今朝は、曇り空で冬空だなと思いながら歩いていました。
温暖化の影響で紅葉の見頃が遅くなり
ここまで遅くなるのは10年に1度くらいなんだそうです。
「東福寺の“紅葉の雲海” ようやく見頃に 京都で紅葉遅れる」(京都NHK 12月4日)ニュースを見ながら父がイスラエル軍のしていることは人間のすることかと……
子どもたちや女性たちを平気で殺しているようにしか見えない
パレスチナ人を人間扱いしていない
「ガザ地区“パン1つのために何時間も待つ”深刻な状況 UNRWA」(NHK)
今朝の「NHKニュース おはよう日本」(6時30分から)で紹介されていたのが
食べることを通じてガザ地区のことを知るきっかけにしようというイベントが広がり始めています。
作っていたのは結婚式など祝いの場でも食べられる揚げ物、キッベ。
赤瀬さん)何度も自分の手で握るというのが家族のための愛情深い料理なんだな
(赤塚さんのInstagram)昨日は、循環器科の診察
受け付けで待っていると高齢の女性がマイナンバーカードを初めて使うみたいで
やり方が分らずオロオロされていた。
受け付けの方が、女性の所に回って操作を説明するのだけど
モニターにタッチしようとする指が震えていた。
若い人などは操作をすぐに飲み込めるだろうけど
歳がいくと新しいことを習得するのは難しい。
高齢者に冷たい国だと思いながら待っていました。
「マイナ保険証移行 皆さんの疑問 質問を取材してお答えします!」(NHK 12月3日)診察を終えたあと、主治医に新型コロナワクチンの接種をお願いしました。
処置室に回ってワクチンを接種、今朝の体温は、36.5℃。
副反応としては、注射を打った左肩に痛みがある程度です。
人によってはヒドイ副反応の人もいますし、亡くなる方もおられる。
ワクチンを接種したのにコロナを発病して39℃の高熱が数日続く人もいる。
人それぞれに違いがあります。
ワクチン接種の費用は市の補助があるので3000円。
若い人は、自己負担がさらに高額になります。
国の補助がない若い人は、大丈夫だとお墨付を与えているのでしょう。
「新型コロナワクチン定期接種開始 原則 費用の一部が自己負担に」(NHK 10月1日)
新型コロナについては、一見、落ち着きを取り戻したようにみえますが…
「新型コロナ初期に武漢封鎖報道の市民ジャーナリスト 再び逮捕」(NHK 11月27日)
このように押さえ込もうとする中国政府の政策が、最近の事件に繋がっているように思うのだけど…
「社会に報復?殺傷事件相次ぐ中国 いったい何が?」(NHK 11月22日)
これから転記するのは、感染爆発が起きる数年前の2014年に出版された本です。
ここに書かれていた事が、現実になりました。
感染症の巣窟になりうる中国
今後の人類と感染症の戦いを予想するうえで、もっとも激戦が予想されるのがお隣の中国と、人類発祥地で多くの感染症の生まれ故郷であるアフリカであろう。
いずれも公衆衛生上の深刻な問題を抱えている。
とくに、中国はこれまでも、何度となく世界を巻き込んだパンデミックの震源地になってきた。
過去三回発生したペストの世界的流行も、繰り返し世界を巻き込んできた新型のインフルエンザも、近年急速に進歩をとげた遺伝子の分析から中国が起源とみられる。
(『感染症の世界史 人類と病気の果てしない戦い』石弘之 洋泉社 2014年) 13億4000万人を超える人口が、経済力の向上にともなって国内外を盛んに動き回るようなってきた。
春節(旧暦の正月)前後にはのべ約3億人が国内を旅行し、年間にのべ1億人が海外に出かける。
最近の12年間で10倍にもふくれあがった大移動が、国内外に感染を広げる下地になっている。 中国国内の防疫体制は遅れている。
世界保健機関(WHO)とユニセフの共同調査によると、上水道と下水道が利用できない人口は、それぞれ3億人と7億5000万に達する。
慢性的な大気や水質の汚染の悪化から、呼吸器が損傷して病原体が体内に侵入しやすくなり、水からの感染症の危険性も高い。 大気汚染は日本にも影響をおよぼしはじめている。
大分県立看護大学の市瀬孝道教授は、偏西風に乗って中国大陸からやってくる黄砂や汚染大気が、500種類以上の微生物や金属製微細物なども運んでくると警告している。
現実にカリブ海の国々では、春先に大西洋を越えてサハラ砂漠からはるばる飛来する砂塵(さじん)に含まれるカビの一種アスペルギルスによって、喘息(ぜんそく)患者が増えている。
アフリカ開発が招く感染症
古代ローマの歴史家で博物学者の大プリニウスは『博物学』のなかで、「何か新しいものはつねにアフリカからやってくる」と書き記した。
その言葉どおり、本書に登場する感染症でもアフリカを起源とするものがもっとも多い。
アフリカ大陸では、依然として新たな感染症が猛威を振るっている。
ナイル川上流のエジプトに建設されたアスワンハイ・ダムの完成から6年たった1977年も、アスワン地方で1万8000人が発熱、頭痛、嘔吐(おうと)などの症状を訴え、約600人が死亡した。
原因は「リフトバレー熱」だった。
蚊が媒介するウイルス病で、以前から家畜の致命的な病気として恐れられていた。 流行はスーダン北部の家畜からはじまり、東アフリカ北部の家畜からはじまり、東アフリカ一帯に広がっていった。
とくに、ダムがせき止められてできたナセル湖やその周辺では、約80万ヘクタールの氾濫(はんらん)原や灌漑(かんがい)水路で蚊が繁殖して人間へ感染を広げていった。
2000年に突然、アラビア半島のサウジアラビアとイエメンでも発生した。 2006~07年に東アフリカでは記録的な大雨になり、リフトバレー熱がケニア、ソマリア、タンザニアの三ヵ国で大流行した。
死者はこの三国で323人にのぼり、致死率は20~40%と高いものだ。
さらに、西アフリカのセネガルやモーリタニアでも、両国の国境流れるセネガル川に二つのダムが建設されるのを待っていたように、住民の間に広がりはじめた。 熱帯地方でダムや灌漑施設のような静水域をつくるのは、さまざまな感染症を運ぶ蚊に繁殖場所を提供するようなものだ。
一時は下火になっていたマラリアは、1970~80年代にかけて、開発ブームとともにふたたび世界各地で勢いを取り戻した。
このほか、眠り病(トリパノソーマ症)、ビルハルツ住血吸虫(じゅうけつきゅうちゅう)症、河川盲目(かせんもうもく)症(オンコセルカ症)、シャーガス病など、水を介して伝染する病気がアフリカ各地で発生している。
ガーナのダム建設でできたボルタ湖、スーダンのジュジラ灌漑網、西アフリカ各地の水田普及計画などで、多くの住民が感染症の犠牲になった。
これらの病気は「開発原病」とよばれるようになった。
(『感染症の世界史 人類と病気の果てしない戦い』石弘之 洋泉社 2014年)
文庫本は角川書店から出ています。
「コンゴ インフルエンザ似た症状の原因不明の病気で約80人死亡」(NHK)