今週で2月も終わりだけど、本来は、まだ寒いはず…
でも、春のような陽気でした。
土曜日にぎっくり腰になり、昨日は、なんとか動けるけど公園を歩くのは諦めました(^-^;
まだ、かがんだりすると嫌な痛みがはしるので、無理をせずに歩きました。
オオイヌノフグリなどに出会うとついついしゃがんでしまうのだけど
立ち上がる時に痛みがあり、そろりそろり…
昨日は、腰の痛みに耐えながら確定申告の書類作成をしていました(-_-;)
還付される金額は、首相の食事代にもならないのと違うかな?
きっこさんのTwitterに
安倍晋三の「首相動静」では、連日、各地の高級店で焼肉や寿司や中華料理やフグや天ぷらなど1人数万円する料理と酒をたらくふ飲み食いし続けているが、この人の健啖ぶりを見ていると、2007年に政権を丸投げした時の「胃腸の持病」って甘利明の睡眠障害と同じで「仮病じゃないの?」と思ってしまう。
に思わず「いいね」をクリックしてしまった。
みの虫だったら
寒い朝ふとんにくるまり
うとうとしていると
もうこのまま
みの虫になりたいって
思います
分厚いみのにくるまって
風にゆらゆらゆれながら
春の日ざしが
あたたかくなるまで
うっとり眠っていたい
でも私はみの虫とちがう
眠っていれば蝶になって
空を飛べるように
なるわけではないのです
だから私は起きだして
駅にむかいます
みの虫だったら
見ることのできなかった
冷たく美しい朝の中
(『牛丼屋夜間アルバイト』小野省子 本の森 2001年)
2月24日
日本が国際連盟脱退を宣言した。 1933(昭和8)年
レマン湖のほとりスイスのジュネーブにある国際連盟本部では、前年秋から「満州国」問題が討議されていた。
この日の総会でリットン調査団の報告書が提出された。
報告書には日本軍の「満州」占領は不当であり承認できないと記されていた。
英語の達者な松岡洋右(ようすけ)は1時間半も熱弁をふるったが、各国代表の反応は冷やかだった。
討議の結果、この報告書が賛成42、反対(日本)1、棄権1で採択されると、松岡は代表団を率いて退場した。
こうして日本は「世界の孤児」への道をふみだした。
(『カレンダー日本史 岩波ジュニア新書11』永原慶二編著 1979年)
「日本と国際連盟」(中学・高校)
「2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話」(NHK)の再放送がありました。
番組の最後に塩野七生(ななみ)さんのメッセージ
若い時代を満喫しなさいませ
満喫しないから、
ちょっとしたことにも
すぐにキレルオトナになってしまうのですから
ネット上で暴言を吐く人が多いのは、若い時代を満喫しなかったからかな?
新型コロナウイルスに感染した人に対して偏見や中傷をする人がいますね。
「道内8人感染確認 重篤の女性も」(NHK北海道)
学生が重篤な状態のようです。
まさか自分が感染しているとは思わなかったのでしょう。
感染していませんようにと祈るような日々だったと思います。
周りからどんな中傷・差別を受けるかという恐怖もあって
重篤な状態になるまで我慢していたのと違うかな?
斎藤環さんのTwitterに
新型コロナ蔓延のおかげで、ひきこもりがいかに最強の生き方かわかったでしょう
室井佑月さんのある方のTwitterが貼りつけられていました。
【新型コロナウィルスの対策予算】
香港自治政府:3500億円
シンガポール :5000億円
日本:150億円
【新型コロナウィルスの検査件数】
韓国:1万6000件以上
日本:800件程度
検索してみました。
「焦点:シンガポールのウイルス対策、他国がまねできない徹底ぶり」(REUTERS 2月23日)
「新型コロナ検査能力 1日1万3千件に拡大へ=韓国」(聯合ニュース 2月23日)
そして
「クルーズ船で業務の厚生労働省職員と検疫官 新たに感染確認」(NHK)
これから厚生労働省がクルーズ船状態になるのかな…
「職員は船内でマスク着用 濃厚接触者に当たらず」
と言っているけどマスクではウイルスを防げない。
花粉症でさえ花粉を防ごうとするならゴーグルをつけないと目から入ってくる。
業務をしていた職員と検疫官は、検査をせずに業務に戻っていたのだから
これから感染者が増えるのかもしれない。
「コロナウイルス 韓国で161人の新たな感染者 死者は7人に」(NHK)
これで763人となったので日本よりも多いのではと思うかもしれませんが
韓国は、聯合ニュースにあるように検査をしっかりしているから見つけることができている。
日本は、クルーズ船の乗客が公共交通機関を使って帰宅するのですから…
検査も発熱などがあった人だけだったような…
首相は、テレビに映ることだけを目的に対策会議に出ているだけだと言われても仕方ない。
「首相動静」(時事ドットコム)
番組を見ていないですが、昨日のNHKの日曜討論で共産党・田村智子さんの発言が
saitoさんのTwitterに動画が載っていたので見ると、まっとうな意見ですね
安倍総理の姿勢がどうなのか厳しく指摘
専門家の会議が開かれたのが2月16日、これには驚きました。
マスコミが入った最初の3分間だけ、
それですぐいなくなってしまうと
専門家の様々な意見を聞いて様々な対策をとっていく
姿勢が真面目さが問われていると思うのですね。
即刻改めていただいて
総理自身の姿勢を真面目に示していただきたい。
20年以上前の本ですが『現代の感染症』に「旧来型感染症のリバイバル」が載っています。
20年前に比べて現在は、改善しているのでしょうか?
