こんな日は、ブログの記事更新を休もうと思ったけど、
昨日の国会で決まった「新型インフルエンザ等対策特別措置法」
(平成二十四年法律第三十一号 令和二年三月十三日公布<令和二年法律第四号>改正)
は、危険だなと思ったのでぼやきたくなりました。
ぼやく前にソール・ライターのことを少し紹介します。
日曜美術館「写真家ソール・ライター いつもの毎日でみつけた宝物」を見て、すっかりファンになり
写真集『ソール・ライターのすべて』と、
DVD『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』を購入しました。
(映画の公式サイト「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」)
写真展が京都でも4月11日~5月10日に予定されているのだけど…
「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」(美術館「えき」)
写真集の中からソール・ライターの言葉をいくつか紹介するとφ(..)
世の中すべて
写真に適さぬものはない
すべては写真だ。
重要なのは、どこで見たかとか、何をみたとかということではなく、どのように見えたかということだ。
人の背中は正面より多くのものを私に語ってくれる。
写真はしばしば重要な瞬間を切り取るものとして扱われたりするが、
本当は終わることのない世界の小さな断片と思い出なのだ。
写真を見る人への写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美を時々提示することだ。
自分が今何を見ているのか確かでない時が好きだ。
何故、私たちがそれを見つめているかが分からず、
ふいに見えはじめた何かを発見する。
この混乱が好きなのだ。
私はかまえることなく世界をただ見つめただけだ。
私は無視されることに自分の人生を費やした。
それで、いつもとても幸福だった。
無視されることは偉大な特権である。
人生は、使われないチャンスで溢れている。
友人のヘンリー・ウルフもいつも言っていた、
「ソール、君はチャンスを避ける才能に恵まれている」と。
ここ数年、私は自分の絵のことを「キッチン絵画」と呼んでいる。
ワインを買うとボトルの間にはさまれている小さな板に絵を描いている。
私は夜中に目を覚まし、コーヒーのお湯を沸かす間に、
絵をひとつ描く。
(『All about Saul Leiter ソール・ライターのすべて』青幻社 2017年)
〇 〇 〇
「内容は?課題は? 新型コロナウイルス対策の特別措置法」(NHK)昨夜、「特別処置法」が参議院で通過していたニュースを一緒に見ていた父が 反対票に憤慨して、「桜どころではない」と呟いたので その桜問題などをごまかす首相が緊急事態宣言を発令するのが危険だと反論しました。 専門家の意見を聞くことなく全国一斉休校を決めた首相を信用できない。 そんな思いでいると、愛国者団体「一水会」(3月13日)がこんな投稿をしていました。 |
本日、政府は「緊急事態宣言」を可能にする新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案を国会に提出した。 だがこれには一番肝心の「国会への事前又は事後の承認」が義務づけられていない。 本来ならここで野党が修正要求を出すべきなのに、盲従又は単純反対の両極端な反応しかできないのが情け無い。 |
中島岳志さんが
嘉田氏、特措法改正案の参院本会議採決で反対「信念に基づいて判断」 | 京都新聞
の記事を紹介してくださったので
京都新聞の記事を読みました。
反対票を投じた方にこれからも信念を貫いてほしいと思いました。
父のように「桜どころではないだろう」とこれまでの首相の隠蔽や不正を追及することを批判する人が勢いをますと思います。
これまでの隠蔽体質がクルーズ船を新型コロナウイルスの培養船にしてしまい。
船客を公共交通機関で帰宅させ、ウイルスをばらまくという事態を引き起こしているし、
患者数を隠蔽するために検査ができるような体制を作り上げなかったことが感染を広げていると思います。
ある方が「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」と呟いていました。
どこかで読んだ覚えがあるなと検索すると
これは、「国家精神総動員」の標語の一つです。
現在は、官邸に向って言えることですね。
「国民精神総動員実施要綱」(国立国会図書館)
「国民精神総動員運動の実施」(読谷村史)
戦意高揚の標語を集めた本があるようです。
「黙つて働き 笑つて納税しませう」(現代書館)
追記)
もりまゆみさんが
「賢くて、愛らしいおばあちゃん。肘で受ける仕草、見て!」と教えてくれた
ラブリー@news from nowhereさんの
イタリアのおばあちゃんのコロナアドバイスが素敵♪
1. 手を洗え
2. くしゃみは手ではなくひじで受けろ
3. キスやハグの代わりにウィンクしろ
4. 【重要】中国人を差別しないで
コロナは去るが、差別は残るから
5. 2週間の隔離期間を有効に使え、掃除とか
私はトマトソースを大量に作るよ♪
動画はイタリア語で?だけど(*´▽`*)
みているだけで心が癒されますよ♪