今日は、桃の節句でひな祭り。
「淡嶋(あわしま)神社の雛流し 人形供養~感謝の思いを込めて」(みちしる NHK)
(2020年雛舟渡御は中止だそうです)
去年は、桃の花がまだ蕾でした。
「記録的な暖冬 東・西日本で平均気温最高 降雪量の最少記録も」(NHK)に、
平均気温は東日本で平年を2.2度、
西日本で平年を2度上回りいずれも統計を取り始めてから最も高くなりました。
この夏はどうなるのかなぁ…
3月3日
大老井伊直弼(いいなおすけ)が桜田門外で水戸浪士に暗殺された。 1860(安政<あんせい>7)年
桃の節句だというのに、大雪がふりしきるこの日の朝9時ごろ、江戸城外桜田門近くの杵築藩邸(きづきはんてい)の門前で、一発の銃声がひびいた。
これを合図に、水戸浪士ら18名は江戸城にむかう井伊直弼の約60名の行列に切りこんだ。
浪士たちは、大老井伊による安政の大獄(たいごく)で、水戸藩主をはじめ多数が処罰をうけたことを深くうらみ、「天下の大罪人直弼に天誅(てんちゅう)を加える」と暗殺を企(たくら)んだのである。
井伊はかごの中で太ももから腰を銃弾でうちぬかれ動けないでいるところを、有村次左衛門(ありむらじざえもん)に首をとられた。
大老になって2年足らず、46歳であった。
(『カレンダー日本史 岩波ジュニア新書11』永原慶二編著 1979年)
村山たか女ゆかりの寺「金福(こんぷく)寺」を2016年5月9日に訪ねています。
井伊直弼も村山たか女も覚悟があった。
日本は、国家の品格をいう前に、人間としての品格・品性をいうべきだと思います。
「首相の記者会見と言うべきでない『台本劇』」(日刊スポーツ 地獄耳 3月3日)
スポーツ紙の方が骨のある記事を書いています。
ジャーナリストとしての覚悟のないマスコミのあり方では
民衆がテレビや新聞からどんどん離れていって
ネットでのフェイクニュースなどを信じてしまう事態になると思うけどな…
『NHKこころをよむ 近代日本人の精神史』より、
「第2回 政治家の原像を求めて
――犬養毅、尾崎幸雄、斎藤隆夫 政治屋と政治家」を
転記したいと思いますφ(..)
第2回 政治家の原像を求めて
――犬養毅、尾崎幸雄、斎藤隆夫
政治屋と政治家
理想的な政治家とはどのようなタイプを指すのでしょうか。
むろんひとつの定まった形があるわけではありません。
しかしごく常識的にいうならば、どういうタイプが良き政治家なのかといった見方でその枠組みをつくることはできるのです。
(『NHKこころをよむ 近代日本人の精神史』保阪正康 NHK出版 2018年)
たとえばこれまで欧米の政治学者の言として語り伝えられている「政治屋( politician )」はまさに「政治」という仕事に関わることで、経済的、社会的な見返りを求めるタイプを指すわけです。
このタイプは節操がなく、利権に走る人たちが含まれます。
「政治家( statesman )」は周辺の人びとにも親しみをもたれ信頼されているわけですが、利権に走るような「政治屋」はその周辺に必ず金銭に執着するタイプがいるのです。
そのようなタイプは、口では原則的かつ本質的なことを平然と吐くのですが、実際の政治活動は利権に食いつく代議士にすぎないということでしょう。
自らを律するだけの信条もなく、かつ職業としての政治を利用しているだけといってもいいかもしれません。
明治から現在まで、この種のタイプの政治屋は、代議士特権をフルに使って自分に都合のいい法律を制定し、利権を漁って歴史に名を残してきたのです。
逆に政治家として、信念をもって生きた人物は、歴史上でそれなりに語り継がれてしかるべきです。
なぜなら議会政治とは、つまり代議士を通じて国民がその「支配権(国民主権といべきか)」を行使することだからです。
まさに国民がその権利の一部である「議」を「代」わって行ってもらうということなのです。
それだけに私たちの利権を正当に扱ってくれる政治家は誰だったのか、まさに代議士の名にふさわしい人物とは誰か、などを改めて確認することが必要になるわけです。
明治23年(1890)から始まった日本の議会政治では、これまで衆議院だけを数えても万に近い代議士が誕生したのではないでしょうか。
そのなかにわずか一期で消えていった代議士、あるいは50年近くも代議士であり続けた人たち、さまざまな姿がありました。
そのなかであえて3人の代議士をとりあげて、政治を志した者の精神とはどのようなものかを考えてみることにします。
私は政治家に欠かせない原像があると思っています。
それは最低限三カ条に絞られるのではないでしょうか。
次の三カ条がそうです。
(一)思想、理念、歴史観をもっている。
(二)政治家として金銭、私生活に乱れがない。
(三)議会政治を妨害する勢力と妥協しない。
身辺がきれいで筋が通っている政治家というわけですが、こういう政治家は明治、大正に少なくないと思います。
たとえば原敬(たかし)がそうでしょう。
あるいは高橋是清もそうです。
しかし昭和という時代のもっとも苛酷なとき、昭和8年(1933)ごろから軍事が前面に出てきて、政治を圧迫したファシズムの時代を考えてみます。
そのときに明治23年の第一回衆議院総選挙から当選し続けた犬養毅(いぬかいつよし)、尾崎行雄はそのような時代の流れに抗した政治家ですし、斎藤隆夫はとくに前掲の三カ条の点で、軍部の政治介入に抗した政治家として人びとに慕われていました。
そういう人たちをきちんと正当に見つめ、次の時代に伝えるということはもっとも大切なことといっていいでしょう。
私自身、昭和の政治家のなかでもっとも畏敬の念をもっているのはこの三人だといえます。
(『NHKこころをよむ 近代日本人の精神史』保阪正康 NHK出版 2018年)
この後、犬養毅、尾崎幸雄、斎藤隆夫について書かれています。
父と妹と三人で買い物に行って帰ってからテレビをつけると
「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)で
昨日紹介した山根一眞さんが根路銘国昭さんに
インタビューした記事と同じ内容を紹介していましたね。
山根一眞の「科学者を訪ねて三千里」(Bluebacks)
帰りに駐車場のスタッフの方と話していたのは
スタッフの方は抗ガン剤を服用しているので免疫力が落ちているそうです。
私も、心臓が上半分(左右心房)が壊死しているのお互いに気をつけないといけないですねと!
北海道で感染が広がっているのは、根路銘国昭さんの話にもあったけど
暖房などで換気が悪いためでないかなとも話していました。
「『ミングる』避けて! 新型コロナウイルス対策」(NHK)
子どもの感染が少ないのは、背が低くて、ウイルスが子どもの上を漂っているからではないかなと、
だから、部屋の中では感染してしまうのではないかなと勝手な推論を話してました。
「新型ウイルス 大阪市の40代女性と未就学女児の感染確認」(NHK)
親は不安でいっぱいだと思います。
私のような素人が勝手な推理を働かせている情報よりも
信用できる情報を選択してほしいなと思います。
「新型コロナウイルス感染症関連情報」(日本小児科医会)