2019年10月27日日曜日

曇り空だったけど

今朝も曇り空でしたが風が吹いていなかったので
ヒイラギモクセイの香りが漂っていました(*´▽`*)
それにしても台風の後片付けが終わったと思ったら
再び浸水被害だなんてたまらないだろうな…
台風で浸水の幼稚園 大雨で再び浸水し休園 福島 いわき」(NHK)
これから毒キノコの中毒がニュースになることがあります。
毒キノコによる食中毒にご注意ください」(食品安全委員会)

昭和54(1979)年に出版された本で資料としては古いのですが
『生活の悪役たち』(毎日新聞社出版)より
毒キノコ――言い伝えによる鑑定法は信頼できぬ」を転記しますφ(..)
なお、キノコを参照できるサイトにリンクを貼っていますが
他にも参考になるサイトがあります。
信用度は様々なのでご注意ください!
毒キノコ――言い伝えによる鑑定法は信頼できぬ
 1978年(昭和53年)9月末、長野県でキノコ料理を食べた主婦二人が死亡する事故があった。
食べたキノコの中に毒キノコが混じっていた疑いが強いという。
毒キノコによる中毒患者は、毎年百数十人から多い年で、四、五百人にもなり、死者も毎年のように出ている。
近いところでは1950年(昭和25年)に19人も死んでいる。
フグ中毒にまさるとも劣らない強い毒性があるのだから、軽視してはいけない。
猛毒のキノコには、一本食べただけでも死んでしまうほどのものがあるが、かといって怖がってばかりいたのではキノコ狩りの楽しさや、新鮮なキノコの味覚を味わうことができない。
「縦割れするキノコは毒でないから食べても大丈夫」「銀のスプーンが、黒くなるのは毒キノコ」「ナスと煮れば毒が消える」などの言い伝えは、必ずしも信用できない。
やはり正しい判断のもとに選別しなくてはならないだろう。
 植物分類学的にいうと、キノコは隠花植物の中の菌類に属する。
湿気の多い日本の気候風土は、キノコの成育に適しており、確認されているだけでも一千種類ぐらいの種類がある。
数千種類あるという学説もあるぐらいだが、研究者によって見解は分かれているという。
この中で毒キノコは30種類ぐらいで、意外に少ない。
だから図鑑などで毒キノコの色や形などをしっかり頭にたたき込んでおけば、安心という人もいる。
とはいっても、よほどのベテランでも食用キノコと間違えて食べてしまうのが毒キノコ。
よくよく気をつける必要があるだろう。
(『生活の悪役たち』編者・発行:毎日新聞社 昭和54年)
 キノコの毒成分は①脳神経を侵し、幻覚を起こさせたり、神経をマヒさせるもの②消化器系統を侵し、腹痛や下痢を起こさせるもの――に二分される。
両方の性質の毒を持ったキノコもある。
テングダケベニテングダケの中に含まれるムスカリンという毒は、その毒自体が0.5グラム人間の体内に入っただけでも死んでしまうほど威力があるという。
このように強い毒性のものもあるが、一過性で、誤食してもすぐに快方に向かうような毒もある。
命が危うくなるような猛毒キノコは、そう種類が多いわけではない。
 毒キノコの中でも、ベニテングダケのようにカサの部分がまっ赤で、見るからに毒々しいものは、間違えて食べることは少ないからそれほど問題にはならない。
余談だが、このベニテングダケをタルに入れ、( ××× )にして食べる地方もあるという。
シベリアなどでは( × )に漬けておき、食べて幻覚を楽しむというが、マリファナのような幻覚作用があるのだろうか。
いずれにしても、こんなことはまねはしないでほしい。

