2020年4月30日木曜日

4月も終わりだけど…

今日で4月も終わりなんだけど…

今朝は、自転車で公園に向いました。
公園の自転車置き場で顔見知りのご夫婦と出会ったので
88歳の父には自転車に乗ることを控えてもらっていると話しました。
市長は、急に駐車場を閉鎖することを思いついたんだろうとも話していました。
というのも、前日の駐車場には何も掲示されていなかった。
9時から連絡するようにと書かれていたけど、
来園者が多くなる前に帰りたいのに遅すぎます(勤務が9時からという事情だと思う)。
可愛いアマビエが登場しました(^^)v
同級生が急逝したあと和菓子店を引き継いだ息子さんのアマビエですp(^^)q
お店は遠いのでガラホの待ち受けにしました。
友だちに連絡すると、同じくスマホの待ち受けにすると返事が返ってきました(^^)v
コロナという疫病が終息してくれるようにと頑張っている姿が同級生と重なります。

医療現場の物資不足に連携し、頑張っている中小企業があります。
滋賀の企業連携 医療ガウン製造」(NHK)

追記)〝「疫病が鎮まる」妖怪の像を設置〟(NHK 千葉)
又吉直樹のヘウレーカ!「なぜ植物は春がわかるのか?
塚谷裕一教授が案内役です。
植物は季節や環境がわかる"感覚"を持っていることを教えてくださった。

ボケは、木瓜(ぼっくわ)から転訛(てんか)したといわれる。
ツワブキは、島根・津和野町の地名の語源といわれる("ツワの野")
などなど、へ~っと感心したけど、この番組を去年見ている(^^ゞ
満開のカワヅザクラを見ながら、桜には柄があること、梅には柄がない。
このことで桜と梅が区別できる(今まで樹皮で区別していたなぁ)。
植物にとって季節の移り変わりを知るためにはある程度の寒さが必要なこと、
日照時間を感知する体内時計があり、
日照時間と温度の二段階の目覚めで花が咲くそうです。

深夜に再放送がありますし、
「見逃し配信」を5月6日(水) 午後10:43 まで視聴できます。
番組の中で合唱組曲「心の四季」より「風が」が流れていました。
人は 見えない時間に 吹かれている」♪
TadさんのTwitter

きのうの国会でここが一番背筋が凍った。
森ゆうこ議員の「どれぐらいの国民が新型コロナに感染しているのか」という質問に、安倍首相をはじめ誰ひとり答えられずシーンとする場面。
官僚の助けを借りて答弁に立つも「だって通告をもらっていない」と逆ギレ。


動画も貼り付けられていた。
他にも多くの人が逆ギレする首相の幼稚さに怒り、嘆いていた…
書けば書くほどぼやきたくなるので(^^ゞ
新美南吉の「ゲタニバケル」を転記しますφ(..)
新美南吉と言えば「ごん狐」「手袋を買ひに」「」とキツネが登場する物語が有名だと思います。
ここで登場するのは狸です。
なお、原文はカタカナ表記です。
ゲタニ バケル
 
 むらが ありました。
むらの そとを をがはが ながれて、ゐました。
かはの きしには はんのきが しげつて ゐました。
(『校定 新美南吉全集 第四巻』大日本図書株式会社 1980年)
 はんのきの したで おかあさんの たぬきが こどもの たぬきに ばける ことを をしへて ゐました。
「おてらの こぞうさんに ばける ときは ころもを つけて でるのだよ。おさむらひに ばける ときは まげを つけて、ひげを はやして、かたなを おこしに さしてね。」
「それでは、おてらの こぞうさんに ばけて みよつと」
 こどもの たぬきは こぞうさんに ばけて みました。
けれども、たいへんな ことに、こぞうさんが、ぴんと ひげを はやして ゐました。
「だめだよ。おひげなんぞ つけたり して。それは おさむらひに ばける ときだよ」
 おかあさんの たぬきは がつかりして いひました。
 そんな ぐあひで こどもの たぬきは なかなか うまく ばける ことは できませんでした。
それでも、どうした ことか、げたに ばける ことだけは たいへん うまい もので ありました。
 そこで こどもの たぬきは げたに ばけました。
そして はんのきの したに ころがつて ゐました。
 すると むかうから ひとりの さむらひが やつて きました。
さむらひは げたの をを きつて こまつて ゐる ところでしたので、
「や これは うまいわい、ここに げたが おちて ゐる」
と いつて、こどもだぬきの ばけた げたを はきました。
 きの かげから この やうすを うかがつて ゐた おかあさんでぬきは たいへんな ことに なつたと、めを まんまるくして おどろきました。
 さむらひは すたこら あるいて いきました。
 こどもだぬきは、いまにも つぶれさうで、おもはず、
「ぐつ ぐつ」
と こえを だしました。
さむらひは びつくりして あしもとを みると、げたの うしろに ふでの ほのやうな しつぽが ちよろりと でて ゐました。
 けれど さむらひは かまはず どんどん あるひて いきました。
「ぐつぐつぐつ、かあちやん」
 こどもだぬきは たまらず とうとう おほきな こえを だして なきだしました。
 おかあさんたぬきは しんぱいして、きの かげを かくれて さむらひの あとを ついて いくのです。
 その うちに さむらひは むらに はいつて いきました。
 むらには げたやが ありました。
 さむらひは げたを かつて、こどもたぬきの ばけた げたを おもてに だして やり、おあしを ひとつ やつて、
「や、ごくらうだつたのう」
と いひました。
 こどもだぬきは おあしを もらつたので さつきの くるしさも わすれて、よろこび いさんで かへつて いきました。
(『校定 新美南吉全集 第四巻』大日本図書株式会社 1980年)