この冬、例年になく暖かかったので
書かれているようなことが起こらなければいいのにと思っています。
「ウイルス感染の米国人 チャーター機帰国に大統領激怒 米報道」(NHK)
素人考えでは、アメリカのインフルエンザの患者の中には
すでに新型コロナの感染者が含まれているのではと思ってしまう。
旧来型感染症のリバイバル
地球温暖化にともなう異常気象が、感染症の増加の原因となっています。
異常気象によって、多量の草の実ができ、それを食べるネズミが増加しました。
それにともなって、ネズミに寄生するノミ、シラミ、ダニが増えました。
ノミなどの衛生害虫が媒介するヒトの感染症は数多くあります。
その結果、撲滅できそうだったペストがふたたびひろがっています。
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年)
1993年、アメリカ南西部で、肺水腫をおこしてあっというまに死ぬ病気が流行しました。
犠牲者は27人でした。
病原ウイルスは、朝鮮出血熱の原因ウイルスと同じハンタウイルスで、免疫細胞がウイルスとともに健康な肺細胞を攻撃するような免疫反応を引きおこすように変異した新型のものでした。
その遠因に地球の温暖化があげられています。
太平洋の海水温異常上昇「エルニーニョ」による気温上昇によって、例年より樹木が多く実をつけ、それを餌とするハンタウイルスをもつ齧歯(げっし)類が激増したといわれています。
日本では、一時期消滅しそうだったダニによるツツガムシ病が、1980年頃から急増しています。
ゴルフ場の開発や野外活動を楽しむようになったためといわれていますが、じつは地球温暖化によるネズミの増加によると思われます。
また、水がない乾燥地帯に雨が降り、本来マラリアがない地方でマラリアを媒介する蚊が増加しています。
そのために、いままでのマラリアコントロールが再検討を余儀なくされています。
また、人為的な沙漠の緑地化と、そこへの入植(プランテーション)あるいは大規模なダム建設なども、感染症を増加させる原因となっています。
人為的につくられたオアシスや湖で、感染症を媒介する貝や昆虫が増えています。
アスワンハイダムは氾濫防止と農業用水の確保のためにナイル河上流につくられ、多くの地域住民に富をもたらしました。
しかし、水によってえられた恩恵は、媒介蚊や感染貝の増加となってあらわれ、多くの人がマラリア、マンソン住血吸虫症とデング熱にかかりました。
さらに、飲料水や生活用水をつうじての細菌・寄生虫感染も増加しています。
異常気象だけでなく経済性を重視してなされた人為的開発によって、コントロールされていた感染症がもはやコントロールできない状況になっているのです。
いや、その異常気象も、人類の化石燃料の消費にともなう二酸化炭素の排出増加でおきているのかもしれません。
病原体には、宿主特異性や臓器特異性があります。
このような特異性は病原体が長い進化のうちで獲得したもので、病原体はその動物に適応し、感染した動物を死にいたらしめるような病苦を与えないのがふつうです。
宿主を殺してしまったら病原体は存続できないからです。
したがって、病原体の寄生はいわば宿主との「馴れあい」の状態を意味していました。
狂犬病ウイルスはイヌの体内、インフルエンザウイルスはトリやブタの体内に住んでいたウイルスであるように、多くのウイルスは動物を終宿主とし、ほかの動物には感染しませんでした。
ある動物だけを終宿主とする「特異性が狭い」病原体が、なにかを契機にして偶発的に、終宿主でないヒトに感染したばあい、病状は重いのですが一過的であるのがふつうでした。
ところが、病原体の特異性(それが地域性でも宿主特異性でも)を決定している因子の制御がはずれ、ヒトにも感染するようになりました。
新しい宿主(ヒト)も病原体もおたがいに慣れていないため、症状は重く、ときには大量の死亡例や集団発生をおこします。
A群レンサ球菌症でも同じようなことがありました。
猩紅(しょうこう)熱に減少とともに、組織侵襲性のある劇症型A群レンサ球菌症が増加してきています。
同一宿主のなかで、A群レンサ球菌が臓器特異性を変化させたと思われます。
現代人のライフスタイルや食習慣の変化も、これら感染症の増加に拍車をかけています。
日本では、ライフスタイルや食習慣が西洋化してきました。
それとともに、疾病動態も西洋化してきました。
日本人のがん罹患率は男女とも胃がんがトップでしたが、男性では大腸がん、女性では乳がんがじわじわと増加しています。
がんだけではありません。
われわれが食べる多くの食品が輸入によってまかなわれています。
輸入食品が原因のポツリヌス中毒がおきましたし、近年、輸入野菜が原因と思われる回虫の症例が増えています。
また、食習慣の西洋化とともにグルメブームがおき、食品が原因の寄生虫症が増加してきました。
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年)
今朝の父の一枚です(^^)v
私は、鳥の撮影を諦めましたが、
父は、メジロやシジュウカラなどを探して写していましたp(^^)q