記事を更新したときや
コメント欄への記入があれば通知があったのですが
それが届かなくなっています。
そのために気がつくのが今日になりましたm(_ _)m
コメント欄を閉じていたのは伯母の四十九日が終わるまではと思っていました。
こんにちは~
返信削除今日、梅雨明けが発表されました。
ほんとうに、警報だと思うほどの雨降りでした。
「百日紅まことの愛は遂になし」
ちょっとびっくりな句でした。
もう、百日紅の季節ですね。
これからが夏本番、暑さに備えねば。。。(^-^;
※※
庚申堂に行かれたの拝見しました。
丁寧なレポに、うん、うん、頷いていました。(#^.^#)
カイさんこんばんは(*^O^*)/
削除返事が遅くなりましたm(_ _)m
記事を更新したときに通知のメールが届かなくなっていたので
もしやと思い、コメント欄を確認したのが今日になりました_(._.)_
俳句や短歌を見ているとへ~っと思うような発想に出会いますよね(°0°)
庚申堂は地図を見て気になっていたのですが行く機会がありませんでした。
カイさんの記事を見て、やはり行きたくなって訪ねましたp(^-^)q