2020年4月7日火曜日

藤の花が咲き出しました♪

歩き出したときは、ひんやりとしていましたが
青空が広がっていてしだいにポカポカしてきました。
もしかしたらと思って見に行くと藤の花が咲き出しました♪
今村顕史さんのTwitter

少しずつ暖かくなってくる春、その景色は変わりません。
「緊急事態宣言」でも、健康を維持するための散歩はできます。
耐える日々が続きますが、ライフスタイルを見直しながら、心と体の健康を保つ工夫をしよう。
今だからこそわかる「小さな幸せ」を、毎日、毎日、見つけていくのです。


そして
1)うちで過ごそう
2)感染時に備えよう
3)戦う相手は人ではなくウイルス

まもなく「緊急事態宣言」が出されるようです。
今村顕史さんが仰るように「小さな幸せ」を見つけようと、マクロレンズをお供にリハビリ散歩をしました(*´▽`*)
そして今朝の読売新聞にも

コロナから守る 高齢者Q&A
Q.感染が怖くて家から出られません
A.短時間の散歩、日光浴びよう
日光を浴びると、筋肉や骨を維持するのに必要なビタミンDが作られます。
気分転換にもなりますし、免疫力アップにつながるという研究もあります。
 家に閉じこもっている高齢者は、自立した生活ができなくなる可能性が約4割高まるという調査があります。
感染を警戒するあまり全く外出をしないでいると、別のリスクを抱えることになるのです。
 心身の健康を保つためにも、人混みを避ける、手洗いをしっかりするなどの対策をしながら、近所を散歩したり、公園で体操したりしながら1日20分程度は、日光を浴びるよう、心がけてください。
 感染が広がっている地域に住んでいるなどの事情で、どうしても外出が難しい場合は、自宅の庭やベランダでもかまいません。
窓から手を出して太陽の光にかざすだけでも効果があると言われます。
北村明彦・東京都健康長寿医療センター研究部長 読売新聞 2020.04.07)
 同じ紙面にミラノ在住のジャーナリストで一時帰国中の内田洋子さんが寄稿している記事が素晴らしかったです。
涙より笑みを イタリアの品格 内田洋子
(略)
 緊急事態宣言が出た後、各地の高校生、大学生達と連絡を取った。
イタリアの未来を支える彼らが、非日常へと突然変わってしまった日常をどのように暮らすのかを知りたかった。
(読売新聞 2020.04.07)
 「ボッカッチョの『デカメロン』を読み返している」と、話した大学生がいた。
中世、ペストの蔓延(まんえん)からフィレンツェ郊外に逃れた若い男女10人が10日間語りつくす古典名作だ。
あるいは、夢の中の情景を描いては明け方に送ってくる美大生がいる。
下宿の独り暮らしがさみしくて学生は、「時間を合せて食料品店へ買い出しに行き、偶然のふりをして友達と会うの」と工夫する。
 大勢の若者が、老人のために買い物代行のボランティアを始めた。
<自由にお取りください>とカードを付けて、パスタやチーズを入れたカゴを路地へと吊(つる)し下ろす人達がいる。
下宿先から親元に戻ったものの、自分の居場所を見失っている若者がいる。
ゲームに飽きた高校生からは、窓からの写真が送られてくる。
恋人の下宿に移って外出禁止の生活を共に始めることにした男子学生は、「コロナ時代には愛だ」と、父親からエールを送られた。
コンピューターの画面越しに友人達とアペリティフを楽しむのは、もう日課になった。
 農協の調査によれば、外出禁止にあってから小麦粉の売り上げが2倍に伸びたという。
朝起きたら、母親が焼いたビスケットがある。
ハート形だ。
父親といっしょに粉から作るピッツァは世界一おいしい。
バリカンで自分の髪をカットしてくれる高校生の姉に、小学生の弟は「失敗しても気にしないで。髪はまた生えてくるから」と、礼を言う。
 皆がバルコニーに出て歌ったのは、単にイタリア人が陽気だからではない。
独りにさせない。
隣人を気遣い、安否を確認し合う。
泣かないために笑う、からなのだ。
 「生きていたら、経済のどん底から必ず立ち直れる。物事の重要さの順序を肝に銘じ、弱い人を守り、他人への責任を果たしましょう」
大統領と首相のこの言葉を受けて自宅待機を続ける国民が今、ウイルスに侵されてなるものか、と一生懸命に守ろうとしているものは、人としての品格ではないか。
内田洋子 読売新聞 2020.04.07
内田さんの寄稿文を書き写しながら、
イタリアの人たちはコロナが吹き荒れるなかに人を思いやる心を失っていない姿に目頭が熱くなりました。
イタリア人の品格に敬意をおくりたいです。

内田洋子さんが発信している記事「デカメロン2020」があります。
今夜、日本の首相は、ドイツの首相やイタリアの大統領、首相のように
国民の心に勇気を与えるメッセージを国民に届けることができるのか?
どんな足跡をつけようとするのか…