ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)
あまりの暑さに気分が悪くなる…(ーー;)無理はできないので木影を探しながら歩いてました。
こんな時でも花やチョウ、トンボなどに出会うと
体調の悪さを忘れさせてくれますp(^-^)q
夏のうた
おしむべきことにしあれど暑き日は秋たつ程を待(また)れつるかも 田安宗武
○おしむべき―季節の過ぎ去るのは惜しまれるのが普通。特に春や秋に著しい。
▽普通は惜しまれるのが当たり前なのに、
暑い夏の日には早く秋が来ればよいと待たれるものだ。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』
高木市之助・久松潜一校注 岩波書店 昭和41年)
ミソハギ(ミソハギ科)
海の上の夕焼映(は)ゆる蓮田(はちすだ)に花の蕾(つぼみ)が一つ見えをり 宮脇常子(『昭和萬葉集 巻六 太平洋戦争の記録
16年12月8日~20年8月14日』講談社 昭和54年)
前にキツネノカミソリと早合点したのですが
ヒガンバナ科は葉が花の時期はないのにあるからおかしいなと検索すると
モントブレチア(ヒメヒオウギスイセン 姫檜扇水仙 アヤメ科)のようです。
(早合点で間違うことが多いです…m(_ _)m…)
花言葉は「貧乏だが高潔」だそうです。
清貧の花なのですね(o^^o)
何処かの国の政治家のように豪雨災害懸念のなか宴会をするような人たちは清貧の花なのですね(o^^o)
「清貧」とはほど遠いなと思います。
「正直に言って、これだけすごい災害になるという予想は、私自身は持っていなかった」
と仰っている方がおられますが、
気象庁が5日に「断続的に数日間 非常に激しい雨」と厳重警戒呼びかけているのですから。
露草の瑠璃十薬の白繁り合へ 石田波郷
甲斐信枝さんという人が『雑草のくらし』と題した絵本を出された。
京都の畑のあと地を五年間観察し続けた労作で、劇的な上に深い教訓を含んでいる。
雑草学入門ともいうべきこの本に、一種類だけ殆ど姿を見せないスター級雑草がある。
観察対象の土地が乾いた場所だったせいか全く露草が出て来ないのだ。
水気のある土地だと、露草はメヒシバといい勝負をくりひろげる。
冒頭の波郷の句には、露草とどくだみのそんな類似性が底にある。
茎の節々から根を出し、どこまでものびて行く露草は、
メヒシバと同じで、草とりの時に茎をたぐると、根もとまで三、四メートルもあったりする。
共に、人間を茫然とさせる繁殖力の持ち主で、戦争に負けるまでの大日本帝国を思わせる。
ところが、月草、ほたる草、うつし花と、
別名まで本名同様優しい名をもらっているのは、花が愛くるしいせいである。
本性の凄まじさと外見のいとおしさが、かくも食い違っているところをみると、命名者は男どもに違いない。
女ならぐさっと正体をえぐる名を考えつくだろう。
(『くさぐさの花』高橋治 朝日新聞社 1987年)
キチョウ(シロチョウ科)
8月頃まで脱皮を繰り返して成虫になります。「カマキリの育ち方」(動画)
一生を否一日を捨て得ねば鬱の花とぞおもふ紫陽花 伊藤一彦
(『現代の短歌』高野公彦編 講談社学術文庫 1991年)
今朝の父の一枚です(*^O^*)/
はっきりとは分らないのですがクロアゲハのような感じです(o^^o)
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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m