2021年3月29日月曜日

宿題提出

今朝は、父の歯科受診で運転手。
歯科の治療が終わって帰宅してから宿題を提出に向かいました。
会場の着くと、水曜日から会場が変わるとのこと。
提出だけだったのですぐに帰宅できました。
黄砂が近畿地方に予想されていて
自転車をこいでいる間もマスクをずらすことができなかった。
そのうえ気温も高かったので息が上がりそうでした(-_-;)

近畿地方で黄砂の予想 交通影響に注意を」(関西NHK)

近畿地方でことし初の夏日 和歌山 田辺と古座川町で25度超」(関西NHK)
歯科の待合室で読んでいたのが『日本国家の起源
出版されたのが1960年ですから、書かれている内容は
その後の歴史学の発展で古くなっている点もあると思います。
それでも読んでいると、歴史学の視点など学ぶ点が多いなと思います。
まだ、読み始めたばかりですが少し抜き書きすると

通常、国家は国民・領土・統治組織の三つの要素から成り立つ、といわれるが、国民といい、領土といい、その意識が成立してきたのは、世界史的にみて16世紀以後のことであって、そういう三つの要素をそなえた国家とは近代国家のことである。
したがって、国家の成立とは近代国家の成立のことであると理解するのが、厳密であり、かつ歴史的である。 (04~05頁)

日本古代史研究の礎石を築いた国学者の本居宣長(1730―1801年)であった。(15頁)

宣長によって、この倭国の実体も、真剣に考えられはじめたのである。 (17頁)

邪馬台国連合の所在については、畿内大和説と九州説が対立して、未だに決着を見ない論争を展開しているのであるが、いったいこの論争は、たんなる地名考証の興味から発しているのではない。
日本の国土統一の時期をどこにおくか、という問題の分岐点にかかわりがあるのである。 (40頁)
(『日本国家の起源』井上光貞 岩波新書 1960年)

ETV特集「誕生 ヤマト王権~いま前方後円墳が語り出す~」で最新の研究成果が紹介されていました。

今夜、午後10時25分から
100分de名著
 第4回 池田晶子「14歳からの哲学」 ~「自己」とのつながり」~
が放送されます(今月は、月曜日が5回あるので)。
講師の先生が声を詰まらせるのを初めて見ました。