2020年4月24日金曜日

怪しい空模様…

公園に着いたときは、冷たい風が吹いていたけど青空でした。
それがしばらく歩いているうちに今にも降りそうな空模様になりました。
早目に帰らないといけないなと思っていると、帰る頃には青空…
朝のニュースで予報士さんが、急な雷雨に注意するようにと話していました。

金曜はにわか雨に注意 土日は再び暖かく」(えりの気象日記 4月23日)
途中から気がついたのですが、「おはよう日本」で山中伸弥さんがインタビューに答えておられました。
(明日くらい記事になると思います?)

…最初を見逃しました…
(山中伸弥さん)

医療従事者、最前線の方が疲弊して看護師などもやめてしまう。
いろいろな偏見や差別によって医療崩壊が起ころうとしている。

ぜひ最前線の過酷な状況を本当に理解していただいて
感謝の気持ちを今まで以上に強く持つ必要があると思う。

私たちは3月の連休で失敗を犯した。
国内、国外まで旅行したり
沖縄にもたくさん行ったと思う。
それが今、感染拡大の一つの原因だと思う。
同じ失敗を繰り返しては
取り返しのつかないことになると思うから
やはり4月末からの大型連休は、できるだけ家にいて
私たち多くの人は家にいれば安全
これは幸せなんです
どうしてもおじいちゃん、おばあちゃんに会いたい
年に1回2回しか会えないことがあると思うが
この連休は我慢して
今はラインでも顔ははっきり見えるので
おじいちゃんおばあちゃんにオンラインで
コンピューターがなくてもスマートフォンでも
十分心は通じると思うので
そういう形でみんなで我慢したいと思っている

〝闘い〟から〝共存〟へ
僕も最初はウイルスとの「闘い」という表現を使っていたが、今はもう使っていない。
ウイルスとの「共存」だと思っている。
このウイルスは完全に世の中からなくすことは不可能
いかに人間社会が受け入れるか
この数カ月がいちばん大切な時期だと思う
この数カ月できるだけ人と人との接触を避ける
その後も全く昔のように
自由とはしばらくいかなくて
ある程度の我慢、ある程度の工夫は
恐らく1年
もしかしたら1年以上必要かもしれない

今なんと言うか
日本人の規律というか
自律性が試されている
そんなふうに思うし
私たちは今までたくさんの危機を乗り越えてきたわけだから
今回も必ず乗り越えることができる
そんなふうに思っている
姪の勤務する病院は、新型コロナに対応していませんが
看護師をしていることで辛い目にあっていないかと妹が心配しています。
山中伸弥さんが、心配されているように感染者のために懸命に努力している
医師、看護師、介助者などへの冷たい目が医療崩壊を起していると思います。

【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」(YouTube)

日曜美術館でも耳元に悪魔が囁いている
偽物の預言者(デマゴーグ< demagogue> )が描かれていました。

名前は「コロナ」 いじめ被害の少年にトム・ハンクスさんが…〟(NHK)
新型コロナの発生源は? 真相究明求める声 世界で広がる」(NHK)

このような疑いを抱くのは、最初に警告した李文亮医師を当局が取り調べを行い、
情報を発信すると裁かれると警告し、署名させたことが疑いをもたれる原因の一つだと思います。

ただ、「COVID-19 」を国名や地域名をつけて「〇〇ウイルス」と呼ぶことはおかしいと思います。
武漢の市民や国民は、中国政府の犠牲者なんですから。
アメリカの大統領や日本の大臣が正式名で呼ばないのは、
自分たちの失策を隠すためにわざと国名や地域名をつけて呼んでいる。
そんな人たちのようになりたくないと思っています。

新型ウイルス、早期警鐘の中国人医師が死亡 自身も感染」(BBC NEWSJAPAN 2月7日)
小池知事が
「スーパー、商店街での3つの密を解消するために、買い物は3日1回程度に控えてもらいたい。
食料品は十分供給されているので、必要以上の買いだめはしないでほしい」
と話されていました。

