2021年7月26日月曜日

連休があけて…

雲が多かったので少しはと…
でも、暑かったです(^^;

きょうも猛暑に 水分補給や冷房で熱中症に警戒を」(NHK)
歩いている途中で父から電話。
いつも休憩しているベンチに焦げた跡があると…

この上で火を燃やしたとしか思えません。
公園は火気厳禁につき、花火・焚き火などは禁止です。(BBQ場でのBBQ利用はその限りではない)

マナーが悪い利用客がいるのですが、これほどひどいのは初めて見る…
 サヘルローズさんのTwitterに

自分さえ良ければいい。

という考えには、

未来なんてない存在してない。

いま、多くの人々は

『生活』するためではなく
『生存』するために、

懸命に生きている。


「生活」ではなく「生存」という言葉にサヘルローズさんの体験が重なっていると思います。
 寺脇研さんのTwitterに

オリンピック会場の余った弁当が大量に廃棄されているという中で、この現実…

生活困窮者「東京五輪は遠い世界」 食料支援に長い列 東京・豊島<ルポ コロナ禍のオリンピック>〟(東京新聞 7月25日)
昭和6年(1931)7月26日 〔忌〕北村兼子(きたむらかねこ<29、ジャーナリスト>)
(『日本史「今日は何の日」事典』吉川弘文館編集部 2021年)

去年、北村兼子を知って調べたいと思ったのですが…

北村兼子氏関係資料の寄託について」(関西大学 年史編纂室)

1945年(昭和20)7月26日
76年前 太平洋戦争末期の「模擬原爆」 大阪で犠牲者追悼式〟(関西NHK)
模擬原爆が投下されたのは大阪だけではありません。
原爆の模擬爆弾の投下」(広島平和記念資料館)

2016年7月26日の事件には、複雑な思いがします。
遺族が犠牲者を匿名にしなければならないこの国。

相模原 障害者殺害事件から5年 慰霊碑で献花受け付け」(NHK)

19のいのち」(NHK)
(「燈 籠」)

 申すも恥かしいことでございます。
水野さんは、私より五つも年下の商業学校の生徒なのです。
けれども、おゆるし下さい。
私には、ほかに仕様がなかつたのです。
水野さんとは、ことしの春、私が左の眼をわづらつて、ちかくの眼医者へ通つて、その病院の待合室で、知り合ひなつたのでございます。
私は、ひとめで人を好きになつてしまふたちの女でございます。
(『太宰治全集第二巻』太宰治 筑摩書房 昭和50年)
やはり私と同じやうに左の眼を白い眼帯(がんたい)をかけ、不快げに眉をひそめて小さい辞書のペエジをあちこち繰つてしらべて居られる御様子は、たいへんお可哀さうに見えました。
私もまた、眼帯のために、うつうつ気が鬱して、待合室の窓からそとの椎の若葉を眺めてみても、椎の若葉がひどい陽炎(かげろふ)に包まれてめらめら青く燃えあがつてゐるやうに見え、外界のものがすべて、遠いお伽噺の国の中に在るやうに思はれ、水野さんのお顔が、あんなにこの世のものならず美しく貴く感じられのも、きつと、あの、私の眼帯の魔法が手伝つてゐたと存じます。
  水野さんは、みなし児なのです。
誰も、しんみになつてあげる人がないのです。
もとは、仲々の薬種問屋で、お母さんは水野さんが赤ん坊のころになくなられ、またお父さんも水野さんが十二のときにおなくなりになられて、それから、うちがいけなくなつて、兄さん二人、姉さん一人、みんなちりぢりに遠い親戚に引きとられ、末子の水野さんは、お店の番頭さんに養はれることになつて、いまは、商業学校に通はせてもらつてゐるものの、それでもずゐぶん気づまりな、わびしい一日一日を送つて居られるらしく、私と一緒に散歩などしてゐるときだけが、たのしいのだ、とご自分でもしみじみさうおつしやつてゐたことがございます。
身のまはりに就いても、いろいろとご不自由のことがあるらしく、ことしの夏、お友達と海へ泳ぎに行く約束をしちやつたとおつしやつて、それでも、ちつとも楽しさうな様子が見えず、かへつて打ちしをれて居られて、その夜、私は盗みをいたしました。
男の海水着を一枚盗みました。
 町内では、一ばん手広く商つてゐる大丸の店へすつとはひつていつて、女の簡単服をあれこれえらんでゐるふりをして、うしろの黒い海水着をそつと手繰り寄せ、わきの下にぴつたりかかへこみ、静かに店を出たのですが、二三間あるいて、うしろから、もし、もし、と声をかけられ、わあつと、大声発したいほどの恐怖にかられて気違ひのやうに走りました。
どろぼう! といふ太いわめき声を背後(うしろ)に聞いて、がんと肩を打たれてよろめいて、ふつと振りむいたら、ぴしやんと頬を殴られました。
(『太宰治全集第二巻』太宰治 筑摩書房 昭和50年)
今朝の父の一枚です(^_^)v

母はヒマワリの花が好きでした。
映画「ひまわり」が好きで何度も観ていました。