2018年7月5日木曜日

咲くやこの花館

今朝も雨が止まず、大雨警報がでるほどだったので
リハビリ散歩を諦めて「咲くやこの花館」を訪ねました。
夏の夜、甘い香りがいっぱいの花が咲き
翌朝、水辺に花を落とします
白色のおしべが房のように咲き、
蛾やコウモリが受粉してくれます
赤いめしべだけ残り、やがて実をむすびます
果実は茶色で形はキウイフルーツに似ています
やがて水辺に落花し、水に浮かんで運ばれていきます
(転記間違いがあると思いますので、ぜひ、咲くやこの花館を訪ねてください)
夏の風物詩 サガリバナの季節
サガリバナ(沖縄:キーフジ) Barringtonia racemosa
原産地:熱帯アフリカ~太平洋諸島 サガリバナ科
 夜に咲き、朝には散ってしまうはかない樹木、サガリバナが当館でも見られます。
アフリカ、インド、マレー半島や太平洋諸島、そして日本では石垣島以南に見られます。
神秘的な美しさは、近くにある川に花が落ちるとなお一層魅力をましてきます。
花は白またはうすいピンクで、沢山の雄しべが水に浮かび芳香が漂います。
花は朝には落ちていることが多いですが、時折50cmほどの花序に残っています。
熱帯スイレン(スイレン科)
水面の宝石
学名のNymphaeaは、ギリシア語のNymphe(水の精)に由来します。
スイレンには日本の屋外でも栽培される耐寒性スイレンと
冬期には加温が必要な熱帯スイレンがあります。
また、熱帯スイレンには昼咲き系と夜咲き系があります。
サクララン(ガガイモ科)
出かける時、父にサクラランの写真を頼まれました。
母と来ていたときに、沖縄を思い出していた花でした。
リュウキュウエビネ(別名:オキナワエビネ ラン科)
デンドロビウム・リンドレイ(ラン科)
ミヤコジマソウ(キツネノマゴ科) 
沖縄(宮古島)、インドネシア、ニューギニア、ポリネシア原産
ほふく性の小型多年草で、海岸の砂地や石灰岩上に生える。
白色の小さな花を咲かせる。
絶滅危惧種。
トーチジンジャー(Torch Ginger ショウガ科) 熱帯アジア
まるでたいまつ??
花の形が松明(Touch トーチ)に似ることから、この名が付けられました。
切花として利用したり、若い花序を野菜として食べます。
歯ざわりは爽やかで、ミョウガのような香りがします。

スタッフの方が撮しておられてTwitterにアップされていました(^-^)
ピンク色の実が可愛らしい
レンブ( Syzygium Samarangense )
原産地:アンダマン(マレーシア) フトモモ科
 高さは10メートルにもなります。
熱帯・亜熱帯アジアでよく栽培されています。
 果実は水分含有がやや多く、少し酸っぱく、淡いリンゴの様な香りがします。
淡泊な味ですが、原産地では清涼感があり、
喉の乾きを軽くうるおすのに良い果樹です。
味は「梨の味を薄くした様な感じ」と言われることが多く、
日本には甘くておいしいリンゴやナシがあるので、
日本でレンブは量産されることはないでしょう。
サンゴアナナス(パイナップル科)
テンニンカ(フトモモ科)
花よし実よしの野生木?
テンニンカ属は、熱帯アジア・沖縄に約20種類分布します。
「天人花(テンニンカ)」とも表記されます。
薄いピンク色の美しい花が咲き、甘酸っぱい香り。
実は黒紫色で、芳香と甘味があり生食できます。
ジャム、ゼリーなどにも利用されているそうです。
ペトレア・ウォルビリス(別名:パープルリース クマツヅラ科)
ブーゲンビレアがひょっとこのようなひょうきんな顔をしていました(o゜▽゜)o
こんな案内板が(^_-)

さがしみてみてね!
くさ~いサイカクの仲間あらわる。
一見するとサボテンのようで実は多肉植物。
花はヒトデ形で、色は暗紫色や黄色などでびっしりと毛の生えているものあるそう…
そして何よりこのにおい…
なんと!生ものの腐った〝腐敗臭〟を放ち
このにおいでハエをおびきよせ、
受粉の手伝いをしてもらいます。
マツムシソウ(スイカズラ科)
コケが生えている?
ザンセツソウ( Raoulia キク科)
原産地:ニュージランド
 コケが生えている!
そんな声がこの地をはうように育つ植物の前でよく聞かれます、
しかし、この季節よく見るとうす黄色の小さな花が見られコケではないことがよく分ります。
 ニュージーランドの高山の尾根に見られるだけあって
冷房のある高山植物室では美しく育っていますが、屋外では夏に弱ります。
7月半ばまで花が見られる予定です。
「花蓮展」が7月22日(日)まで開催されています。
今日は、多くの花が散っていましたが、蕾がまだたくさんありました。
世界で最も有名なハスの品種に「大賀蓮」が挙げられます。
このハスは、昭和26(1951)年、千葉県で、
約2000年前の泥炭層より発掘されたハスの古実から育成された品種で、
発掘調査を推進し、育成した大賀一郎博士の功績にちなみ「大賀蓮」と命名されました。
別名を「縄文蓮」や「二千年蓮」などと呼ばれています。
 ツネにハスの実は呼吸をしている訳ですが、地中深い泥炭層の中では地温が一定で、
外気と遮断されることにより実の呼吸量が著しく低下し、
仮死状態となることで2000年という長い年月を生き長らえたと考えられています。
通常、温度変化の激しい環境下で実を保管すると、
実の呼吸が盛んになり、必然的に寿命は短くなります。

混乱する「大賀蓮」に注意
大賀蓮が育成されてから約60年が経過し、
間違って広まったものや他の品種と交雑したものなどが、
大賀蓮とよばれている例がたくさんあります、
正規の花は、紅色の無条(花弁に鮮明な筋が入らない)で、
また、葉の感触が滑らかであることが、大まかな判別基準となっています。

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夕方は、父と妹と三人で外食です。
このまま雨が降り続くと、
伯母の四十九日に徳之島に行けないので
四天王寺さんにお参りしようと言っていたけど行けないねと話していました。
日曜日には父が一人で島唄のライブに行きたいみたいだけど
天気が悪かったらやめると話していました。