2018年5月29日火曜日

薄曇りの朝

今朝も薄曇りで蒸し暑い朝でした。


花南天実るかたちをして重し  長谷川かな女
(『図説俳句大歳時記 夏』角川書店 昭和39年)
花合歓がをんなに見えるビール酌む   三橋鷹女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
牽牛忌の少年
   杉山隆、宇都宮大学四階より墜落死せりといふ報入る。
   昭和四十五年七月七日、十八歳。
   限りなく口惜しく悲しい。
あぢさゐの花いろ深む葬(はふり)の日なみだ流れて君をばおもふ
(『宮柊二歌集』)
どくだみや高田馬場の下宿街
(『俳句で綴る変哲半生記』)
 親鳥による子スズメたちへの世話は巣立ち後10日ほど続きます。
その後、親鳥たちは、2回目、多い場合には3回目の繁殖に入ります。
子スズメたちはといえば、きょうだいや隣近所の子スズメたちと
一緒に群れになって過ごすようになります。
6月の終わりごろになると、子スズメだけの群れが見られます。
 群れになっていれば、何かあっても助け合えます。
特に、一番の危険は、カラスやタカや、ネコに襲われて命を落とすことです。
1羽だったら、これらの危険に対して、1羽で警戒しつつ餌を採らなければなりません。
しかし、仮に20羽で集まれば、20羽分の監視の目があります。
しかも1羽だったら、周囲全体をせわしなくきょろきょろ警戒する必要がありますが、
数が集まれば、1羽ずつが見る範囲は一方向で十分です。
群れていれば、それだけ、捕食者を見つけることができますから、
群れているほうが総合的には利益が大きいのだと思われます。
(『身近な鳥の生活図鑑』)
アオモンイトトンボ(異色型♀)
ユキノシタユキノシタ科)だと思うのですが、
赤色の斑紋が現れていないので若いのかな…?
未草(ひつじぐさ)くびのままにて水盤に花ひらきまた夜は閉ず  石本隆一
  未草=睡蓮。
(『昭和萬葉集 巻十七 日中国交回復 昭和47年』講談社 昭和55年)
メキシコマンネングサ(ベンケイソウ科)
久しぶりに会えました♪
凛凛しい顔ですがどこか幼い
エナガの子どももだいぶ大きくなったようです。
首をかしげて…
何か見つけたようですp(^-^)q
キツツキの長い舌」(動画)
とめどなく嘘を言ひ継ぐ唇のごとく華やぎ蝶の翔び来ぬ
(『栗木京子歌集』)