予報通りの大雨…
「近畿 引き続き土砂災害警戒 浸水や川の増水に十分注意」(関西NHK)
朝一番に妹を病院(かかりつけ医)へ送りました。
ワクチン接種1回目です。
接種が終わったあと、妹を家へ送りました。
いつもTwitterを見て思わず「いいね」をクリックしてしまう
デーブ・スペクターさんのつぶやき
【速報】
あまりに緊急事態を乱発したたため、宣言への集団免疫が先にできてしまった見込み
散歩を諦めて読んでいたのが…
半藤一利さんの 『戦争というもの』デーブ・スペクターさんのつぶやき
【速報】
あまりに緊急事態を乱発したたため、宣言への集団免疫が先にできてしまった見込み
散歩を諦めて読んでいたのが…
PHP研究所のサイトには半藤末利子さんと
この本を担当したお孫さんの北村淳子さんの対談を見ることができます。
その中でも話題になっていた半藤さんの最後の言葉を「解説」より一部転記しますφ(..)
「解 説」(半藤末利子)より
(前略)
その後、戦争も終わり、平和が訪れた頃、兄はある学友を家に招きました。
それが、後に私の夫となる半藤一利でした。
夫が亡くなったのは、令和三年(2021)の一月。
彼は自分の死期を悟っていたのかもしれません。
具合が悪くなるにつれて、
「あなたをおいて先に逝(い)くことを許して下さい」
と私に頻(しき)りに詫(わ)びるのでした。
そして、亡くなる日の真夜中、明け方頃だったかもしれません。
「起きてる?」
と、夫の方から声をかけてきました。
私が飛び起きて、夫のベッドの脇にしゃがみ込むと、彼はこう続けました。
「日本人って皆が悪いと思ってるだろ?」
「うん、私も悪い奴だと思ってるわ」
私がそう答えると、
「日本人はそんなに悪くないんだよ」
と言いました。そして、
「墨子(ぼくし)を読みなさい。二千五百年前の中国の思想家だけど、あの時代に戦争をしてはいけない、と言ってるんだよ。偉いだろう」
それが、戦争の恐ろしさを語り続けた彼の、最後の言葉となりました。
天災と違って、戦争は人間の叡智(えいち)で防げるものです。
戦争は悪であると、私は心から憎んでいます。
あの恐ろしい体験をする者も、それを目撃する者も、二度と、決して生みだしてはならない。
それが私たち戦争体験者の願いなのです。
(『戦争というもの』半藤一利 PHP研究所 2021年)