2018年7月16日月曜日

まだまだ暑さは続きます…

朝からムッとする暑さ
それでもモンシロチョウは日向で休んでいる(°0°)
熱中症の応急処置」(環境省)
「第21段」より
(女はずいぶん時がたってから、こらえきれなくなったのだろうか、詠んでよこした。)

今はとて忘るる草のたねをだに人の心にまかせずもがな

これでおしまいだといって私を忘れる忘れ草の種だけでも、
あなたの心には蒔かせたくないものです。
「忘るる草」は忘れ草。忘れ草は萱草(かんぞう)のことで、
憂いを忘れる草、人を忘れる草などの意に用いる。
(『伊勢物語』中野幸一訳注 旺文社文庫 1990年)
(男の返し歌)
忘れぐさ植(う)うとだに聞くものならば思ひけりとは知りもしなまし

忘れ草を植えて、私のことを忘れようとしているとさえあの方からお聞きできたなら、
やはり私のことを思っていらしたと、知りもしたでしょうに。
「忘れぐさ植う」とは人を忘れようとしている意。
(『伊勢物語』中野幸一訳注 旺文社文庫 1990年)
二人の結末はどうなったかは(^_-)
妹が野良(のら)の帰りに手折(たを)り来し蓮(はちす)は香(にほ)ふ夕べの土間に  的場義和
(『昭和萬葉集 巻一 昭和時代の開幕 昭和元年~5年』講談社 昭和55年)
ハクセキレイが空を見上げていたのは、
いつまで猛暑は続くのかと思っているのかな?
暑さの原因は『2層高気圧』 今月下旬まで続く見込み
朝ご飯のメニューはヤゴかな?
トンボのよう虫のすむところ」(動画)
今年はチョウトンボが少ないです…
タイワンウチワヤンマ(サナエトンボ科)
ヒメジャノメも暑いのかな?藪の中にいることが多いです。
立ちくさるまで花たればあじさいの惨こころゆくまで看とりしを  平井 弘
(『昭和萬葉集 巻十九 戦後日本の総括 昭和49年』講談社 昭和55年)
夏深き 森の空蟬 おのれのみ 空(むな)しき恋に 身をくだくらむ

夏も深まった森の、蟬の抜殻(ぬけがら)のように空しい恋に、
ただ私ひとりが思い乱れるのであろうか。
◇空蟬 蟬の脱殻。転じて身の力が抜け、ぼんやりした状態をもいう。
(『金槐和歌集(旧版)』樋口芳麻呂校注 新潮社 昭和56年)
今朝の父の一枚です。
シダレエンジュが咲き出しているのを撮していました。
一緒に歩いていたとき母がルーペで花を見ていました。

2 件のコメント:

  1. こんにちは~=^_^=
    どのお写真も良いですね
    いつも知らない名前のものばかりで勉強になります
    観ていて爽やかな気持ちになります=^_^=

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    1. 蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/
      この厳しい暑さの中では、歩くだけで精一杯です(゜o゜;)
      体が慣れないうちに一気に暑くなりましたよね。
      水分補給をしたいときにできる私たちは幸せです。
      被災地の皆さんは、水分補給が大切だと分っていても
      断水で十分な水分補給ができないでしょうし、
      体を洗ったりできないので大変だなと思います。

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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m