カタツムリは寝坊しているみたいです(^^ )
今夜は「火星が15年ぶりに地球に大接近」だそうです。
初戀
大かたのよその情(なさけ)を見し日よりこひしき人に成(なり)にけるかな 香川景樹
○大かたの―一般の。
○よその―他人の。
▽何となく異性に対して一般的に特別の感情を抱き初め、
それがだんだんと特定の人に愛情を感ずるようになるのが初恋というものですね。
初恋の心理分析をした歌。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』
高木市之助・久松潜一校注 岩波書店 昭和41年)
面とれば本の木阿弥(もくあみ)練供養(ねりくよう) 繡鮮
来迎(らいごう)の諸菩薩に仮装してねり歩く来迎会の人も、
その仮面をはずせば、仏からまた人間に戻って、見物の知人などと挨拶をかわすことになる。
せっかく、菩薩の心になって、衆生済度(しゅじょうさいど)のしぐさをしたのに、
付け焼き刃はすぐにはがれてしまうのであり、ありがたがって拝んでいた人も、もうなれなれしく呼びかけるのである。
本の木阿弥 もとの身分にもどることをいう諺。
木食上人(もくじきしょうにん)が年をとって妻の所へ帰り、修行がむだになった逸話。
筒井順昭の死をかくすため、木阿弥が身代りをした故事によるという。
(『黄表紙 川柳 狂歌』浜田義一郎 鈴木勝忠 水野稔 校注 小学館 昭和46年)
コシアキトンボのメスかな?
明るい野山のあちこちに、クサギは大きな葉を繁らせています。葉をちぎってもむと、ゴマに似た強い異臭。
されで「臭木」の名がつきました。
鳥が種子を運んでくるので、都会の公園の片隅や線路際などでも見かけます。
欧米では日本生まれの美し園芸植物として Harlequin glorybower の名で親しまれています。
一方、その日本ではクサギは雑木扱いで、
仲間で中国原産のボタンクサギや西アフリカ原産のゲンペイクサギが園芸用に人気があります。
古くは有用植物として使われました。
クサギの若葉はうぶ毛が密生して柔らかく、ゆでてさらして苦みを抜けば食べられます。
茎葉や根は薬用に藍色の実は「常山(じょうざん)の実」とも呼ばれて染料になり、布を美しい水色に染め上げます。
(『身近な植物に発見! 種子(タネ)たちの知恵』多田多恵子 NHK出版 2008年)
旅ゆけば我招くかに擬宝珠咲く 角川源義
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
クマバチのメスが花粉を集めるのに忙しそうにしていました。
二度目の子育ての時期かな?
こちらはクマゼミ…
元気な声は、まだまだ続くのだろうな…(°°;)
「初鳴き・遅鳴き」(「’95 身近な生きもの調査」環境庁(現・環境省))
(100分de名著 for ティーンズ 「百人一首」木ノ下裕一より)
世の中は 常にもがもな 渚漕(なぎさこ)ぐ あまの小舟(をぶね)の 綱手(つなで)かなしも
鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)
(ありえないことだけど、世の中が、ずっと平穏なままあれば、いいのになぁ、
いつまでも、いつまでも。絶えず変化し続ける浪、
そこに浮かぶ舟、その舟をつなぐ綱、その綱を曳(ひ)く漁夫たちの手、手、手。
どうってことのないこの渚の景色が、今日はとても特別なものに見えるんだ。)
(…略…)
しかし、この歌を詠んだ作者がどんな時代に生まれ、
いかなる生涯を送ったのかを知ると、
この歌には、明日が見えないことへの不安や、
運命を受け入れるしかないというあきらめの気持ちが込められていることがわかってきます。
(…略…)
(『100分de名著 for ティーンズ』NHK出版 2018年)
○ ○ ○ ○
午後から心臓リハビリ。
2011年7月31日に入院した時から担当していただいている理学療法士のNさんと
もう7年が過ぎ、8年目に入るのですねと話していました。
本当は6ヵ月(現在5ヵ月)のリハビリ期間を過ぎても
半年ほどの期間をあけて再開してもらっています。
医療費の削減で、リハビリの期間などが縮小されていますが、
私からすれば、リハビリは再発の予防になると思います。
心臓の上半分(左右心房)が壊死して動かなくなっていて
ときおり胸の痛みなどを感じますが、
リハビリで血圧や心拍数、心電図などを測りながら状態をチェックしてもらうと
歩くことへの恐怖感を軽減してくれます。
今日のトレッドミル30分間の歩行距離は2.12kmで、消費カロリーは126kcalでした(^_^;)
室内の運動で安心して汗をかくことができるのは
病院で理学療法士さんや看護師さんにサポートがあるからです。
リハビリとは違いますがこんな記事がありました。
「エアコンと汗腺 ホントの関係は?」
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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m