(注)真似をする人がいたら大変なので「( ××× )」などと伏字にしています(^_-)-☆
 誤食されやすものの筆頭にツキヨタケがある。
主にブナの枯れ木に重なって生えているので、ヒラタケやムキタケと似ているために間違われる。
表面は淡いかっ色や、紫色がかったかっ色。
カサの大きさは10センチから20センチぐらい。
肉は白く、暗いところに置くと白く光るためこの名前が付いた。
なにしろ「今昔物語」にも出ているほど、昔から毒キノコとしては有名だった。
ランプテロールという毒のため、下痢、腹痛を起こす。
死亡することはあまりないという。
 テングダケに含まれているイボテン酸という毒成分は、ハエがなめると死ぬという。
このため、テングダケをハエトリダケという地方もある。
ハエばかりでなく、食べれば人間の命も危ないほどの毒だ。
カサの大きさは5センチぐらいだが、中には15センチにも達するものがある。
灰かっ色をしていて、クキの上部にはツバがある。
また、テングダケの仲間のタマゴテングダケは、色が淡黄色、または緑色で無味無臭のため、誤食されやすく時たま死者が出る。
 イッポンシメジによる中毒も多い。
これや、クサウラベニタケは、外観がシメジに似ており、雑木林などに生えていることが多いので、食用キノコと間違えられやすい。
初心者には判断が難しい。
ただ、イッポンシメジの胞子はピンク色をしているので、白い紙の上に胞子を落として鑑定すれば、区別がつくという。
シメジに似たキノコを採ったら、よく裏側を見て、少しでもピンク色っぽかったら食べない方がよい。
 ドクツルタケも雑木林に生えている白いキノコ。
カサの直径は6-15センチぐらい。
表面はなめらかで、根元が袋状になっている。
このように根元にツボのあるキノコは、毒キノコが多いから、一つのめやすになる。
 ヤブシメジは、竹ヤブの中に生えているカサのまん中がへこんだうまそうなキノコだが、食べて数日たつと手足の先がヤケドをしたように激しく痛む。
このため、ヤケドタケの別名がある。
 このほか、クリタケに近い種類のニガクリタケ、クロハツによく似ているニセイロハツ、ドクスギタケオオワライタケなどの毒キノコがある。
 毒キノコの鑑定法は、昔から多くの言い伝えがあるが、どれもが不確実。
あまり信用できない。
例えば、クキがたてに裂けるものは無毒というが、ニガクリタケ、ドクスギタケ、タマゴテングタケなどの毒キノコもたてに裂ける。
「悪臭のあるものは有毒」ともいえない。
タマゴテングタケ、ドクツルタケなどには悪臭がない。
食用のキヌガサタケ(中華料理に使われる)は悪臭があるが、毒ではない。
ただし、毒キノコには悪臭があるものが多いのは事実だし、毒キノコでなくても、腐りかけて悪臭を放つキノコは、中毒の危険性がある。
 色が毒々しいベニテングタケ、ドクベニタケなどは有毒だが、食用となるニシキダケやタマゴタケ(タマゴテングタケとは違う)も鮮明な色調。
色の毒々しさといったものでは区別がつきにくい。
地味な色のツキヨタケのような毒キノコもあるのだから――。
 クキにツバがあるものも、テングタケなど毒キノコに多いが、これとてきめ手にならない。
ナラタケ、ハラタケなどにもクキにツバはあるが、無毒。
イッポンシメジ、ドクスギタケのように、ツバがなくても有毒なものがある。
このほか、外国ではキノコを煮る時、銀サジを入れ、黒く色が変われば毒キノコと判定するそうだが、有毒キノコでも反応しないものがある。
これは、腐敗による硫化水素の発生が、銀と化合して硫化銀になる現象で、腐ったキノコの判定法といってよいだろう。
また、口に入れて苦味や辛味で判断する人もいるが、当てにはならない。
シロウトの判断に従って食べるのは避けた方がいい。
その点、地元に永年住んでいる老人は、経験が深いので、食べられるかどうか聞いてみるのも手だ。
やはり、図鑑と首っぴきで調べるか、少しでも自信がないものは、さわらぬ方がいいだろう。
食べてしまったら――すぐ胃の洗じょうを
 もし、不幸にして毒キノコを食べてしまったら、急いで胃洗じょうをしてもらうことだ。
腐敗しているキノコの食中毒も、かなりひどい症状なので気をつけよう。
食品衛生学の川田公平博士(元明治薬科大教授)は「毒キノコの毒は、調理しても消えないものがあるから、よほど注意してかかる必要がある。例えば、サルノコシカケは制ガン作用があるとして注目されているが、その中で漢方薬として使われているエブリコというキノコにも有毒な成分があるという意見がある。念には念を入れて――」と忠告している。
(『生活の悪役たち』編者・発行:毎日新聞社 昭和54年)
なお、毒キノコについて次のサイトが参考になると思います。
自然毒のリスクプロファイル」(厚生労働省)

毒きのこ」(きのこ図鑑)
昨日の新聞の番組表。
Twitterに立読みの呟きがあったので確かめました(^_-)-☆

グ・ジウォン選手の
自分のことでもし両国に応援してくれて、お互い好きな人が増えればすごいうれしいと思います
という思いを大切にしたいです。
 「チーム唯一の韓国出身日本代表 グ・ジウォンのワールドカップ」(NHK)

プロフェッショナル 仕事の流儀「吉永小百合スペシャル」
ゆっくり見たいから録画をしていました。
番組の中で吉永さんがご自分の出番でない時に
椅子をすすめられても立って撮影の様子をご覧になっている姿を見ていて
高倉健さんも立っておられたことを思い出しました。
 「あなたは、本当の吉永小百合を、知る。 プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK_PR)

昼から図書室で資料集めに出かけましたが、途中で携帯を開けると
SIMカードにエラー発生したとメッセージが出ました。
電源を切って、再起動させたのですが、メールやインターネットが繋がらない…
そのまま携帯を購入した販売店に直行…
店員さんがICカードを抜き差ししてくれて繋がるようになりました。
初めてのエラーですが、頻発するようだとカード交換の必要があるみたい。
好きなアニメ
日本初の長編アニメ「白蛇伝」の制作資料みつかる 京都〟(NHK)
見たいなぁ…