2021年1月11日月曜日

成人の日

曇り空だけどススキがまっすぐに立つほど風がなかったので歩きやすかったです(^^)v
今日は、「成人の日

三十三間堂 京弓 弓引く音」(NHK みちしる 2003年)
成人の日を迎えた娘さんでしょうね。
晴れ着姿を写していました。
せっかくの人生の節目の日なのに、成人式は行われたのかな?
去年の4月、ランドセル姿を写していた親子を見ました。
今年は、入学式を行えるのかな?

成年儀礼は1月とは限りませんでしたし、年齢も二十歳よりも前に行なわれていました。

木幡山の幡祭り 若者が生まれ変わる山」(NHK みちしる 1997年)
成人の日
(前略)
この法案を審議した国会での政府説明では、もともと元服や裳着(もぎ)といった成年儀礼は、宮中や貴族社会では1月5日までに、武家社会では1月11日までに行われていたが、国民全体の祝日であるからこれらの日を避け、しかもあまり元日に近くない松の内の日を選んだ、としている。
しかし、もともとこの日は小正月であり、元日を中心とする大正月と並んで重いハレの日であった。
(中略)
なお、民俗社会における伝統的な成年儀礼は、女子は13歳前後、男子は15歳前後に行われることが多く、女子のは鉄漿(かね)付け祝い、ゆもじ祝い、男子のは褌(ふんどし)祝い・兵児(へこ)祝い・烏帽子(えぼし)祝い・元服などと呼ばれていた。
(『三省堂 年中行事事典(旧版)』田中宣一、宮田登 編 三省堂 1999年)
スズメが草の実などをついばんでいました。
スズメについてこんな話があります。

 農業への影響


 具体的にどんな可能性があるかというと、まず、農業への影響が考えられます。
前の章で、スズメは農業被害をもたらすという話をしました。
ということは、スズメが減れば農業被害も減るような気がしますが、逆に農業被害が大きくなる可能性もあるのです。
(『スズメの謎 身近な野鳥が減っている!?』三上修 誠文堂新光社 2012年)
 大正12年(1923年)に農商務省農務局というところが発行した「鳥獣(ちょうじゅう)調査報告書」には、スズメについての「有益方面に関する考察」というものがあります。
つまり、スズメは、害鳥なんだけれど、スズメがいることでどんなよいことがあるのかを検討してみたという報告書です。
その中には、スズメは稲の害虫や雑草の種子を食べてくれるので、スズメの有益性は大きいとあります。
 さらにこの報告書の中には「雀乱獲の歴史とその結果」という項があり、そこには「スズメが自然に、あるいは、人が捕まえて減った結果、害虫の大発生を引き起こして、ひどい状況になった例は、古来より多々ある」とあります。
 そのうちの1つを紹介しましょう。
1744年にプロイセン(現在のドイツの一部)の国王が、スズメによるサクランボへの害を除くため、次のようなおふれを出しました。
市内に庭園を所持するものは2羽、農民は12羽、雇農は8羽、市街の住民は6羽のスズメの頭部を毎年納めること、それができないときは税金を納めるようにというものです。
頭部だけというところがなかなかおもしろいです。
おそらく体は食べてもいいということでしょうか。
取れなければお金でもよいというところが、これまたうまい政策のように思えます。
さてその結果です。
ある州においては納付させたスズメの頭部の数は38万2919、翌年は38万5560となったそうです。
しかし、その2年後、毛虫その他の害虫の大発生が起こりました。
ここにいたって国王はスズメがどれだけ役に立っていたかを悟って、おふれを廃止し、逆の小鳥の保護及び輸入をして、害虫駆除に役立てたそうです。
 これは、スズメを捕まえすぎたことで、害虫を食べるものがいなくなって害虫が増えてしまい、農作物に害をもたらすという話です。
フランスや日本、中国でもこれに似た話があります。
 この話、先ほどの話と矛盾するような印象を受けるかもしれません。
前の章では、スズメが減ったから農業被害が減ったといっていたのに、今回は、スズメが減ると農業被害がかえって増えるという話なのですから。
これは次のように説明できます。
まず、スズメによる農業被害というのは、スズメが被害を及ぼしたと思われる量を面積で示しているのであって、スズメの有無による最終的な作物の収量について述べているわけではありません。
つまり本当は、スズメがいることで、収量が上がった可能性もあるのですが、それは数値としては出てきません。
さらに、スズメが減ったぶん、農薬を使って虫を殺したり、除草剤を撒(ま)く必要が増えたかもしれません。
ですから、スズメが減ったことによる効果を知るのには、「スズメが減ったことで、直接スズメが与える被害にどんな変化があったのか」、そして、「スズメが減ったことで農害虫が増えるなどの効果がどれくらいあったのか」、さらに「使用した農薬の量や、除草剤の量などの効果」を総合的に考えなければ、はっきりしない問題なのです。
(『スズメの謎 身近な野鳥が減っている!?』三上修 誠文堂新光社 2012年)
今朝の父の一枚です(^^)v
ユリカモメが氷の上に乗っているのが面白かったと話していました。
先日は、強風で風に向って身構えていましたが、今日は、ほとんど風が吹いていないのでのんびりしています(*´▽`*)
明日の天気は、雪や雨の予報なのでリハビリ散歩は出来ないだろうな…
この時期、風邪をひいて熱なんか出たら大変です。

12日は都市部でも積雪のおそれ」(関西NHK)