今日は、父の歯科受診。
グラグラしてい歯を抜歯。
明日は、抜歯した跡を洗浄してもらいます。
帰宅後、私の眼科受診。
そして水曜日は、インフルエンザワクチン接種なので3日間もお休みすることになる。
待っている間、読んでいたのが雑誌「世界 2022年11月号」。
気が散りやすいのですが、待ち時間だと気が散ることなく読める(^^;リレーコラム 沖縄(シマ)という窓
米軍基地と女と子ども
――平田正代さんの足跡を残す 山城紀子
平田正代さん(82)が4月に亡くなっていたことが報じられた。
宜野湾市にあった国際福祉相談所の所長などを務め、国際福祉ケースワーカーとして、米軍基地の集中する沖縄で主に米国人との結婚や離婚、子どもの戸籍、養育問題などを抱える女性に関わってきた。
…中略…
無国籍児の問題は、日本の国籍法が父系優先血統主義であったことから生じた。
父親が日本人なら子も日本国籍を取得できるが、母親が我が子に国籍を与えられなかった。
一方、アメリカの国籍法はアメリカ合衆国に10年間の居住経験があることや、その半分の5年間は14歳以後の居住であることなどを条件とする出生地主義のため、条件を満たしていない場合は父親からも国籍が得られず、生まれた子どもは無国籍となる。
問題が明るみに出たのは1977年3月、国会で社会との土井たか子さんが国籍における女性差別について質問したことに発していた。
…後略…
(『世界 2022年11月号』岩波書店)