録画して翌日に視聴している
Eテレ2355で「祝日移動のお知らせ」を再びしていました。
朝一番に循環器内科の受診。
先週、事前に受けた検査の結果を聞き、
来週のワクチン接種の予診票に主治医のコメントとサインを書いていただきました。
発熱をした場合、解熱剤を服用するタイミングを聞くと
私の場合、38度を超えると心臓に負担がかかるので飲むようにと指示されました。
「(コロナワクチン 広がる接種:上)前日~直後、気をつけることは」(朝日新聞)
『墨子よみがえる 〝非戦〟への奮闘努力のために』
前から読みたいと思っていたのですが、品切れになっていました。
重版されて特別附録がつきました。
特別附録 中村哲さんに聞く
本書で「現代日本の墨子」とたたえられた中村哲さん。
アフガニスタンで長年にわたり、医療活動にととまらず人道支援と復興に携わってきましたが、2019年暮れ、ナンガルハル州ジャララバードを車で移動中に銃撃に遭い亡くなりました。
以下は2012年初夏、上京中の中村さんと念願の対面を果たした著者との最初で最後の対話です。
(対談の最後に)
中村 今日は楽しかったです。
若い人や理論家の方と話していると、「先生はなぜ頑張れるのですか、原動力は何でしょう」という話ばかりで、結局、男は度胸、女は愛嬌でしょうというのを上手に言い換えるのはどうしたらいいかと(笑)。
半藤 つまり、これが男の生きる道、です。
中村 浪花節(なにわぶし)みたいですね(笑)。
八十歳以上の方になると「頑張るねえ、しっかりやって下さい」、それだけで、理屈は問わない。
日本人の心性が変わってきているのかなあと感じます。
気障(きざ)なことを言えば、「情は人のためにならず」です。
そしてあえて「女も度胸、男も愛嬌」でいきたいですね(笑)
(2012年6月8日、東京にて)
( 『墨子よみがえる 〝非戦〟への奮闘努力のために』半藤一利 平凡社 2021年)