2018年1月27日土曜日

雪景色になりました。

昨夜、寝る時に外を見ると屋根に雪が積もっていました。
そのまま溶けずにこちらでも雪景色になりました。


木屋町(きやまち)の旅人訪(とは)ん雪の朝

木屋町 京都の高瀬川東岸、二条から五条に至る町筋。
    宿屋・料亭が多かった。
(『蕪村俳句集』)
春はただ我が宿にのみ梅咲(さ)かば離(か)れにし人も見(み)にと来(き)なまし
(『和泉式部集・和泉式部続集』)
アトリがニレの実を食べていると思ったら雪を食べていた(°°)
(つい雪がついただけなのか?)

 巻第二十 4339
国巡(めぐ)る獦子鳥(あとり)鴨鳧(かまけり)行き巡(めぐ)り帰(かひ)り来(く)までに斎(いは)ひて待たね
  右の一首は、刑部(おさかべ)虫麿

国々をとび廻るアトリやカモ・ケリのように筑紫の国を行きめぐり、帰ってくるまで、身を慎んで待っていてくれ。

獦子鳥鴨鳧 アトリ(スズメ科)、鴨(カマはカモの訛り)、ケリ(鴨の一種)と渡り鳥を三種並べた。
別に「感(かま)けり」とする説もある。
(かひ) カヘリの訛り。
斎ひて 潔斎して。
待たね 願望。
(『万葉集(四)』)
山茶花(さざんくわ)の咲くふるさとの店に来て母に歳暮の下駄買ひにけり  江田阿や子
(『昭和萬葉集 巻八 復興の槌音
      昭和23年~24年』講談社 昭和55年)
青空なのに雪がちらちら降ってきました。
蛍のように見えるのは雪に朝日があたって光ったのかな?

 巻第十 2314  柿本朝臣人麻呂之歌集
巻向(まきむく)の 檜原(ひばら)もいまだ 雲居(くもゐ)ねば 小松が末(うれ)ゆ 沫雪(あわゆき)流る

▼巻向の 檜原にもまだ 雲がかかっていないのに 小松の梢(こずえ)から 沫雪(あわゆき)が流れる
(『萬葉集三 日本古典文学全集4』小島憲之他校注・訳 小学館 昭和48年)
シジュウカラは藪の中に潜んでいたのですが、
どうもそこにモズ?が飛び込んだみたいで慌てて姿を見せました(^_-)
巻第四 624
   聖武天皇、酒人(さかひと)ノ女王を思われた御製
道に会ひて笑まししからに、
 降る雪の消
(け)なば消(け)ぬかに、恋ひ思(も)ふ吾妹(わぎも)

道の行きすがりに、にっこりとせられただけで、
 降る雪のように、身さえ消え入りそうに、私が焦がれているいとしい人よ。
(『口訳万葉集(上)』)
キクイタダキに会えました♪
2015年1月2日にも雪が残っている日に会えていました。
スズメが群れているなと思ったらジョウビタキ♂が一緒にいました(^。^)

2 件のコメント:

  1. こんばんは~

    >雪景色になりました。
    今朝も冷たかったですね。(^-^;
    そちらは、雪景色になりましたか!!
    山茶花の赤に雪の白が美しいです。

    >キクイタダキに会えました♪
    松の中に遊んでいるように見えますが、Kazeさん見つけるのがとてもお上手ですね。(^^)/

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    1. カイさんこんばんは(*^O^*)/
      昨日は、珍しく積もったのでいつも以上にノロノロ運転しました(^^ )
      山茶花の赤に雪の白さが綺麗だなと何枚か撮影しました。

      キクイタダキは、本当に小さな小鳥で1円玉5枚分(5g)しかありません。
      それだけに動きがチョコマカして追いかけるのが大変でした(^_^;)
      それに松の葉陰で暗くてピントばかりかシャッター速度が遅くなり被写体ブレになりました(..;)

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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m