2018年1月14日日曜日

朝の方が暖かいな…

今朝は、ゆっくり家を出て9時前に着きましたが
霜が降りていました。


かたしきの 袖(そで)も氷りぬ 冬の夜の 雨降りすさむ 暁(あかつき)の空

冬の夜の独り寝の袖が、雨が小降りとなってきた暁、
気づいた時には凍(い)てついていた。

独り寝の涙で濡れた袖が凍っていたというもの。
◇降りすさむ 小降りとなる。ひどく降る意とする解もある。
(『金槐和歌集(旧版)』昭和56年)
ひよどり【ヒヨドリ】
(略)
 ヒヨドリは平安時代から〝ひえどり〟の名で知られ、
室町時代から〝ひよどり〟(「易林本節用集」)、ひよ(「饅頭屋本節用集」)と呼ばれるようなった。
〝ひよどり〟の語源に関しては、鳴声によるという人もいるが、
〝ひえどり〟の転じたものと考えるべきであろう。
〝ひえどり〟の語源に関し、ヒエ(稗)を食べるからといわれているが、
ヒヨドリは果実や花蜜は食べるがヒエは食べないので、鳴声により名づけられたと考えられる。
〝ひよどり〟の名は〝ひえどり〟から転じ、一層鳴声に近いものに変ったのであろう。
〝ひよどり〟の漢字表記の鵯を、「飼籠鳥」は〝ひえどり〟〝ひよどり〟の漢名としているが、当て字であろう。
同じく漢字表記の白頭翁、白頭鳥は、誤用であって、元来はシロガシラの漢名である。
異名の〝はなすひ〟は花蜜を吸うからで、メジロも〝はなすひ〟の異名がある。
(『図説 日本鳥名由来辞典』)
生きてゐて淋しきときに呼ばふ名は風の上なる空にさ迷ふ
(『中城ふみ子歌集』)
一瞬の出会いでしたルリビタキ
 撮していると不思議そうに小首をかしげたキジバト(^。^)
同じく小首をかしげていたアンズ(*^ー゜)
百舌(もず)の声焼け残りたるわが家の門の木立まで来て帰りゆく  竹尾忠吉
(『昭和萬葉集 巻七 山河慟哭
   ――焦土と民衆 20年8月15日~22年』講談社 昭和54年)
寒雀ひとりひとり温めあう  海士天樹
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)
   ぐるりとまはつて枯山

 昭和7年(1932)1月26日、相知(おうち 現、佐賀県東松浦郡)での句。
山頭火は「枯山」というものに対して、割合敏感に感応するところがある。
この句に並んで、

  枯山越えてまた枯山

がある。
ぐるりとひとめぐりしたが枯山だった。
枯山を越えたが、また枯山、これも越えないとけない。
緑茂る山でなく枯れた山に取りつかれているような
今の状態という思いのなかにあったのだ。
おれのこころは枯山だ、といつか思い込んでいて、
枯山は山頭火のこころの喩(たとえ)の一つになっていたと見ることもできる。
冬の心象である。
だから、この句の翌日にできた句でも、冬寂びた心情のなかにあった。

 山路きて独りごというてゐた

 独りごと(独語)を呟くようになるのは中年か壮年からのことのようだ。
呟いて、老年を意識してハッとする。
昭和前半期に活躍した西東三鬼の句にも
中年や独語おどろく冬の坂」という句があったが、
この句にも枯れた山河が見えている。
特に山頭火のような放浪者は、老いの意識をもつことが早いのかもしれない。
(『放浪行乞 山頭火百二十句』金子兜太 集英社 1987年)
リハビリ散歩の帰りにホームセンターに寄りました。
水道の蛇口がしっかり閉まらないのでポタポタ水が落ちる。
パッキンだけを換えてもいいのだけど
スピンドルも換えることにしたのですが
長年使っているのでネジの部分(青矢印)に
アダプターがガチッと付いていて外れません。
店員さんが苦労して外してくださった。
と言うのは、もしスピンドルが合わない場合
古いのを使うことにしたからです。
帰ってから購入したスピンドルを装着するとうまくはまりました。
もしものことを考えて対応してくださったことに感謝です(*'-'*)
こころの時代~宗教・人生~「いのちを詠う」
で永田和宏さんが話をされていました。
冒頭に紹介されていた歌が 

生きてゆく
とことんまでを
生き抜いて
それから先は
君に任せる

    河野裕子

わたくしは
死んではいけない
わたくしが
死ぬときあなたが
ほうたうに死ぬ

    永田和宏

番組の最後に紹介されていた歌が

生きるべし
生きてゐよとの
きみよりのこゑ

    永田和宏

河野裕子さんが亡くなってもう7年経つのですね…
1月20日(土曜日午後1時00分)に再放送があります。

2 件のコメント:

  1. こんばんは~

    今朝は霜がおりていましたね。
    冷たかったです。
    朝起きるのをもう少し遅くしようかな?
    と思う今日この頃です。(^-^;

    >ヒヨドリは果実や花蜜は食べるがヒエは食べないので
    やはり。。。
    息子が小鳥エサのヒエ、アワを持って帰るかと言われた時に、ヒヨがいっぱいになると困るからと言うと「ヒエ、アワは食べないよ!!」
    と教えられ、貰ってきました。
    スズメさんにでもあげようかと思っています。
    キジバトやスズメさんでも庭に来てくれると和みます。(^^)/

    ルリビタキの目はほんとうに愛くるしいですね。

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    1. カイさんこんばんは(*^O^*)/

      >朝起きるのをもう少し遅くしようかな?
      σ(^_^;もいっしょですよ!
      リハビリ散歩に出かける時間は、夏時間から冬時間になりました(^_-)

      >「ヒエ、アワは食べないよ!!」
      息子さんは、ご存じだったのですね(°°)
      σ(^_^;は、この記事を書くまで、「ひえどり」のことを「稗鳥」と同じだと思っていました。
      鵯はいろんなものを食べるので早合点していました(^^ゞ

      スズメの若鳥は、この冬でかなりの数が死んでしまうそうです。
      「巣立った子スズメのうち、半数以上は、その年の冬を越えられないのではないかと考えられています。」
      (『身近な鳥の生活図鑑』)

      ルリビタキなど野鳥の目を見ると可愛いです♪

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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m