2022年3月26日土曜日

なまあたたかい…

 昨日から天気が荒れるとのニュースが流れていました。
天気予報の雲の動きを見るとまだ時間があるかなと思って出かけました。
歩いているときは、時々、パラパラと降ってくる程度でしたが
帰るときには本降りになってきました。

九州~北海道で非常に強い風 土砂災害 暴風 高波など警戒」(NHK)
今年も咲いてくれるかな…
蕾から花びらが見えてきました(^^)v
 2018年の台風21号で枝が折れたサクラ
枝垂桜のようになっていても頑張っているp(^^)q
ナザレンコ・アンドリーさんのTwitterに

個人の話するなら、橋下さんは「ウクライナ一般市民の目線」で語っているつもりだが、
実際に何人の一般市民と話したことあるのだろうか?
私の場合は家族がハリコフ州にいるし、戦闘員の仲間も、非戦闘員の仲間もいる。
国家機関とも相談してる。
助言はともかく部外者に「こうしろ」言われる筋合ない


橋下徹「ロシア軍叩き潰すしかない」に“手のひら返し”と批判〟(女性自身 3月26日)
橋下氏が関西の民放のコメンテーターをしている限り
維新の広報官の役目をしつづけるでしょうし
鈴美宗男氏のようにロシアの代弁者でありつづけると思う。
「ウクライナにも責任」 維新・鈴木氏、ロシア侵攻めぐり〟(JIJI.COM 3月13日)
 SONGS「15周年スペシャル」

2015年、美輪明宏さんは瀬戸内寂聴さんと故郷長崎で対談されていた。(見逃し配信:3月31日まで

寂聴からのメッセージ
 戦争っていうのは、いい戦争とか何かのための戦争なんていうのはないんですよ

美輪明宏 戦時中の心の風景
死ぬなよ、どげんことあっても死ぬなよ
 生きて帰ってこいよ
」って
NHK「あの人に会いたい
内橋克人さんが、戦時下にあった少年の頃の体験を語っていました。

兵士を送る権現さん(神社) 送っていくんです
近所の人が旗を振って
そのときトイレに行ったんですね私
そうしたらそこで泣いている人がいるんですよ
お母さんなんですよ その出征兵士の
だからね「戦地に行って死んでおいで」
なんていうお母さんね 本当にいたのか
私ね 信じられない
つまり異議を呈する者を抹殺していく 認めない
てっぺんに 偉い人にね 自らを合わせて
同調していくというこのあり方
で 安心をする これにね 私はそれが
どんなに危ないかというね もうしみじみ……
今朝のあの人に会いたい「さいとう・たかを(劇画家)」見逃し配信:4月2日まで) 
さいとう・たかをさんは
昭和11年生まれ、終戦を迎えたのは 8歳の時。
世の中の価値観が揺らぐ中で、社会への不信感を募らせていったといいます。

考えてたらもう大人のすること なすことが
みんな矛盾だらけなんですよね
戦争自体もそうでしたね
「鬼畜米英」って 
鬼だ畜生だって言うわけでしょ 相手のこと
全く勝手な解釈ですよね 片一方の
そういう大人の行為に疑問を感じ出したんです
人間の行為に疑問を感じ出したんです
 山を歩いているときに、下ばかり見ないで空を見上げて雲のうごきなどを見ていました。
風が吹いてきたときは、なまあたたかい風だと雨が降りそうだなと用心していましたし
特に、北アルプスの槍ヶ岳や穂高岳などに登っているときは
午後からは、天候が急変するので、午前中に山小屋にたどり着けるように計画していました。
蝶ヶ岳に登っていたときは、山小屋に入ったとたん、雷がゴロゴロなりだし落雷したこともあります。
一人で山に登っているので気象の本をいくつか読んでいました。
その中から古い本ですが(図は省略します)、
Ⅴ 巨大な空気の塊りとその乱れ
 前線とはなにか


 いままでおだやかな天気だったのに、いきなり突風が吹き出し、みるみるうちにものすごい黒い雲が押し寄せてきて、雨を降らせ、時には雷を落としたりして通り過ぎてゆく。
通過後は気温がぐんぐん下がる。
動・植物に害することもあれば、大なり小なりの損害をこうむることもある。
不連続線のいたずらである。
 不連続線にはいくつかの種類があり、急にやってくることも、ゆっくりとじわじわ接近してくることもある。
いずれにしても、そこには多くの雲があり、天気が悪い。
どうしてこのようなものが大気中にできるのだろうか。
(『新しい気象学入門』飯田睦二郎 ブルーバックス 昭和55年)
 いま、暖かい気団と冷たい気団が隣り合ったり、衝突したりしたとしよう。
ちょっと考えると、二つの気団はすぐに混じってしまうように思われる。
けれども実際には、性質のちがう気団同士はかんたんに混ざらないで、水と油を一つの容器に入れた場合と同じように、その間に境ができる。
この境界を気象学では前線面といっている。
 冷たい気団は密度が大きく重い。
そのために何らかの作用で両気団が衝突したりすると、冷たい気団は暖かい気団の下にくさび状にもぐり込むようになる。
したがって、前線面は常にある傾斜をもって地表面や海面と接することになる。
そうしてこの前線面が地表面あるいは海面と接する線を前線という。
  ところで、ここで不思議なことに気づくだろう。
水と油の場合には、水の上に水より軽い油が乗るので、その境界面はすぐ水平となる。
それに対して、空気の場合には前線面が常にある傾斜を保っている。
なぜなのだろうか。
前線面もやがては水平になるのだろうか?
いや、そのようなことは起こり得ないのである。
 実は、水と油の場合でも境界面を傾斜させ、その傾斜を保たせることができる。
それにはどうすればよいかというと、水と油が入った容器を垂直軸を中心にして回転させればよい。
そこには重力の他に遠心力が作用し、境界はいつまでも傾斜したままになる。
しかし、回転を止めれば境界面はただちに水平にもどってしまう。
 一方、大気の場合はどうかというと、地球が回転しているための転向力が両気団に働き、水と油の例の遠心力の役割をはたす。
したがって地球の回転が止まらない限り前線面は常に傾斜し、地表面や海面と接して前線を形成することになるのである。
 では、次に、前線付近ではなぜ強い風が吹いたり、多くの雲があったり、天気が悪かったりするのだろうか。
 先に、寒暖両気団が衝突しあったとき、冷たい気団は暖かい気団の下にくさび状に突っ込んで安定な状態になろうとすると述べたが、そこでは、図68(略)の矢印のように空気が動くことになる。
つまり、風が生ずる。
一方、冷たい気団が勢よく下へもぐり込むと同時に、暖かい気団はどんどん冷たい気団の上にはい上がることになる。
そのためそこでは断熱冷却による水蒸気の凝結が起こり、雲が発生し、ついには雨が降りはじめることになる。
そしてさらに、そこでは凝結による潜熱の放出が加わり、周囲の気温を高めるために、暖かい気団内の空気の上昇はますます促進され、暖気気団の風はいよいよ強くなってゆくことになる。
(『新しい気象学入門』飯田睦二郎 ブルーバックス 昭和55年)