2018年7月18日水曜日

頑張りすぎると倒れる暑さ…

ミカンの実なんですが
蛙かな?なんかニヒルな横顔が見えている(^。^)

岸見一郎さんがTwitter
猛暑のために東京では熱中症で死の危険にさらされるということを、
世界のアスリートに知らせることが必要だと発信しています。
(英文です。原文のままではありません(^^ゞ…)
燃えるような赤いトンボですが、アカトンボ(トンボ科アカネ属)ではない(^_-)
ショウジョウトンボ(トンボ科ショウジョウトンボ属)

道を歩いている人を見ると顔が赤いです。
中には無帽で日傘もさしていない方もいる(°0°)

専門家「暑い中にいたあと体調悪いは熱中症を疑って」
ヤブミョウガ ツユクサ科
〔解説〕
暖かい地方の薄暗い林の中で見られます。
葉を見るとミョウガの葉に似ていて、そこからこの名がついたといわれています。
高さ1メートルぐらいになる大柄な花なのですが、花は小さく直径1センチぐらいです。
白い花びらに囲まれた中から、黄色い花粉をつけた雄しべが出ていて、アップで見るときれいです。
せっかくのきれいな花なのですが、1つの花は1日しか咲きません。
ちょっともったいない話です。
●分布:本州(関東以西)、四国、九州、沖縄
●花期:8月~9月
(『花のおもしろフィールド図鑑(夏)』ピッキオ編著 実業之日本社 2001年)
チョウトンボ(トンボ科)
アリがたくさん集まっていましたp(^-^)q
花むくげはだか童(わらは)のかざし哉

桜は大宮人(おおみやびと)の挿頭(かざし)となるが、
木槿(むくげ)は裸子(はだかご)が振りかざす。
英一蝶(はなぶさいつちよう)の絵への画賛句。
大宮人に裸子、桜に木槿を対比した俳味が、みそ。
季語「むくげ」秋。
(『袖珍版 芭蕉全句』堀 信夫監修 小学館 2004年)
カナムグラ(クワ科)

巻第四 759
   大伴の田村家の大嬢(おほいらつめ)、妹(いもひと)坂上大嬢に贈る歌(四首)
いかならむ 時にか妹を 葎生(むぐらふ)の 汚(きた)なき宿に 入れいませてむ

いったいいつになったら、あなたをこのむぐらの茂るむさ苦しい家にお迎えできましょうか。
一連の歌の結びとして、ぜひ一度来訪してほしい旨を告げる挨拶の歌。
◇葎生 むぐらの茂った場所。
荒れ果てた庭や家を表し、ここでは謙遜の辞として用いられている。
「むぐら」は一面に生い茂り、物にまつわりつく蔓性の植物。
◇入れいませてむ 家に迎え入れて座につかせたい、の意。
(『萬葉集(一)旧版』青木生子 他 校注 新潮社 昭和51年)
(二人は異母姉妹です)
烏瑟翠(うしつみどり)の元結(もとゆひ)は 髪筋(かみすぢ)ごとにぞ光るなる 
龍女(りゆうによ)が妙(たへ)なる声引(こわびき)は 聞けども聞けども飽く期(ご)なし  
                      (法文歌・雑法文歌・231)

【現代語訳】
龍女の結い上げた黒髪は、髪の筋目ごとにつやつやと光り輝いている。
龍女の説法は美しい声の調子はいくら聞いても飽きることがない。
(『梁塵秘抄』植木朝子編訳 ちくま学芸文庫 2014年)
【評】
 龍女の成仏した姿を、優美な仏像のイメージで捉えた一首。
ここには「烏瑟」(肉髻(にくけい)とも。仏・菩薩の頂上の骨肉が隆起して、結い上げた髪のようになったもの)という、
仏の相貌を表す言葉が使われてはいるが、
美しい女性の姿と声とが官能的な印象をもって歌われている。
 龍女成仏のテーマはしばしば絵にも描かれた。
厳島神社蔵の国宝『平家納経』提婆達多品(だいばだつたほん)表紙には、
大きな口や鋭くとがった背びれ、飛び出した目玉などを持つ怪魚が数匹描かれ、
龍女の住む暗く怪しい世界を暗示する。
それに対して見返し絵は龍女が宝珠を捧げ持って海中から出現し、
二人の侍女を従えて、
仏の待つ天上世界へまっすぐに進んで行く様子をきらびやかな色彩で描く。
経の中では「変じて男子と成りて」とされる龍女であるが、
この絵の中では、結い上げた黒髪に、袂と領巾(ひれ)を風に翻し、
美しい女人のまま、天空を目指す姿で描かれている。
当該今様にも、『平家納経』の絵のように、
龍女を成仏後も美しい女人として捉えていこうとする傾向が窺われよう。
(…略…)
(『梁塵秘抄』植木朝子編訳 ちくま学芸文庫 2014年)

この龍女の「変成男子(へんじょうなんし)」について植木雅俊さんが
100分de名著「法華経 第3回 『永遠のブッダ』が示すもの」の中で

龍女は、小乗仏教的な女性観や成仏観にとらわれている人たちがなかなか信じないため、
彼らを説得するために男になってみせたうえで成仏した。
この「変成男子」は、女性の成仏に必要不可欠な条件ではなく、
あくまでも説得の手段だったと言えるのではないでしょうか。
(『100分de名著 法華経』植木雅俊 NHK出版 2018年)