2018年5月17日木曜日
蒸し暑さに…
今朝は曇り空でしたが、まるで梅雨時の蒸し暑さでした(゜o゜;)
〝「日本は暑い!」 外国人に熱中症注意呼びかけ〟
エジプトの方も日本の暑さに体調を崩したことがあるそうです。
十薬(じふやく)の匂ひにおのれひき据(す)ゑる 橋本多佳子
(『日本の詩歌30 俳句集』中央公論社 1979年)
かけ香(がう)や啞(おし)の娘のひとゝなり 与謝蕪村
啞の娘が部屋の柱に掛香などつるして、ひっそりと夏を過ごしている、との句意。
年ごろの娘が不具であることはあわれであるが、
身だしなみもよく、細かく気を配っているところに、上品でやさしい容貌まで想像されよう。
「腰ぬけの妻うつくしき炬燵(こたつ)かな」という句もあり、
尋常でない者のうちにひそむ肉体的・精神的な美しさを発見する作者の感性は非凡である。
この句では「ひとゝなり」の語が意を尽くし得て妙である。
季語は「かけ香」(夏)。
かけ香―掛香。悪臭を防ぐため、調合した香を絹袋に入れ、紐をつけて首にかけ懐中する。
匂袋(においぶくろ)ともいう。
部屋の柱などに掛けておくこともある。
ひとゝなり―人柄や性質の意。
*安永二(1773)年の作。
「かけ香や幕湯(まくゆ)の君に風さはる」(蕪村遺草)という句もある。
幕湯は行水などのとき、幕を張って人目をさえぎること。
「君」は貴人の女性であろう。
この場合の掛香も幕につるしてあるもの。
(『近世俳句俳文集 日本古典文学全集42』
栗山理一他校注・訳 小学館 昭和47年)
テイカカズラもそろそろ終わりのようです。
様(さま)とわしとは焼野(やけの)の葛(かづら) 蔓(つる)は切れても根は切れぬ
「焼野の葛」は、今まで逢引きの場所などに使われた草深い野辺も、焼かれて身を隠す所がないの意。
カヅラ(蔓草 つるくさ)には、『隆達』
「定家葛(かづら)に這(は)い纏(まと)はれて離れ難(がた)なの今朝の別れは」
のように男女間のこまやかな愛情を暗示。
『田峰盆踊』上句「様とわたしは」。
愛媛県伊予市大平機織唄「あしとお前は焼(やけ)山かずら 蔓は焼けても根は残る」
(『俚遺』福岡県八女郡機織唄も小異)。
以上四首は女の側の機織唄か。
(『山家鳥虫歌 近世諸国民謡集』)
普段はカメラを向けるまもなく藪の中に隠れる野良猫ちゃん
今朝は、蒸し暑さでこちらに構っていられないという顔つきです(*´∀`*)
(御息所)あやしう、我(われ)にもあらぬ御心地(こゝち)を、思(おぼ)し続(つゞ)くるに、
御衣(ぞ)なども、たゞ、芥子(けし)の香(か)に、しみかへりたり。
邪気を払う護摩には「芥子」の実を焚くのである。
(『源氏物語(一)』)
睡蓮を撮しているとカメちゃんも花見に顔を出しました(^。^)
睡蓮や地表の耳となりにけり
(『石牟礼道子全句集 泣きながら原』2015年)
普段、この池では見かけないカルガモ
子がもが泳いでいます。
合わせて五羽(^-^)
でも、この池の石垣が子がもには高いので
飛べるようになるまで出られないのではと心配です。
と言うのは、カラスが多い…
キリギリスの仲間の幼虫(ヤブキリ?)も大きくなりました。
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こんばんは~
返信削除>蒸し暑さに…
ほんとうに蒸し暑い日になりました。(^-^;
長い梅雨がはじまりそうです?
>藪の中に隠れる野良猫ちゃん
不思議の国のアリスのチェシャ猫さんみたいです。
なんだか声を掛けてくれるようなきがしました。(^-^;
小カモちゃんのように水辺で遊びたくなるような一日でした。(^^)/
カイさんこんばんは(*^O^*)/
削除もう梅雨の走りかなと思うほどの蒸し暑い日になりましたね(^_^;)
>不思議の国のアリスのチェシャ猫さんみたいです。
そう言えば似ていますよね(^▽^)
話し相手にはなってくれませんでしたが…
子がものようにスイスイ水浴びをしたくなる季節になりました(^。^)
公園でももうじき噴水で遊ぶ子どもたちが登場しそうかな(^_-)
こんにちは~=^_^=
返信削除本当に蒸し暑いですねぇ バテテしまいます。
野良猫ちゃんも暑過ぎて動くのが嫌なのかな
カルガモの赤ちゃんも可愛いですね気持ち良さそうです
この暑さ水に入りたくなりますね=^_^=
蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/
削除まだ暑さに慣れていないのでバテてしまいますよね(ーー;)
野良猫も暑さで逃げる気力がなかったようです(^_-)
カルガモの子どもたちが元気に飛び立つ日まで
祈るような気持ちです!