時々、吐き気などがあることなどを伝えると
胃薬を増量してくださいました。
10月に沖縄に行きたいのだけど飛行機に乗れますかとお聞きすると
心臓エコーの検査結果を見せてくださって
心臓の機能が普通の人の半分しかないので
飛行機に乗ると酸欠になるので危険だと仰いました。
船ならいいそうです。
薬を増量したのでその効果を診るために来月、診察日にしてくださいました。
ついつい母さんが入院していた7階を見上げてしまいます。
帰りには、かなり気温が高くなっていたので
今日は、無理をせずに家でクーラーをつけてゆっくりしていました。
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織田作之助の特別展を見た時に気になる短篇がありました。
「高野線」ですが、青空文庫を見ると作業中でした。
図書室から織田作之助全集5巻を借りて読みました。
全集の解題に
「高野線」
『新文学』(昭和19年11月創刊号)に発表。
いわゆる私小説と見て、ほぼ間違いない作。
妻の死を電車事故にからませ、寂寥と虚無に閉ざされた著者日常の心情が、かなりナマなかたちで表出されている。
この年、8月6日に著者の妻一枝を喪った。
悲嘆の涙のかわかぬなかで、この作品を書いている。 (青山光二)
(『織田作之助全集 5』講談社 昭和45年)
とあるようにオダサクの思いがストレートに伝わってくるように感じました。
「高野線」を6回に分けて転記しようと思います。
なお、いつものことですが原文通りではありませんし、転記間違いがあると思います。
興味をもたれたら、図書館などで借りて読んでみてください。