よく行くスーパーで見ていると仕事をされている方は、
自家用車などで来店されて、土日に1週間分ほどを購入されているようです。
でも、高齢の方が三日分もの買い物をするのは荷物が多くなって大丈夫かなと思う。
私は、毎日、来店者の少ない時間帯を考えて、必要な分だけを購入しています。

小池知事 感染症対策で記者会見」(首都圏 NHK)
一方、
大阪府スーパー「3密」対策発表〟(関西 NHK)

ぼやいているばかりではいけないので(^^ゞ
新美南吉の童話を転記したいと思います。
タケノコ」というお話しです。
原文はカタカナ表記です。
タケノコ

 タケノコは はじめ ぢびたの したに ゐて、あつち こつちへ くぐつて いく もので あります。
(『校定 新美南吉全集 第四巻』大日本図書株式会社 1980年)
 そして、あめが ふつた あとなどに ぽこぽこと つちから あたまを だすので あります。
 さて、この おはなしは、まだ その タケノコが ぢびたの なかに ゐた ときの ことです。
 タケノコたちは とほくへ いきたがつて しようが ないので、おかあさんの タケが、
「そんなに とほくへ いつちや いけないよ、やぶの そとに でると うまの あしに ふまれるから」
と しかつて をりました。
 しかし、いくら しかられても、ひとつの タケノコは どんどん とほくへ もぐつて いくので ありました。
「おまえは なぜ おかあさんの いふ ことを きかないの」
と おかあさんの タケが ききました。
「あつちの はうで うつくしい やさしい こゑが わたしを よぶからです」
と その タケノコは こたへました。
「わたしたちには なんにも きこえやしない」
と ほかの タケノコたちは いひました。
「けれど、わたしには きこえます。それは もう なんとも いはれぬ よい こえです」
と その たけのこは いひました。
 そして どんどん はなれて いきました。
 とうとう この タケノコは ほかの タケノコたちと わかれて、かきねの そとに あたまを だしてしまひました。
 すると そこへ よこぶえを もつた ひとが ちかよつて きて、
「おや、おまえは まひごの タケノコだね」
と いひました。
「いえいえ、わたしは、あなたの ふいて いらつしやつた、その ふえの こえが あんまり よかつたので、こつちへ さそはれて きました」
と タケノコは こたへました。
 さて、この タケノコは おほきく かたく なつた とき、りつぱな よこぶえと なりました。
(【解題】より)
 本文は自筆原稿「タケノコ」(1935年5月20日)を底本として作成した。
 この作品は死後、『がちょうの たんじょうび』(羽田書店、1950年5月5日)に初めて発表された。
(『校定 新美南吉全集 第四巻』大日本図書株式会社 1980年)
(くう)の空、空の空、いっさいは空である。
みな空であって風を捕(とら)えるようである。
仏典に書かれている言葉のようですよね。
実は、『旧約聖書』にある言葉なんですよね。
私の持っている聖書は、文語訳聖書と1955年改訳版なのですが…
Eテレ「こころの時代~宗教・人生~」で
それでも生きる~旧約聖書・コヘレトの言葉 」シリーズ(全6回)が始まりました。
小友聡さんに若松英輔さんが聞き手としてお話を伺っています。
私の聖書は古いので「コヘレトの言葉」ってあったかなと思ったのですが
古い聖書では、「伝道の書」です。
昔読んだ時に、「」という言葉が出てくるのでビックリして線を引いていたのですが、すっかり忘れていました(^^ゞ
4/26(日) 午前6:00まで見逃し配信があります。
また、26日午前5:00~「国境なき“針と糸”」(2013年9月29日)の再放送があります。
アフガニスタン出身の医師レシャード・カレッドさんの言葉に感動しました。
今朝の父の一枚です(^^)v
国際花と緑の博覧会」が開幕したのは、1990年でした。

大阪・関西万博 国際承認に遅れ」(関西NHK)
東京オリンピック・パラリンピックの予算は、膨らむ一方ですね…