明日、朝のうちは雨が残りそうかな…？
「ジェンダー平等 を達成した国ベスト10」が発表されています。
ベスト10にはどの国がランクインしていると思いますか…？
「どうやって生計を立てているんですか？」と素朴な疑問を学生さんたちから頂きます。
基本的に取材費は持ち出し、新聞や雑誌への掲載などでは到底埋められません。
「なぜそんなぎりぎりの仕事を選んだの？」と不思議に思うかもしれません。
その答えもここに綴りました。
以前イラク人の友人から、
「あなたが沈黙してしまったら世界はどうなると思う？
その“沈黙”が集まったものこそ、今の世界の姿だ」
と投げかけられたことがあります。
“沈黙”とはつまり、無関心のことです。
メディアやジャーナリズム、というとどうしても、何かを批判したり、問題をあぶり出したりというイメージが強いかもしれません。
ただ同時に、目指したい社会の姿はどんなものなのか、投げかけ、共に考えていくきっかけを築く仕事でもあるはずです。
〝【レポート】「写真で伝える」は仕事としてどう成り立っているのか？〟
そのおかげで、権力者の発表を鵜呑みせずに状況を知ることができました。
私の学生時代には、ベトナム戦争がありアメリカ軍の発表がいかに嘘にまみれているかを知ることができました。
しかし沢田教一さんをはじめ多くのジャーナリストが亡くなっています。
日本では「自己責任」という言葉でこのように発信してくれた人々を貶めるような言葉が飛び交うことがあります。
それは権力者が真実を隠蔽するための都合のいい言葉だと思います。
（2018年8月31日に「沢田教一展」を見に行きました）
世界で起きている問題を理解しやすく解説してくれています。
その中から「子どもの兵士」のレポートが載っています。
18歳未満の兵士が推定30万人います。
彼らは、世界中で戦争を遂行しています。
前線には突撃銃を使用し、なたをふるい、あるいはロケット弾を使用する子どもたちがいるのです。
「戦闘支援」の役割で、通信員、スパイ、料理人、地雷除去、荷物運び、そして性的奴隷として使われている子どもたちもいます。
このような子どもたちが殺人、レイプに参加することは、異常ではありません。
（『人権の世界地図』Andrew Fagan著
長島隆他訳 丸善出版 令和元年）
しかし、7歳くらいの子どもも記録されています。
少年少女は、さまざまな方法で、「新兵として採用」されます。
しばしば親たちは、自分の子どもたちを貧困から逃れるために差し出します。
あるいは子どもたちは、敵対する党派から自分自身および家族を守るという希望で戦うことを志願するかもしれません。
しかし、多くの場合、子どもたちは、軍隊が村や集落を通過する際に、容易にさらわれてしまうのです。
リベリアの元大統領のチャールズ・テーラーは、数ある残虐行為の中でも、子ども兵士を新兵として採用したことに対して、ハーグの国際人権法廷で裁判にかけられました。
その議定書は、18歳未満の兵士の強制的な徴募を禁止し、敵対行為に巻き込むことを禁止しています。
アメリカ合衆国と英国の軍隊は、17歳から新兵を採用します。
しかし、議定書に署名して以来、18歳未満の新兵が紛争圏に送られるのを防止する措置をとってきました。
2009年に、リフレマン・ウィリアム・アルドリッジは、18歳の誕生日の三日後、英国軍によってアフガニスタンに配備され、45日後に殺されました。
（…略…）
（『人権の世界地図』Andrew Fagan著
長島隆他訳 丸善出版 令和元年）
男子中学生も鉄血勤皇隊として日本軍とともに行動し多くの犠牲者が出ています。
NHK戦争証言アーカイブス
「死んでいく同級生たち」（ひめゆり学徒隊）
「戦場の少年兵たち～沖縄・鉄血勤皇隊～」
「カマキリのたまご」（小学校3年 動画）
園児たちが花摘みをしているのに出会ったことがあります(*´▽｀*)
（2016年11月24日の記事）
ジョウビタキ♂に出会って追っかけをしていました(*´▽｀*)
