2022年2月25日金曜日

穏やかな朝に…

今朝は、霜が降りるほど穏やかな朝
大阪は、こんなに穏やかなのに
 在日ウクライナ大使館のTwitter

日本人の友達からたくさんのご応援頂きありがとうございます!

ウクライナ国家の演奏を何度も繰り返し聞きながら、プラハの春を思い出している。
チャスラフスカさんのようにロシア(当時はソ連)の圧力に屈せずに闘い続ける人々へ祈りを届けたい。

チャスラフスカさん 激動の生涯振り返る 体操のメダルなど広尾で展示」(東京新聞 2019月12月28日)

大好きな絵本はウクライナの民話だったんだ


☆『てぶくろ』(エウゲーニー・M・ラチョフ絵/内田莉莎子訳 福音館書店)

#ウクライナ の民話絵本。
真冬の森に残された片方だけの手袋に、動物たちが次々と入りこみ、住みつきます。
「わたしもいれてくれ」「ちょっと むりじゃないですか」「いや、どうしても」「それじゃ どうぞ」……

絵本『てぶくろ』がソ連で出版されたのは1951年。
第二次大戦後はソ連の国でありながら国連に議席を持ち、'91からは独立国として30年の歴史を持つウクライナ。
民族服を身に着けた動物の絵。ラチョフは「動物の中で民族性を強調し、動物が表現しようとする人間性を強調」とその意図を語っています。

(スレッドをお読みください)
命令を受けてウクライナへの侵略をしているロシア兵は若い青年が多いと思う。
帰還後、どんなことを語るのだろう。
アフガン侵攻のときのように心を病んでしまう青年もでてくるだろう
第一次世界大戦が終った一つの原因にスペイン風邪がある。
今回は、新型コロナがさらに感染爆発するのではないだろうか?
ロシアの感染者は最悪の状態だと思うのだけど
中国はロシア支持「ウクライナ問題には複雑で特殊な歴史的経緯」〟(読売新聞)

 中国のこのような対応は、プーチン大統領が北京大会を訪れた時に話し合っていたと思う。
ロシアがウクライナを武力で侵略するのに成功すれば
次は、中国が台湾へ軍事侵攻をするだろうと思う。
(「解説 著者と訳者のこと  澤地久枝」つづき)

 三浦さんがわたしとどんな旅をしたのか、ほんのすこし『私のシベリア物語』と『ボルガ いのちの旅』に書いた。
三度目の心臓手術をひかえた1994年、NHKテレビの仕事でボルガ川を訪ねたわたしは、移動中気がつくと、みどりさんの手がわたしの背中にあてられていた。
わたしたちはポーランドのワルシャワ、トレブリンカ、アウシュビッツ、クラカウ、当時のチェコスロバキアへも行った。
 絶滅収容所といわれる人気のまったくないトレブリンカでは、細い骨がまだ点在する砂地で小さな松ぼっくりをひろい、それはいまもすぐそばにある。
それは、ひとの命のはかなさを暗黙裡に語っている。
(『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 著、三浦みどり訳 岩波現代文庫 2016年)
 三浦さんがわたしに示した最初の本は『アフガン帰還兵の証言――封印された真実』(日本経済新聞社)だった。
 強大な軍事力のソ連の侵攻に対して、アフガニスタンの人びとがやったテロによる抵抗と報復。
約十年の侵攻はソ連軍の敗退で終るが、祖国へ帰った兵士のアフガン症候群というべき重い後遺症が描かれる。
普通の市民生活にもどることができない。
ある者は帰国の飛行機がでる空港の便所で首をつる。
ある者は母親と二人住いの家に帰ったあと、台所の包丁を持ちだし、通行人を殺傷して平然と家へ戻ってゆく。
 「帰ってくる死者」は、爆発で吹きとんだ肉片を寄せ集め、亜鉛の柩に完全密封したもの。
この柩からウジが這いだし、腐臭がしたという。
  ソ連軍が敗退し、タリバン政権が政治をおこなったあと、アメリカがアフガンを攻める。
ソ連の敗退はこの出撃になんの知恵ものこさなかった。
アフガニスタンには、水路を作った中村哲医師が単身ふみとどまっているが、日本の政治は、中村医師の命がけの事業を顧慮することなく、旧ソ連と米軍の前轍からなにも学ぼうとしていない。
アレクシエーヴィチの仕事も完全無視というのが集団的自衛権を強行採決した日本政府ということになる。
2015年、彼女にノーベル文学賞がおくられた意義の大きさを、力をこめて言いたい。
 彼女は日本へ二回来ている。
最初の2000年当時、わたしは沖縄にいて、来日を知らなかった。
2003年10月、二度目の訪日のとき、わたしたちは会っている。
わが家へ来てくれた。
小柄と言いたいおとなしい感じのひとだった。
 三浦さんの通訳で話し合ったのだが、「世間はわたしたちを鋼のように強い女、憎らしい女だと思ているでしょうね」とわたしたちは笑いあった。
 東京での講演会場は代々木のカタログハウスの講堂だった。
 アレクシエーヴィチは、彼女の『チェルノブイリの祈り』の読者たち(その多くは全国のいくつもの小さな組織だった)に招かれての来日で、カタログハウスも招へいグループのひとつだった。
 彼女の仕事の反対側には「国家」がある。子どもたちがかぶせられたコートのボタン穴から目にした戦争、チェルノブイリの原発事故で死んでゆく消防夫とその妻。
戦争で犠牲になるのは男たちと考えられがちだが、戦闘にくわわり、戦後は戦争体験を完全黙秘しなければならなかった女たち。
それが彼女の対象である。
 一人ひとりの証言のむこうに、男性支配の社会があり、国がある。
(『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 著、三浦みどり訳 岩波現代文庫 2016年)

つづく…
今朝の父の一枚です(^^)v
ジョウビタキのメス。
↑オスには悪いけど
父もメスが可愛いと言っています(*^^*)

来週、循環器科の診察があり、
明日、事前に血液検査や尿検査をしますのでリハビリ散歩はお休みします。
今回、検査項目が一つ増えてその結果がどう出るかドキドキです(^^;)

日曜美術館「シスコ・パラダイス~塔本シスコの人生“絵日記”~
日曜日午後8時から再放送があります。
MC・小野正嗣も大興奮!! シスコ・ワンダーランド

再放送がいつかあると思うけど…
病院ラジオ「産婦人科病院編」(見逃し配信:3月2日まで