2022年2月13日日曜日

今にも降り出しそうだったけど…

出かける前に天気予報を確認すると
途中で雨が降る予報になっていました。
予報通り、帰りには雨が降ってきましたが、歩いている間は大丈夫でした(^^)v
昨日は蕾が今にも開きそうだった枝垂れ梅が、咲いていました♪
河津さくらも一輪咲いていました♪
今朝は、短いマクロレンズなので…(^^;)
Shiori ItoさんのTwitterに

5年間近くNHK社内で私の経験をドキュメンタリーにしたいと奮闘した同世代2名のディレクター。
朝の枠だけどやっと形にできそうです!と報告を受けた時の彼女たちの表情は忘れることはできません。
お疲れ様です。


NHK総合の中でも良心的な番組を作り続けている。
目撃!にっぽん「声をあげて、そして」(見逃し配信:2月20日まで
明日はバレンタインデーですが、半年に一度の眼底検査があるので散歩に行けません。
チョコレートは、甘くて美味しくて私も好きです。
その原料となるカカオについて
チョコレートの世界史』より一部転記します( ..)φ
1章 カカオ・ロードの拡大
 1 カカオ〝豆源郷〟
 カカオ揺籃の地


 カカオ豆のクリオロ種の原産地は、中米のメソアメリカと呼ばれる地域である(現在のメキシコ南部、グアテマラ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス西部、ニカラグアの一部)。
カカオ関連の出土品や記録が出てくる、いわばカカオ文化の発祥の地である。
メソアメリカの歴史を簡潔に振り返っておこう。
(『チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石』武田尚子 中公新書 2010年)
 メキシコ湾岸のタバスコ地方では、紀元前11世紀ごろにオルメカ文明が形成された。
その影響を引き継いで、メキシコ湾と太平洋にはさまれたソコヌスコ周辺では、紀元前2世紀~紀元後2世紀ごろに、イサパ文明が成立した。
オルメカ文明、イサパ文明が成立していた地域は、クリオロ種の原産地に該当し、遺跡から紀元前の炭化したカカオ豆が出土している。
「カカオ」という言葉も、オルメカ文明、イサパ文明の担い手であったミケ・ソヘ語族がこの豆を「カカウ」と呼んだことが語源といわれている(八杉佳穂『チョコレートの文化誌』世界思想社 2004年)。
 ユカタン半島では、4~9世紀にかけてマヤの都市国家が栄えた。
壮大な神殿が建造され、二十進法による数の表記、太陽暦、絵文字など、独自の文明を発達させた。
マヤ文明の遺跡の出土品のなかには、5世紀ごろの把手(とって)つき土器の側面にカカウという発音の文字が記され( kakawa 。マヤ語は音節最後の母音は読まない)、内部にカカオの残滓(ざんし)が確認されたものもある。
マヤ人も褐色の豆を「カカウ」と呼ぶようになっていた(図表1-1<省略、以下同じ>)。
 4~7世紀のメキシコ高原ではテオティワカン文化が栄えたが、その影響が及んだ地域では、土器にカカオ豆を描いたものや、カカオポッドとおぼしき実をつけたものが出土している(図表1-2)。
 メキシコ高原では、12世紀のなかごろにアステカ族が進出し、14世紀にはテノチティトラン(現在のメキシコシティ)を首都として、アステカ王国を建国した。
巨大な神殿、太陽暦、絵文字を発達させ、活発な商取引が行われた。
15世紀後半にはグアテマラ近辺にまで勢力範囲を拡大し、各地から特産物を貢納させた。
そのような貢納品のなかにカカオも含まれていた(図表1-3)。
 1521年、アステカ王国はスペイン人コルテスの軍に征服され、滅亡した。
スペイン人は、マヤ文明圏だったユカタン半島も支配下におさめた。
メソアメリカはスペイン植民地になり、先住民のインディオは高い貢租を徴発されたばかりでなく、労働力として使役され、苛酷(かこく)な環境のおかれた。
外部からもたらされた疫病が流行し、インディオ人口は激減した。
宣教に入ったスペイン人修道士によって、インディオ虐待が批判され、白人が経営するプランテーションには、アフリカから黒人奴隷を労働力として移入するしくみが形成されていった。
 カカオの神秘的パワー
 
 15世紀までのカカオをめぐる登場人物はマヤ人、アステカ人である。
マヤ社会、アステカ社会において、カカオは神秘的なパワーの象徴として珍重された。
カカオ豆によって、力が増すと期待された領域は、おもに三つある。
宗教、経済、身体である。
 宗教面では、カカオは神々への供物として捧(ささ)げられた。
経済面では、カカオは貨幣として用いられた。
身体面では、カカオの栄養効果によって、健康増進がめざされた。
カカオは社会のなかのさまざまな循環を刺激し、社会を活性化させることが期待されたエネルギー源の一つだった。
 宗教、経済、身体面の増強に、カカオは具体的にどのように関(かか)わっていたのだろうか。
諸々(もろもそ)の宗教的儀式、たとえば農作物の種蒔(たねま)きや、豊穣(ほうじょう)祈願の折に、人々は供物としてカカオを捧げ、神に手厚い加護を祈った。
収穫の祭りでは、カカオの神に感謝を捧げた。
ユカタン半島のマヤ人の間では、カカオの神は商業を司(つかさど)る神でもあった。
誕生、成人、結婚、死などの通過儀礼の際にも、カカオが登場した。
女の子が生まれると、生後12日めにカカオや鳥を奉納した。
結納や結婚式の引き出物にカカオが使われることもあった。
アステカでは死者の旅立ちに、カカオやトウモロコシを捧げた。
カカオは、この世の人々の思いを神々へ橋渡しする霊力を持った存在として、宗教的な媒介の機能を期待された。
(『チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石』武田尚子 中公新書 2010年)
今朝の父の一枚です(^^)v
カワラヒワが群れて地上で朝ご飯を探していたそうです。

 カワラヒワは異常なほどヒマワリが好き

(前略)

 カワラヒワは種子をくわえると、まずくちばしの間でくるくると水平に回しながら、皮をじょうずに取り除きます。
カワラヒワのくちばしは、縦にも横にも太くて丸っこい形です。
とはいえ先端はちゃんとまがっています。
堅い種子を割って食べるのに必要な力強さと、繊細な切断作業をこなす能力を兼ね備えた形だと思われます。
プラモデルのランナーからパーツをパチパチと切り離すには専用のニッパーを使いますが、あの使い心地に近いかもしれません。
そんなくちばしなので、カワラヒワにかまれるとわりと痛いです。
(『トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ』川上和人 マツダユカ他 西東社 2018年)